6月1日時点の内定状況と就職活動状況　インターンシップ経験者の7割が本選考に応募、うち4割が内定

～キャリタス就活2017　学生モニター調査結果（2016年6月発行）＜詳細版＞～

株式会社DISCO（本社：東京都文京区、代表取締役社長：夏井丈俊）は、2017年3月卒業予定の全国の大学4年生（理系は大学院修士課程2年生含む）を対象に、6月の就職意識に関する調査を行いました。（調査時期：2016年6月1日～5日、回答数：1,188人）。

＊調査詳細はこちら（http://www.disc.co.jp/uploads/2016/06/17monitor201606.pdf）をご覧ください。

１．6月1日現在の内定状況
6月1日現在の学生モニターの内定率は54.9％で、先月調査（5月1日現在）の29.1％から1カ月で25ポイント以上増加しました。内定取得学生のうち就職活動を終了した割合は30.7％で、6割強（64.0％）は就職活動を継続していると回答しました。

 

２．内定業界と企業規模
6月1日現在の内定企業の業界は、5月調査に引き続き「情報処理・ソフトウエア」が30.4％と最多となり依然内定が集中しています。5月調査から大きく順位を上げたのが4位「保険」（9.5％）、5位「銀行」（7.7％）の金融機関でした。また、内定企業の従業員規模は、1000人以上の大手企業が57.9％を占めました。

 

３．選考解禁日（6月1日）の企業からの呼び出し
選考解禁当日（6月1日）の呼び出しの内容を複数回答で尋ねると、最も多かったのは「一次面接」で4割強（42.3％）にのぼりました。しかし、「最終面接」が2割以上（22.6％）、「内定通知のための面談」も約1割（9.5％）あり、選考解禁日が最終局面というケースも少なくなかったようです。

 

４．今後の就職活動
6月1日現在で選考中の企業数は平均4.8社でした。内定有無にかかわらず就活を継続している学生に、就職活動を終了したい時期を尋ねたところ、「6月後半」が31.4％、「6月前半」が19.7％で、6月の合計は51.1％と過半数にのぼります。7月後半まで合計すると79.2％で、夏休み前が一区切りと捉えられているようです。

 

５．インターンシップ参加企業の本選考への応募と内定
インターンシップ参加経験のある学生の「本選考に応募した」割合は7割を超えていました（74.9％）。応募社数の平均は2.8社。応募者のうち実際に内定をもらった経験を持つのは約4割（40.5％）で、内定社数の平均は1.3社でした。

 

６．今年の採用スケジュールへの賛否
6月の選考解禁については「賛成」25.0％、「反対」36.3％、「どちらともいえない」38.7％で、就職活動前調査（昨年11月実施）よりも賛成派が大幅に減少（43.2％→25.0％）しました。

 

≪調査概要≫
調査対象： 2017年3月卒業予定の大学４年生（理系は大学院修士課程2年生含む）
回答数： 1,188人（文系男子391人、文系女子366人、理系男子286人、理系女子145人）
調査方法： インターネット調査法
調査期間： 2016年6月1日～5日
サンプリング： キャリタス就活2017　学生モニター（2016年卒以前は「日経就職ナビ・就職活動モニター」）