【エステー】簡単・便利に「温かく美味しい食品を届ける」をサポートフードデリバリー専用温熱シート「HEAToGo」㈱オルセンと共同開発

エステー株式会社は、グループ会社・エステーマイコール株式会社のカイロ等の温熱技術を活かし、出前や宅配時の食品をより温かい状態で届ける新たな温熱事業を展開するため、高い温度を持続して保温するフードデリバリー専用の温熱シート「HEAToGo」（ヒートゥーゴー）と「専用パッド」を、宅配用の保温バッグをメインとする保温製品全般を手掛ける大手の株式会社オルセン(社長：菊地悠三／本社：東京都世田谷区)（※１）と共同で開発し、「HEAToGo」フードデリバリー専用の温熱シートは、エステーPRO株式会社（※２）を通じて「専用パッド」は、㈱オルセンが、フードデリバリー、出前サービス業に向けて10月下旬から順次、本格的に販売を開始します。
これにより、成長著しい出前・宅配サービス業における品質の向上を支援し、飲食店、デリバリー利用者の満足度を高めます。

「HEAToGo」フードデリバリー専用温熱シート

 

「HEAToGo」専用パッド

フードデリバリー業は、年2桁成長を続けており、昨今のCOVIＤ-19の影響でさらに伸長しています。同業界では、“早く届ける”、“温かいまま届ける”との命題があります。この内“温かいまま届ける”ことをエステーの温熱技術でもって、これまでの電気的な保温方法（※３）よりも、より簡単、便利、低コストで、しっかりと保温しながらデリバリーを実現することが可能になります。

また、現状においては、カイロ技術による温熱シートを使用したテリバリー食品の保温は存在しておらず、エステーにとって新たな市場、分野への参入となります。

「HEAToGo」フードデリバリー専用温熱シート
新開発の「HEAToGo」フードデリバリー専用温熱シートは、温熱シート用の専用パッド（特許出願中）と共に㈱オルセンと共同開発を行いました。
「HEAToGo」を「HEAToGo」専用パッドで使用した疑似食品（85℃）の温度変化試験では、配達時間の目安である20分後で75℃、30分後でも70℃以上を維持できます。（図グラフ）また、持続時間は、およそ８～10時間です。（(株)オルセン調べ、使用状況や環境により異なります。）
サイズは13cm×9.5cmで、専用パッドに2個を装着し配達用バッグに入れるだけで、手間をかけずにデリバリーする食品をより温かい状態で届けることができます。
先頃、ピザ店やデリバリー専門業においてテスト使用を実施したところ、イニシャルコストやランニングコストが安価で、利用方法が簡単であり、温かさや食味に効果がある温度を維持している、あるいは配達員からこれまでとの比較で温かい状態で届けることが出来たと既に高い評価を得ています。

使用方法

 

 

宅配保温バッグ（内寸W400㎜×D380㎜×H220㎜）の中 にHEAToGoを2枚入れた専用パッドを使用時

〈新分野・新市場の開拓、参入へ〉
エステーでは、高い温度を持続する「HEAToGo」フードデリバリー専用温熱シートの開発によって、サーモケア事業における領域を拡大し、2017年12月にマイコール社から事業譲受した目的でもある温熱の新価値による新分野・新市場の開拓、参入を進めて参ります。
新しい食文化として定着しつつあるフードデリバリーにおいて重要な“温かいまま食品を届ける”ことを熱さや美味しさが実感できるレベルで実現し、新規参入も多く急成長している同業界をサポートすることで、初年度売上目標を2億円、今後、海外にも展開し、中期目標として10億円程度を目指す考えです。
なお、現在、温かく美味しい食品を届けるための品質向上を目指して、宅配寿司「銀のさら」宅配御膳「釜寅」宅配代行「ファインダイン」等、宅配チェーンを全国に738店舗展開する株式会社ライドオンエクスプレスホールディングス(東京都港区)、カジュアルイタリアン・ピッツァデリバリーの「サルヴァトーレ クオモ」等を運営する株式会社ワイズテーブルコーポレーション(東京都港区)、国内大手チェーン店から地元の人に愛される個人経営の飲食店まで、幅広いラインナップの36,000店舗が加盟するデリバリーアプリを運営するmenu株式会社 (東京都新宿区) 、ピザと一緒に笑顔を届けるポケットフーズ株式会社(奈良県北葛城郡)、新しい食文化の創造をする株式会社TGAL(東京都千代田区)などにおいて採用予定となっています。

★事業ブランド「エステーPRO」について
エステーPRO株式会社は、気候変動、ウイルス等による昨今の市場環境変化、より細分化されたニーズに対応するため、よりプロフェッショナルで高機能な製品・ソリューションを提供する会社を目指し、2020年9月にエステートレーディング株式会社から社名変更しました。これに伴い、プロ品質の業務用商品を展開する事業の新ブランドとして、「エステーPRO」を立ち上げ、「HEAToGo」では新しいロゴを表示しています。

 

※１株式会社オルセン
・代表取締役社長：菊地悠三
・本社：東京都世田谷区太子堂1-4-33 アークビル4F
・電話：[phone](代表)
・ホームページ：http://orusen-market.com/
・事業内容：細幅、小幅、広幅織物の仕入れ販売、並びにこれに付随する産業資材、外用シェード・カーテン、保温・保冷システムなどの加工品販売

※２(新社名)エステーPRO株式会社
今までのモットーであるProfessional for Professionalを深化させ、より高機能な製品・ソリューションを提供できる会社として2020年9月にエステートレーディング㈱から社名変更しています。

※３電気的な保温方法
専用加熱器などを使い、予め温めておいた保温プレートを食品と一緒に宅配バッグに入れることで保温力を維持する保温方法。持続時間が短いため、配達のたびに拠点に戻りプレートを入れ替える必要があるほか、導入コストや電気代などのランニングコストがかかるといわれている。
 
【製品情報】
・製品名： HEAToGo フードデリバリー専用温熱シート
・HEAToGo専用サイト： https://products.st-c.co.jp/lp/heatogo/
・価格：オープン
・発売日：2020年10月下旬から順次
・発売元： エステーPRO株式会社 （https://stp.st-c.co.jp）
・ルート： 業務用ルート
・内容量：1枚
・原材料： 鉄粉、水、活性炭、塩類、吸水性樹脂、バーミキュライト、木粉
・初年度販売目標： 2億円


【「HEAToGo」フードデリバリー専用温熱シートに関するお問い合わせ】
【販売・業務用ルート】 エステーPRO株式会社 電話[phone]
(受付時間／10:00～15:00（昼12:00～13:00、土日、祝日、年末年始を除く) 
※新型コロナウイルス感染症予防対策の一環として、電話での受付時間を短縮しています。

【「専用パッド」及び「HEAToGo」の販売に関するお問い合わせ先】
【販売代理店】株式会社アジア合同 https://hupuclea.com/collections/heat-to-go