【YRP（横須賀リサーチパーク）への新たな工場立地】入野機工株式会社

横須賀市

2025年4月4日 15時00分

～横須賀市内川からYRP（横須賀リサーチパーク）へ移転～

神奈川県横須賀市（市長：上地克明）光の丘7-3に入野機工株式会社（本店：埼玉県川口市領家2-4-16、市内事業所：内川1-3-23　代表取締役：入野　紀子）が進出し、精密内面研削盤の製造工場を立地します。

入野機工株式会社について

同社は、精密内面研削盤および専用スピンドルの製造・販売・修理を行う日本の工作機械メーカーです。1949年より内面研削盤の分野で高い評価を得てきた旧・山田工機が経営難に直面する中、その優れた技術を絶やすことなく未来へ受け継ぐため、2020年3月に新会社として設立され、旧社が長年拠点を置いていた横須賀の地で事業を引き継いでいます。

このたび同社は、より高度なものづくりを追求し、将来に向けた技術開発の拠点として、YRP（横須賀リサーチパーク）内に新たな工場を開設する運びとなりました。

新工場での実施事業について

同社は、極めて高い加工精度を実現する内面研削盤および専用スピンドルの開発・製造を強みとし、自動車産業や航空宇宙産業をはじめとする精密部品加工分野に向け、高性能な製品を提供しています。長年の実績を持つ「YIGシリーズ」や、汎用機とNC機の特長を融合したハイブリッド型「IIGシリーズ」など、操作性と加工精度を兼ね備えた製品群を展開しています。

このたび、最先端の研究開発拠点が集積するYRP（横須賀リサーチパーク）への拠点移転に伴い、大型汎用内面研削盤およびNC内面研削盤の新機開発を推進するとともに、企業や大学との技術交流や共同研究の促進を図ります。

また、横須賀市では企業立地等促進制度の適用に向けた手続きを進めています。