【ゲラン】4月22日はアースデー。エコロジーと教育が融合する庭園、一般公開へ

ゲラン株式会社

ゲランは、ミリエール渓谷における様々な活動を支えるスポンサーとして、ミリエール渓谷協会とパートナーシップを結びました。そしてこの度、他に類を見ない生物多様性に溢れるこの楽園を一般公開する運びとなりましたことを、ここに発表いたします。

パリの程近くに位置し、大胆な再野生化プロジェクトを掲げる28ヘクタールの保護区と、トム・アルテュス=ベルトランが築いた教育用庭園とで構成されるミリエール渓谷は、エコロジーと教育が融合する、ユニークなコンセプトの庭園です。「ジャルダン・ドゥ・パルタージュ(分かち合いの庭)」と名付けられたこの庭園は、ゲランの支援によって誕生しました。“分かち合いの庭“では、多彩な収穫物と、緑豊かで普遍的な生物多様性との調和を目指し、ゲラン5代目調香師ティエリー・ワッサーの協力のもと、命を育む再生農業の技術にまつわる実験が行われています。

また、この庭園では、ティエリー・ワッサーとのコラボレーションにより、来場者が香りを楽しむツアーを開始する予定です。これにより、ミリエール渓谷とゲランの、すなわち生物多様性と香りのクリエイションとの結びつきを、さらに強化してまいります。

教育プログラムがスタート

6月1日より、ミリエール渓谷の教育プログラムがスタートします。自然生態系の保護に関する一般市民の意識を高め、一人ひとりが自然保護に取り組む手段を提供するという、非常に大切な取り組みです。学校や大学のグループ、企業、NGOを対象とした教育プログラムでは、参加者の要望とレベルに合わせたテーマ別のワークショップを実施します。このプログラムは、今後行われるツアーやイベント、オープン日に際し、一般来場者の参加も可能となる予定です。

▼プログラムの詳細およびお問い合わせはこちらから

Accueil | Vallée de la Millière (valleedelamilliere.org)

ミリエール渓谷

フランス・イヴリーヌ県(COG=公式地理コード:78)に位置するミリエール渓谷は、ランブイエの森に隣接する30ヘクタールに及ぶ敷地に生息する動植物を管理するための、非営利組織です。ゲランと長年にわたりタッグを組んできた、写真家で映画監督、そして環境活動家ヤン・アルテュス=ベルトランは、2020年に「Zone naturelle d’intérêt écologique,faunistique et floristique1(生態学的、動物学的、植物学的に重要な自然地域1)」に指定された美しい土地を購入しました。その後、彼はゲランの熱いサポートを受け、その土地を、エコロジーと教育が共存する生物多様性の楽園に生まれ変わらせたのです。ミリエール渓谷協会は、2022年から「国連生態系回復の10年(United Nations Decade onEcosystem Restoration)」に参加しています。

― KEY FIGURES 鍵となる数字

①約30ヘクタールの内訳:

28ヘクタールに及ぶ再野生化保護区・1.4ヘクタールの教育用庭園 ジャルダン・ドゥ・パルタージュ(分かち合いの庭):アグロフォレストリー・果物・野菜栽培、フォレストガーデニングの3つのエリアが存在。

②ゲラン家が所有していた土地を、ヤン・アルテュス=ベルトランが2020年に購入。

③現在までに記録されている動植物は600種以上(2020年時点で350種)。

再野生化:かけがえのない自然が本来の姿に戻るために

ミリエール渓谷の核となるプロジェクトである「再野生化」とは、人間の手を一切入れずに、生息する動植物の自然な再生を可能にし、自然の生態系を回復させることです。ミリエール渓谷の敷地のうち、28ヘクタールで実施されたこの再野生化プロジェクトによって、これまでに250種以上の動植物が息を吹き返し、現在までに合計600種が確認されています。

「美、教育、そして生産が共存する“ 分かち合いの庭” は、訪れるすべての人々にインスピレーションを与えてくれます。」― トム・アルテュス=ベルトラン(ジャルダン・ドゥ・パルタージュ(分かち合いの庭)およびミリエール渓谷の共同創設者)

ゲランの自然に対するコミットメントを反映した、美の名における特別なコラボレーション

アースデーに合わせて発表されたミリエール渓谷の一般公開は、ゲランの草創期からメゾンにインスピレーションを授け続けてきた自然へのコミットメントに、さらに一歩踏み込んだものです。ゲランは「美の名において」という理念を掲げ、このかけがえのない遺産を後世に伝えるべく、その保護に力を注いでいます。この目標を達成するため、ゲランは生物多様性と生態系の保全、持続可能なイノベーション、気候変動への対応に取り組み、社会へのポジティブな影響を生み出すべく、世界各地で革新的な取り組みを推進しています。

- 創設から2年が経過した今、“ 分かち合いの庭“を一般公開する狙いとは?

来場者に環境について教え伝えることで、世界の全体像を知っていただき、家庭でも同様の取り組みが実践されるよう促すことです。“分かち合いの庭“は、アグロフォレストリー、果物・野菜栽培、フォレストガーデニングなど、さまざまな技術を集めた複数のエリアで構成されています。自らの美しい庭を持つこと、自ら農産物を育てること。そのいずれもが目的であっても、あるいはどちらの目的も持っていなくても、来場者一人ひとりに、何らかのインスピレーションの源を見つけていただくことが目的です。この庭園の使命は、教育的でありながら美しく、同時に生産的であることです。

- ゲランのサポートは、具体的にどのような意味を持つのでしょうか?

第一に経済的な支援です。これこそが、わずか3年でこれだけのことを成し遂げられた理由です。メゾンは渓谷に信頼を寄せ、活動を共にする一方で、渓谷に大きな裁量を与えてくれています。その見返りとして、よりエシカルで環境に配慮した農業技術における、ゲランの長年の研究に、渓谷の取り組みが役立っています。

- ゲラン5 代目調香師ティエリー・ワッサーは、どのように関わっているのでしょうか?

彼は定期的に渓谷を訪れ、渓谷の活動に積極的に参加しています。特筆すべきは、彼が植物学の資格を持っていることです。渓谷の開発段階から、どの植物を育てるべきかなどのアドバイスを行いました。現在、ティエリー・ワッサーと共に「ScentCorridor(香りの回廊)」をデザインしています。これは、芳しい香りを放つ植物にスポットを当て、視覚から嗅覚までのあらゆる感覚を駆使し、植物の世界を知るための場所です。

- 数年後のミリエール渓谷はどうなっているでしょうか?

生物多様性に満ち溢れた美しい場所であるだけでなく、人々が出会い、知識やアイデアを共有する場になっているでしょう。渓谷には、来場者が思い出に残る豊かな体験を楽しみ、人間の暮らし方を変えることの重要性に気づき、意識を高めるためのすべての要素が整っています。ミリエール渓谷は現在、この種の場所としては世界唯一です。しかし、ミリエール渓谷の成功をきっかけに、この渓谷に倣った同様の場所が生まれる可能性は十分にあるでしょう。

ミツバチに導かれ、ゲランは日々、ラグジュアリーと持続可能な開発のエシカルな融合を、さらなる高みへと引き上げる決意を新たにしています。

ゲラン公式オンラインブティック https://www.guerlain.com/jp

ゲラン公式インスタグラム https://www.instagram.com/guerlain/

ゲラン公式X https://twitter.com/Guerlainjp

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会社概要

ゲラン株式会社

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URL
http://www.guerlain.com/jp/ja
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区平河町2-1-1 住友不動産平河町ビル
電話番号
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代表者名
ジュリアン・オッテンヴァルター
上場
未上場
資本金
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設立
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