役員人事に関するお知らせ

SmartHR

 株式会社SmartHR(本社:東京都港区、代表取締役CEO:芹澤 雅人、以下「当社」)は、2023年10月1日付、2024年1月1日付の役員人事を決定しました。


■ 役員人事の内容

※ 10月2日開催の臨時監査等委員会にて委員長に選定される予定です。


 取締役CFOに就任する森は、2021年6月に実施した約156億円のシリーズD資金調達の牽引や日々の投資家との面談を通して当社の財務戦略に大きく貢献し、2022年、現CFO玉木の推薦により次期CFO候補となって以降は、当社の財務戦略の中枢を担ってきました。これまでの経験と手腕を活かし、今後は取締役CFOとして未来を見据えた財務戦略の立案と実行に尽力してまいります。また、玉木は森にCFOを引き継いだ後、強みである監査領域の知見を活かし、これからの組織規模や事業成長により適した監査業務を行ってまいります。なお、内藤の退任に伴い指名委員会委員は、企業カルチャーを尊重した選解任の維持を期待して、これまでの経営陣の抜擢実績を持つ取締役ファウンダーの宮田が後任を務めます。

 これらの体制変更にあわせ、プロダクトの強化を推進し事業成長を加速させるため、新任CPOに安達を選任しました。これまで安達は多岐にわたるプロダクト開発において、全体最適な開発計画とリソース配分を担い、労務領域にとどまらずタレントマネジメント領域にサービスの幅を広げてまいりました。CPOの就任後は、これまで以上に多角的なプロダクト開発を牽引し、変化する社会に適応し続けるサービスの提供に深く貢献してまいります。加えて、2017年より社外アドバイザーとして経営を支援していただいた福山 太郎氏を社外取締役に選任しました。当社はかねてより、取締役構成においてプロダクト開発の領域で新規事業の立ち上げやプロダクト展開に豊富な経験と知識を持った適任者の検討と選定を進めていました。福山氏は自身もSaaSビジネスを立ち上げた経験を有しており、国内外のHR SaaSビジネスに豊富な見識を持たれていることから、グループ会社を含めた事業全体の戦略立案や新規事業の立ち上げに大きく貢献いただけると期待しております。経営組織のプロダクト開発領域を強化することで、戦略の策定・実行を両軸から確実なものとし、さらなる事業成長と強固な経営体制を築いてまいります。


■ 役員人事および経営体制変更の背景

 当社は2015年にクラウド人事労務ソフト「SmartHR」の提供を開始して以降、企業の人事・労務領域における業務効率化と組織改善を後押しし、事業拡大を続けています。2022年1月に行われた代表取締役CEOの交代は、後継へと経営のバトンを渡していくことで、成長をさらに飛躍させる契機となりました。その後も、今後の組織規模や事業拡大を見据えた組織のアップデートについて取締役会での議論を続けておりました。この度の経営体制変更は、企業成長の過渡期にある今、スピード感を持って組織をアップデートし、いち早く事業成長を加速させることを狙いとして決定しました。


 当社は、積極的な後任育成と権限委譲を行うことで、未来を見据えた最適な経営体制の模索を続けてまいります。この度のサクセッションについて、玉木の目線で考え方や振り返りをまとめたnote記事を公開しています。


■ 新任CFO 森 雄志のプロフィールとコメント

 2016年楽天株式会社(現楽天グループ株式会社)入社。IR部に所属し、国内外の投資家面談や決算関連業務、株主総会対応、M&A、資金調達など、IRを中心に幅広いコーポレートアクション業務に携わる。2020年3月にSmartHRに入社。海外投資家対応をはじめ、資金調達や資本政策などの財務戦略の策定を担当。


「当社に入社して3年半の間にSmartHRは労務管理の単一事業からマルチプロダクト化・グループ経営へとフェーズが進化し、私自身も財務・IR担当として刺激的な経験をしてきました。日本の「働く」をアップデートする当社グループに経営メンバーとして携わることはチャレンジング且つ意義のある機会であり、非常に身が引き締まる思いです。SmartHRグループの次の10年を創っていくための戦略実行・経営管理基盤の構築に注力し、労働にまつわる社会改題の解決に貢献していきたいと思います。」


■ 新任CPO 安達 隆のプロフィールとコメント

 2009年にチームラボ株式会社へ入社し、受託開発等に従事。2012年に株式会社Socketを共同創業。Eコマース領域でSaaS事業を立ち上げ、KDDIグループに売却。株式会社メルカリにて社内業務システムの開発を担当したのち、2019年にSmartHRへ入社。2020年に執行役員・VP of Product Managementに就任。プロダクト戦略の策定と組織作りを推進。


「プロダクトマネージャーとして入社した当初は、良いプロダクトを作ることだけを考えていました。しかしSmartHRで働くなかで、良いプロダクトを作れる組織のほうに関心をいだくようになり、私の仕事はプロダクト作りから組織作りへと変わっていきました。今や私にとっては、組織がプロダクトです。SmartHRはこの数年で、単一プロダクトからマルチプロダクトの会社に進化を遂げました。今後も複数の領域で価値を生み出していくために、私たちはこれまで以上に自律的で、機敏で、より顧客志向な組織になっていく必要があります。SmartHRの皆さんと共に、新しい組織や文化、そして真に価値ある使いやすいプロダクトを作るために、力を尽くして参ります。」


■ 新任社外取締役 福山 太郎氏のプロフィールとコメント

 2012年に米国にてFond社を創業。同年、シリコンバレーのインキュベーターであるYcombinatorに参加。Salesforce, Facebook, Adobeを含む顧客に、福利厚生や社内リワードの管理ソフトウェアを提供。同社はDCM, Ycombinator, Andreessen Horowitzから投資を受け、FastCompanyの"Most Innovative Company 50"に、Google, Apple等と並んで選ばれる。2023年にReward Gatewayに売却。


「2017年から、私はSmartHR社のアドバイザーとして、事業戦略や新規事業戦略を中心に関わってきました。今回、社外取締役として経営に参画し、私が米国で培ったSaaSビジネスに関するすべての知識と経験を提供し、SmartHRのプロダクト戦略や経営戦略に貢献してまいります。SmartHRが日本を代表するSaaS企業としての地位を確立するお手伝いができることを、心より光栄に思っております。」


■ 株式会社SmartHRについて

 2013年1月23日設立。2015年11月にクラウド人事労務ソフト「SmartHR」を提供開始。雇用契約、年末調整などの人事・労務業務をペーパーレス化し業務効率化を実現する機能や、人事評価、配置シミュレーションなど蓄積された情報を活用し組織戦略を支援するタレントマネジメント機能を提供しています。2022年には様々な機能を持つアプリケーション と「SmartHR」が連携できるアプリストアサービス「SmartHR Plus β版」を公開。労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会の実現を目指し、働くすべての人の生産性向上を後押ししています。

 東京、関西、九州、東海、中国の5拠点を中心に全国で事業を展開。2021年、シリーズDラウンドで海外投資家などから約156億円を調達し、累計調達額は約238億円となりました。


■ 会社概要

  • 社名:株式会社SmartHR

  • 代表取締役CEO:芹澤 雅人

  • 事業内容:クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の企画・開発・運営・販売

  • 設立:2013年1月23日

  • 資本金:9,990万円

  • 本社:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー

  • 企業URL:​https://smarthr.co.jp/ 


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会社概要

株式会社SmartHR

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URL
https://smarthr.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
電話番号
-
代表者名
芹澤雅人
上場
未上場
資本金
-
設立
2013年01月