<メルカリ物価・数量指数からわかる5月トレンド通信>各文具メーカーのステーショナリー製品値上げの影響か

〜「文房具/事務用品(その他)」カテゴリーのメルカリ物価指数が過去最高〜

株式会社メルカリ

メルカリ総合研究所より、「メルカリ物価・数量指数からわかる5月トレンド」をご紹介いたします。
  • 「メルカリ物価・数量指数」について

「メルカリ物価・数量指数」は、月間利用者数2,100万人超のフリマアプリ「メルカリ」を活用し、「メルカリ」内の取引価格と流通数量の変動状況を、「メルカリ」における商品カテゴリー毎に月単位で表す価格指数・数量指数です。個人間商取引における消費者の需要を可視化していく世界初※1の取り組みです。各種データを参照した消費トレンドを発信している報道関係者をはじめ、物価変動を取り扱うマクロ経済学、消費者行動、マーケティング等の研究者に情報を開示し、経済・研究活動に寄与することを目的としています。

本ニュースレターでは、「メルカリ」の“中カテゴリー”に限定し、前年同月比で物価および数量指数が上昇、または下落した商品カテゴリーを紹介しています。

※1:メルカリおよびUTEcon調べ。基準年月を2018年1月から2020年1月に今回より改訂しています。

  • 2023年5月、物価指数が上昇・下落した商品カテゴリーTOP5(前年同月比)

  • <ピックアップ>「文房具/事務用品(その他)」の物価指数が昨年同月比約1.2倍、“取引の活発さ”を示す数量指数は横ばいで推移

「文房具/事務用品(その他)」カテゴリーは、昨年11月から6ヶ月ぶりのTOP4入りとなりました。物価指数は、2022年1月ごろから徐々に上昇基調を見せ、2023年5月に過去最高の数値となっています。一方、数量指数は、2021年5月ごろから大きな変動はなく、横ばいで推移しています。
※メルカリ物価・数量指数からわかる11月トレンド通信(https://about.mercari.com/press/news/articles/20221219_mercaripriceindex/


  • コメント


株式会社メルカリメルカリ総合研究所研究委員 志和あかね
昨今の社会情勢の変化により、原材料、人件費、物流費などの諸経費の上昇がステーショナリー製品にも影響を及ぼし、2022年から各文具メーカーが一部商品の値上げを続々と発表しています。その影響を受けてか、「メルカリ」における「文房具/事務用品(その他)」カテゴリーの物価指数は市場の値上がりに合わせて徐々に上昇基調となっており、「メルカリ」内での需要の高まりが見受けられます。
2023年6月1日より、文具メーカーが再度一部商品の値上げを発表しましたが、度重なる文房具や事務用品の値上がりが二次流通市場にどのような影響を与えるのか、今後も注視していきたいと思います。

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会社概要

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
電話番号
-
代表者名
山田進太郎
上場
マザーズ
資本金
125億5020万円
設立
2013年02月