NPO法人が運営する体験が不足しがちな家庭と企業をつなぐプラットフォーム「こども冒険バンク」の開発に協力

株式会社カスタメディア

2024年9月24日 09時00分

シェアリングエコノミーサイト等の構築を手がける株式会社カスタメディア（本店：大阪府大阪市、代表取締役：宮﨑耕史、以下当社）は、認定NPO法人フローレンス（本社：東京都千代田区、代表理事：赤坂緑、以下フローレンス）より委託を受け、こどもの「体験格差」を解消するためのプラットフォーム「こども冒険バンク」を開発しました。

■「こども冒険バンク」サイトはこちら

URL：https://bokenbank.florence.or.jp/

■マッチングサイト・シェアリングエコノミーサイト構築システム
「カスタメディアMASE」の詳細はこちら
URL：https://service.customedia.co.jp/lp/mase/

■プラットフォーム事業の立上げについて

お問い合わせフォームはこちら
URL：https://service.customedia.co.jp/contact/

「体験格差」とは、家庭の経済状況などによって、文化鑑賞、スポーツ、習い事、旅行などのこどもたちの「体験」の機会に差があることを指し、世帯年収300万円以下の家庭のこどもの約3人に1人が、学校外の体験活動を何もしていないという調査結果もあります（*¹）。

本サイトは、体験が不足しがちな家庭が、企業が無料で提供した体験コンテンツを自由に選び申し込みができるものです。「体験格差」解消のため、こどもの未来を応援する企業と家庭が本サイトを通じて繋がり、こどもたちの可能性を広げることができる取り組みとなっています。

また、本サイトは当社が提供するマッチングサイト・コミュニティサイト構築パッケージ「カスタメディアMASE」を活用して開発し、フローレンスが運営しています。

（*¹ 参照：https://cfc.or.jp/wp-content/uploads/2023/07/cfc_taiken_report2307.pdf）

本サイトの特徴

① 種類豊富な「冒険」

本サイトから申し込むことができる「冒険（＝体験）」は、体験提供企業・団体が無料提供したものです。サービス開始時点で17社から提供されており、約1700枠にのぼります。

業種もさまざまであるため、こどもが楽しく自由に「冒険」を選ぶことができることが特徴です。

② 「冒険」への参加は無料

本サイトへの会員登録が完了すると毎月一定の「冒険チケット」が発行され、チケットの数だけ「冒険」に無料で参加することができます。

無料で参加できるため、こどもが体験料金等を気にすることなく、本当に興味のある「冒険」を選ぶことができるようになっています。

③ 会員登録・申し込みはLINEで完結

本サイトへの会員登録、「冒険」の申し込み、新規情報の通知等は全てLINEで完結します。

普段から利用するアプリであるLINEを活用することで、継続的にサービスを利用でき、「体験格差」解消へのハードルを下げることができます。

サイト開発の経緯

フローレンスは、2017年から「こども宅食」事業などを通じ、相対的貧困の家庭への支援事業を行ってきました。実際に支援する家庭の中でこどもの体験が不足している状況を目の当たりにし、2023年夏に「#夏休み格差をなくそうプロジェクト」という家庭に体験を提供する大型キャンペーンを実施しました。その際対象枠に対し約3倍の応募があり、高いニーズを感じたため、2023年10月にこどもの体験格差解消を目的としたプラットフォームの開発を決めました。

当社のマッチングサイト・コミュニティサイト構築パッケージ「カスタメディアMASE」で短期間でのサイト構築を行い、開発決定から約9ヶ月後の2024年夏に「こども冒険バンク」をスタートしました。

「こども冒険バンク」を通じ、すべてのこどもたちが豊かな人生を歩める社会の実現を目指します。