ADDIXがクリエイティブ開発・制作を担当した、教科用図書『「くらしに役立つ」シリーズ』が2024年度「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞。

株式会社 ADDIX

株式会社ADDIX(所在地:東京都港区、代表取締役社長:伊藤雄剛 以下、ADDIX)がクリエイティブ開発・制作を担当した、知的障害特別支援学校高等部生徒向けに刊行された教科用図書『「くらしに役立つ」シリーズ』(発行:株式会社東洋館出版社)が、このたび2024年度「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。本シリーズは、将来の自立した生活に必要な知識や教養を、楽しみながら学べる内容が特長です。

「グッドデザイン金賞」は、すべての応募対象の中で、デザインが優れていると認められるものから、特に優れた100件が「グッドデザイン・ベスト100」として選出され、さらに特別賞として20件が「グッドデザイン金賞」として選出される賞です。

■製品名称:

「くらしに役立つ」シリーズ

■概要:

知的障害特別支援学校高等部生徒向けに刊行された、将来の自立した生活を営むための知 と教養を楽しみながら学べる教科用図書「くらしに役立つ」シリーズ。平成31年の学習指導要領改訂を踏まえてリニューアルされた国語・社会・数学・理科・保健体育・家庭の6冊のデザイン。

■制作体制:

プロデューサー:株式会社東洋館出版社 西田亜希子、大岩有理奈/株式会社ADDIX 池辺隆之、十河日佳里

ディレクター:株式会社ADDIX 池辺隆之、麻生愛

デザイナー:株式会社ADDIX 森迫華子、菊間美帆、坂口和巳、大野如子、井出菜々恵/外部協力:松本悠、稲石浩佳、佐々木綾香

■スタッフコメント:

これまで当たり前にデザインされてきたもの、例えば、無機質に並んでしまう多くの文字や学習の情報たち。そこにデザインで、絵や色や空間、ひと(キャラクター)を加えて、ストーリーに変える。受け取ってくれる誰かにこの学習が物語として届くように、制作チームは小さなところから丁寧にデザインをしました。今回、東洋館出版社の西田様・大岩様、監修の先生方など、このプロダクトに携わる人達の大きな想いと、細かなデザインを丁寧に見ていただき、評価いただけたことをすごく嬉しく思います。小さなアップデートが勉強する生徒さん達に届いたと思っています。
(株式会社ADDIX クリエイションUnit執行役員 池辺隆之、アートディレクター 麻生愛)


■スタッフプロフィール:

株式会社ADDIX クリエイションUnit 執行役員

池辺隆之
多岐にわたる雑誌のアートディレクションを経験し、企業やブランドのブランディング、PR、イベントなど、幅広いコミュニケーションデザインに携わる。2016年には認定教科書の制作で「Good Design Award 2021」と「日本タイポグラフィー年鑑2021」に入選。さらに、映像作品では「MOBILE CREATIVE AWARD 2019」入賞や「BOVA Shortlist」協賛企業賞など、数々の賞を受賞。2024年より、株式会社ADDIXの執行役員に就任。

株式会社ADDIX クリエイションUnit アートディレクター 

麻生愛

様々な暮らしに寄り添う雑誌デザインに携わり、『暮らし上手シリーズ』『Discover JAPAN』『BABY LIFE』などの制作に従事。さらに、ショウワノート「Friend シリーズ」や学校図書「小学校 さんすう」など、文具や検定教科書のアートディレクションおよび制作も担当。現在も、雑誌、企業・ブランドのブランディング、自社クリエイティブ開発など、多岐にわたるプロジェクトを手掛け、紙媒体からWebまで幅広いコミュニケーションデザインに携わっている。

■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント:

特別支援学校に通う高校生たちは、卒業後、一人暮らしを始めたり、福祉施設に入所したり、親元でそのまま暮らしながら、生活支援も受けながら仕事を始めることが多いと言われている。そんな将来環境の中、今まで、先生が工夫し、中学生や夏休みの宿題ドリルなどを代用しながら学び続けてきた。しかし、将来の生活と距離のある学びは、多くの人たちを悩ませてきたと考えられます。この「くらしに役立つ」シリーズは教科書の存在そのものをリデザインし、どのようにしたら学びと暮らしが地続きになっていくのか、今の日本の社会でどう生きていく方法があるのか、どう接点を増やしていくのかを教えてくれる教科書として、また、先生をサポートする教科書として挑戦していることに評価が集まった。グラフィックとしてのわかりやすさの評価もあるが、この企画や監修者など、関わってつくり上げたチームが高校生たちの将来環境を変えたいという気持ちがプロダクトを通じて感じられる。もはや教科書というよりもホールアースカタログのようなホールライフカタログのような存在と考えられるだろう。まさにこの教科書をつくった勇気と社会の中でどう有機的に生きていくかの道をつくってくれる、当たり前にデザインされてきたものに対して、どう、誰にデザインするのかを考え直し未来を見せてくれるプロダクトだろう。

■グッドデザイン賞とは

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。 受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。 https://www.g-mark.org/

【関連ページ】

・東洋館出版社 教科用図書『「くらしに役立つ」シリーズ』

https://www.toyokan.co.jp/pages/kurashiniyakudatsu?srsltid=AfmBOooyHpA-tUbEqrBFtObp22OVOpTnC8TzTfk5FsTmMg5nvz8IEY1i

・ADDIXコーポレートサイト実績事例ページ

https://addix.co.jp/works/project/kurashiniyakudatsu/

【株式会社ADDIXについて】

ADDIXは、2008年デジタルマーケティング事業から創業し、デジタルシフトの流れと共に、マーケティング領域からDX実行支援に提供範囲を広げ、事業を一から創造し開発する事業開発やデータプラットフォームサービスの提供、組織の内製化支援を行なってきました。2022年12月、関連会社の5社統合により、趣味やライフスタイルに特化したメディアIPを軸とする自社事業も拡充され、読者のニーズの把握から分析、コンテンツクリエイティブ力という強みが加わりました。2024年8月に、JR東海グループへ参画し、日本の地域や社会が抱える課題へのバリューチェーンが強化されます。ビジネスの成長と暮らしを豊かにする事業創造支援により、社会全体の持続的な未来の創造に向けて、挑戦し続けます。

【株式会社ADDIXについて】

ADDIXは、2008年デジタルマーケティング事業から創業し、デジタルシフトの流れと共に、マーケティング領域からDX実行支援に提供範囲を広げ、事業を一から創造し開発する事業開発やデータプラットフォームサービスの提供、組織の内製化支援を行なってきました。2022年12月、関連会社の5社統合により、趣味やライフスタイルに特化したメディアIPを軸とする自社事業も拡充され、読者のニーズの把握から分析、コンテンツクリエイティブ力という強みが加わりました。2024年8月に、JR東海グループへ参画し、日本の地域や社会が抱える課題へのバリューチェーンが強化されます。ビジネスの成長と暮らしを豊かにする事業創造支援により、社会全体の持続的な未来の創造に向けて、挑戦し続けます。

【株式会社ADDIX 会社概要】

会社名 :株式会社ADDIX
代表者 :代表取締役社長 伊藤雄剛
所在地 :東京都港区南青山3丁目1-31 KD南青山ビル7F
事業内容:事業創造支援(DX支援、デジタルマーケティング支援)・自社事業創造(データプラットフォーム、メディアIP)
https://www.addix.co.jp/

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会社概要

株式会社 ADDIX

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URL
http://www.addix.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区南青山3丁目1-31 KD南青山ビル7F
電話番号
-
代表者名
伊藤 雄剛
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2008年09月