2024年の学びのトレンド!Schoo人気授業ランキング
〜高まるコミュニケーション力の重要性、ミドル・シニアの学習意欲は今年も伸長〜
インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革を行う株式会社Schoo(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:森 健志郎、以下「スクー」)は、社会人向けオンライン学習サービス「Schoo」の受講データの調査分析結果をもとに「Schoo人気授業ランキング 2024 〜個人・法人のリスキリングの変化と傾向〜」を発表します。
◼︎調査サマリー 〜2024年はコミュニケーション課題が浮き彫りに〜
少子高齢化が進む日本において、人手不足は直面する社会課題の一つです。2024年8月に公表された内閣府の「経済財政白書2024」内、「人手不足による成長制約を乗り越えるための課題」の中では、リスキリングが人手不足解決の一手となることが期待されています。
企業は人材への投資を加速させることで労働生産性の向上を図り、個人は雇用の流動化が進む中、キャリアを自律的に切り拓くための学びが増えています。
Schooの累計登録会員数も約100万人(2023年12月時点)から約120万人(2024年12月時点)へと増えており、個人、法人ともに社会人の学習ニーズは高まり続けています。
2024年のSchooユーザーのカテゴリ別学習傾向は、昨年人気だった「PCスキル」の授業に代わり、「コミュニケーション」をテーマとする授業が人気上位を占めました。授業別に見ると、2024年に人気があった授業の第1位は、個人ユーザー、法人ユーザー(*1)ともに「相手にスッと伝わる やわらかロジカルシンキング」(授業URL:https://schoo.jp/course/8104)でした。
働き方が変化し続ける中、新しい職業に就いたり、今の職業で必要とされたりするスキルに適応するために、改めて必要なビジネススキルとして「コミュニケーション力」に注目が集まったと考えられます。
◼︎進むミドルシニアのリスキリング
年代別で見ると、2024年は「コミュニケーション」をテーマとする授業のニーズが全年代で多かった他、「仕事術」を学習テーマとする授業も昨年に引き続き人気でした。あらゆる領域で「時短」「タイパ」が叫ばれている昨今の社会トレンドの影響を受け、より業務を短時間で効率的に進めたいという意識を読み取ることができます。
また、年代別に大きく特徴があったのが、20代の若手層と50〜60代のミドルシニア層です。
20代は「コミュニケーション術」が上位に目立ちます。今の20代はコロナ禍でオンライン中心の大学生活を過ごした世代です。社会人になってオフラインでのコミュニケーションに課題や悩みを感じた結果、「コミュニケーション術」の人気が特に高まったと考えられます。
60代では「DX」のカテゴリが上位に複数ランクインしました。ChatGPTをはじめとする生成AIの台頭を受け、新たに学び始める人も多かったようです。AI初学者の方でも基礎から学べる授業への人気が集中しました。
Schoo総受講時間を見ても、全体の大きな割合を占めたのは40代ですが50代・60代のミドルシニアのユーザーによる受講時間は昨対比が約105%、さらにコロナ以前の2019年対比では約450%と伸長しています。全体の視聴時間の2019年対比約285%と比較しても大幅に伸びています。
人生100年時代と言われるはたらく時期の長期化を受け、ミドルシニアのリスキリングは増加傾向にあり、特にデジタルスキルへの関心が高まっています。
◼︎2024年の人気授業ランキングから読み解く今年の傾向
コミュニケーションに関する授業に加え、個人では昨年に引き続きDX関連の授業の人気が高い結果となった2024年のランキング。その中身をさらにひも解くと、昨年に人気上位だったChatGPT初学社向けの授業から「ChatGPTで仕事・趣味をブーストする方法」や「GPTsを使えるようになろう」といった授業が上位にランクインすることなどから、ChatGPTに「触れる」から「使い倒す」へと変化し、バズワードとしてのDXから、より身近な業務に活用するためのものになったことが伺えます。
<人気授業ランキング キャンペーン>
Schooでは、新年に向けた新たな学びの第一歩を後押しするため、「2024年人気授業 無料公開キャンペーン」を実施します。人気授業TOP10にランクインしている全16授業が対象となります。是非、この機会にSchooでの学びを始めてみてはいかがでしょうか。
