東日本初!UDトラックス上尾スタジアムにAIカメラと次世代型マルチアングルライブ配信サービス提供開始

アマチュア野球の試合も無人撮影・ライブ配信が可能に!

株式会社NTTSportict

上尾市

東日本電信電話株式会社 埼玉支店

株式会社NTTSportict

 東日本電信電話株式会社 埼玉支店(支店長:市川 泰吾、以下「NTT東日本」)と株式会社NTTSportict(代表取締役社長:中村 正敏、以下「NTTSportict」)は、埼玉県上尾市(市長:畠山 稔、以下「上尾市」)が保有するUDトラックス上尾スタジアム(埼玉県上尾市)に野球専用AIカメラ「STADIUM TUBE DoublePlay※1」とPTZカメラ※2、次世代型マルチアングルライブ配信サービス「STADIUM TUBE Touch※3」を提供開始いたしました。

 これにより、アマチュアの野球の試合でも、臨場感のある本格的な試合模様のライブ配信を行う事が可能となります。このライブ配信サービスとAIカメラを組み合わせたサービスが野球場で提供されるのは、東日本エリアで初※4の事例となります。

  1. 背景と目的

 UDトラックス上尾スタジアムは年間150以上もの試合が行われ、利用する年代は児童から社会人と幅広く、大会規模も大きいことが特徴です。一方で、中継・配信される試合は少ないため、一般の方が本施設で行われる試合を観戦するには、球場に足を運ぶ必要があります。また、個人が球場全体を撮影するのは難しいため、関係者やご家族など試合を撮影する方の負担も少なくありません。

 今回スタジアムに設置されたAIカメラとPTZカメラを組み合わせ、自動で野球の試合模様を撮影し、次世代型マルチアングルライブ配信サービスを活用することで、直感的なタブレット操作で複数のアングルを切り替えて野球のライブ配信が行えます。さらにリプレイ映像・テロップ・スコアボードの挿入も簡単にできるため、専門的な知識がなくても本格的な野球中継を制作できます。決勝大会など注目される試合は、地域の放送・配信事業者との連携により有人カメラや実況・解説を組み合わせることも可能です。

 これにより、UDトラックス上尾スタジアムで行われる多くの地域スポーツ団体の野球の試合などを無人で撮影・ライブ配信できるため、撮影した動画を参加団体・チームの競技力向上に活用したり、また、会場に行くことができない市民や野球ファンの方々がスマートフォンやタブレットなどから動画で野球中継を観戦したりできるなどの便利な機能を提供することができます。本取組みを通じ、既存の公営球場の魅力を高めると共に、アマチュアスポーツの映像配信を活発化することで、アマチュアスポーツの楽しさを広め、スポーツを通じた市民同士の交流機会の創出や地域の活性化をめざします。

  1. 本取組みの概要

(1) 期間:2025年4月1日(火)~2026年3月31日(火)

(2) 場所:UDトラックス上尾スタジアム(埼玉県上尾市大字菅谷16)

(3) 設置機材/提供サービス:野球専用AIカメラ「STADIUM TUBE DoublePlay」1セット(2台)、PTZカメラ2台、次世代型マルチアングルライブ配信サービス「STADIUM TUBE Touch」

(4) 実施内容:①AIカメラを活用した野球の試合や練習模様の無人自動撮影・ライブ配信による市民の皆さまへのスポーツ観戦の多様な楽しみ方の提供

②希望する団体・チーム等への映像記録の作成・提供を通じた競技力向上の機会創出

③放送・配信事業者と連携し、今回提供開始したAIカメラやライブ配信サービスと放送・配信事業者の有人カメラや実況・解説を組み合わせたより本格的な野球配信の実現

▼取組みイメージ

▼2025年4月6日(日)UDトラックス上尾スタジアムにて開催されたAIカメラ設置記念セレモニーの模様

参加した選手のみなさんとの集合写真(前列左から)上尾市 北島都市整備部長、NTTSportict 中村社長、NTT東日本埼玉支店 野々村副支店長、代表選手のお二人、上尾市イメージキャラクター“アッピー”、2025フレッシュあげお 千葉琴子さん
(左から)NTTSportict 中村社長、上尾市 畠山市長、NTT東日本埼玉支店 野々村副支店長、上尾市イメージキャラクター“アッピー”

3.今後の展望

上尾市とNTT東日本・NTTSportictは、スポーツ施設のスマートスタジアム※5化を通じて、市民や野球ファンの皆さまへスポーツ観戦の多様な楽しみ方を提供し、スポーツ大会や試合の発信力の強化とさらなる地域社会の形成・発展を推進し上尾市全体の価値向上をめざします。

※1 STADIUM TUBE DoublePlayは、株式会社NTTSportictが提供する世界初の野球に特化したマルチアングル映像が自動で撮影できるAIカメラです。球場に設置した2つのカメラを自動でスイッチングすることで無人でも本格的な野球中継を可能にします。

※2 PTZカメラは、遠隔操作でカメラの向きやズームを調整できるカメラのことです。

※3 STADIUM TUBE Touchは、株式会社NTTSportictと朝日放送テレビ株式会社が提供するタブレット端末を操作することで、

カメラマンなしで誰でも簡単に本格的な試合配信ができる次世代型マルチアングルライブ配信サービスです。

※4 2025.3.3 NTTSportict調べ

※5 スマートスタジアムとは、ICTやIoTを活用して観客の体験を向上させる設備を備えたスタジアムのことです。

■参考:本取組みの設置機材/提供サービス

  1. 野球専用AIカメラ「STADIUM TUBE DoublePlay」

野球場のホーム側とセンター側に2種類のAIカメラを設置することで、より本格的で臨場感のある映像の中継を可能にします。撮影時においては、人手を介さずにAIが最適化した映像を撮影し、配信することが可能です。試合実況やスコアボードの入力により映像コンテンツをリッチにすることもできます。

紹介ページ:https://nttsportict.co.jp/serviceplan/pixellot/doubleplay/

  1. 次世代型マルチアングルライブ配信サービス「STADIUM TUBE Touch」

タブレット端末をタッチするだけで、4台のカメラで撮影したホーム側やセンター側の映像、打者や投手のアップやベンチ内の様子など様々な映像に切り替えることができ、より本格的なライブ中継映像の制作が可能です。また、デザイン化されたカウントや得点などのスコアの表示、テロップ表示、リプレイ映像の挿入などもタッチ1つで行えます。

紹介ページ:https://nttsportict.co.jp/serviceplan/touch/

<各機材/サービス詳細>

① 野球専用AIカメラ「STADIUM TUBE DoublePlay」

実際に設置されたカメラと、撮影映像イメージ

(撮影映像イメージはわかさスタジアム京都での試合時のもの)

② 次世代型マルチアングルライブ配信サービス「STADIUM TUBE Touch」

ž 配信模様イメージ

ž 視聴画面イメージ

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会社概要

株式会社NTTSportict

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URL
https://nttsportict.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市都島区東野田町4丁目15番82号 NTT西日本 QUINT BRIDGE3階
電話番号
-
代表者名
中村正敏
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2020年04月