【国立映画アーカイブ】上映企画「NFAJ所蔵外国映画選集 2021」開催のお知らせ

世界各国の映画を 35mmフィルムでお楽しみいただけます

文化庁

 


※上映中止のお知らせ※
国立映画アーカイブは5月12日(水)より再開の予定でしたが、東京都からの要請を受け、文化庁の方針が変更されることとなりました。これにより、当館では臨時休館の延長が決定いたしました。当面の間は休館し、今後の予定については決まり次第、改めてお知らせします。「NFAJ所蔵外国映画選集 2021」は上映中止となります。皆様には度重なる変更によりご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。



 国立映画アーカイブでは、上映企画「NFAJ所蔵外国映画選集 2021」を、5月6日(木)より約三週間にわたって開催いたします。

 本特集では、当館が所蔵する外国映画の中から、これまで上映する機会の少なかった映画を中心に、13作品(12プログラム)を上映します。音声表現の様々な可能性を探る創意に満ちたトーキー初期の『予審』『脱走者』といった作品から、第二次世界大戦の緊迫をダイレクトに伝える戦中の傑作『戦火の大地』、また、戦後に「赤狩り」でハリウッドを追放された映画人が残した異色作『地の塩』、さらに、これらの映画を見ていたかもしれない、映画が大好きな青年を描いた90年代アメリカのインディペンデント映画の必見作『イン・ザ・スープ』まで、幅広くラインナップしました。世界各国の映画を35mmフィルムでお楽しみいただけるこの機会に、皆さまのご来場を心よりお待ちしています。
  • 上映作品

12プログラム(13作品)※上映作品にはすべて日本語字幕が付いています。
1『予審』(1931年、ローベルト・ジーオトマク、ドイツ)
2『制服の処女』(1931年、レオンティーネ・ザーガン、ドイツ)
3『春の驟雨』(1932年、パウル・フェヨシュ、ハンガリー・フランス)
4『脱走者』(1933年、フセヴォロド・プドフキン、ソ連)
5『旅する人々』(1938年、ジャック・フェデー、ドイツ)
6『続・深夜の歌声』(1941年、馬徐維邦、中国)
7『戦火の大地』(1944年、マルク・ドンスコイ、ソ連)
8『諜報員』(1947年、ボリス・バルネット、ソ連)
9『2エーカーの土地』(1953年、ビマル・ラーイ、インド)
10『世界大藝術家シリーズ ピアノ篇 アレクサンドル・ブライロフスキイの華麗なるワルツ』(1936年、マックス・オフュルス、フランス)/『たそがれの女心』(1953年、マックス・オフュルス、フランス・イタリア)
11『地の塩』(1954年、ハーバート・J・ビーバーマン、アメリカ)
12『イン・ザ・スープ』(1992年、アレクサンダー・ロックウェル、アメリカ・日本・ドイツ・フランス・スペイン・イタリア)

 

 

 

  • 本企画の見どころ

1990年代アメリカを代表するインディペンデント映画『イン・ザ・スープ』を上映!
昨年の東京国際映画祭でも上映された新作『愛しい存在』(2020)など、現在も旺盛に活躍しているアレクサンダー・ロックウェル監督の代表作『イン・ザ・スープ』を上映します。本作は、サンダンス映画祭グランプリ(1992)に輝き、90年代のアメリカ・インディペンデント映画を象徴する1本となりました。スティーヴ・ブシェミと、ジョン・カサヴェテス作品でも有名なシーモア・カッセル、『フラッシュダンス』(エイドリアン・ライン、1983)で一躍有名になったジェニファー・ビールスの主演3人の名演と素敵なダンスシーンをお見逃しなく!

キャスト全員が女性のドイツ映画『制服の処女』を35mmフィルムで!
女性同士の恋心と、抑圧的な教育制度を描いた『制服の処女』は、監督、原作者、そして出演者が全員女性という大変珍しいドイツ映画です。日本でも当時、川喜多かしこの尽力により公開され大ヒットし、1933年の『キネマ旬報』外国映画1位にもなりました。傑作として名高い本作を、ぜひ35mmフィルムでの上映でお楽しみください!

世界各国の名作や珍しい作品など、一挙に楽しめます!
フランス、ドイツ、ハンガリーといったヨーロッパの映画から、アメリカ、ソ連、インド、中国の作品まで、幅広くお楽しみいただけます。有名作に加えて、上映機会の希少な作品も多くラインナップしましたので、これまでご覧になったことのない国の作品にもぜひ足をお運びください。とくに、のちにハリウッドに渡りフィルム・ノワールを中心に活躍したローベルト・ジーオトマク(ロバート・シオドマク)監督の『予審』(1931)は、国立映画アーカイブ所蔵の可燃性フィルムを不燃化して作製したニュープリントでの上映となります。ぜひこの貴重な機会にご鑑賞ください。
 

  • 企画詳細

企画名:NFAJ所蔵外国映画選集 2021 (Foreign Films Selection from the NFAJ Collection 2021)
会期:2021年5月6日(木)-5月23日(日) ※月曜休館
会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(2階)
HP:https://www.nfaj.go.jp/exhibition/foreignfilms2021/
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル

 

  • チケット詳細

【Pコード:551-444】
一般:520円/高校・大学生・65歳以上:310円/小・中学生:100円/障害者(付添者は原則1名まで)・キャンパスメンバーズ・優待:無料(別途手数料がかかります)
※前売指定席券のみ販売いたします。館内でのチケットの販売はございません。
※4月28日(水)10:00amより、チケットぴあにて全上映回の前売指定席券(全席指定席)を販売します。
※障害者(付添者は原則1名まで)・国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズの方も前売指定席券をお求めください。

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会社概要

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URL
https://www.bunka.go.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4
電話番号
075-451-4111
代表者名
都倉俊一
上場
未上場
資本金
-
設立
1968年06月