・対象授業
2024年 人気授業ランキングの上位10位までにランクインした授業
(個人向け・法人向け含む)
・期間
2024年12月19日(木)12時00分〜 2025年1月31日(金)12時00分
・キャンペーン詳細URL
https://schoo.jp/news/2024/2024-12-19-12-00-00?ref=pr
・その他
Schoo利用には無料会員登録が必要となります。
◼︎2025年は何を学ぶ?学びのトレンド予測
リモートワークからオフィス回帰をする企業が増えるなど、働き方が再び変わりゆく中、2025年は、団塊世代の後期高齢者入りによるビジネスケアラーの更なる増加や、政府が掲げる男性の育児休業取得率50%を目指す年であり、これまで以上に“働き方”に注目が集まることが予想されます。
より複雑かつ多様になる働き方において、ワークライフバランスを整えるためにも、これまでのデジタル人材育成のための取り組みと併せて、効率化や隙間時間を有効活用するための「仕事術」をはじめとする、業務効率化のための学びのニーズがさらに高まることが考えられます。
DXについては日常業務への浸透が進む一方、「使いこなす」ためのスキルレベルの個人差は大きく、一人ひとりの学びのステージに合った学習プロセスの整備の重要性が高まってくると思われます。当社が提供する「DXスキル診断」においても、2023年12月の提供開始から累計6万件の回答をいただいており、DXに関する知識の自身の現在地を知り、個々に合った最適な学びに取り組む方が増えています。
スクーでは今後も社会人のリスキリングを支援し、時代の変化に合わせた学びの提供も強化してまいります。
<調査結果詳細>
「Schoo」一般ユーザー(無料会員、プレミアム会員)と「Schoo for Business」法人ユーザーの2019年〜2024年11月15日までの受講状況をもとに、「社会人学習の変化」と「2024年のSchoo人気授業」について調査。
※調査対象期間:2019年1月1日〜2024年11月15日
※調査対象累計会員数:2021年約70万人、2022年は約80万人、2023年は約100万人、2024年は約120万人(2021年、2022年は12月末、2023年、2024年は11月30日時点)
◼︎株式会社Schooについて
「世の中から卒業をなくす」をミッションに、インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革を進めている。大人たちがずっと学び続けるオンライン生放送学習コミュニティ「Schoo for Personal」は2012年のサービス開始後、「未来に向けて、社会人が今学んでおくべきこと」をコンセプトとした生放送授業を毎日無料提供。過去の放送は録画授業として約8,500本公開中。法人向けには社員研修と自己啓発学習の両立を実現する「Schoo for Business」を提供し、学び続ける組織作りに貢献。累計登録会員数は約120万人、累計導入企業数は4,000社を突破。2014年から約43の大学・教育機関のDX化を支援。2021年9月には高等教育機関DXプラットフォーム「Schoo Swing」を提供開始。
全国約58の自治体との提携をはじめ、奄美大島と包括協定を行うなど地方エリアへの遠隔教育普及によって実現する「未来の暮らし」の確立も進めている。(※数字は2024年11月末時点累積)
会社名 :株式会社Schoo(スクー)
代表者 :代表取締役社長CEO 森 健志郎
設立 :2011年10月3日
所在地 :〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町2-7 エクセルビル4階
事業内容:インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革
URL:https://corp.schoo.jp/(コーポレートサイト)・https://schoo.jp/(個人向けサイト)・https://schoo.jp/biz(法人向けサイト)・https://dx.schoo.jp/(高等教育機関向けサイト)・https://note.schoo.jp(公式note)
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