青山商事の不要衣類回収を起点とした取り組み「WEAR SHiFT」 グッドライフアワード「環境大臣賞 優秀賞」を受賞!
“終わらない服をつくろう。”の実現に向けて、お客様と共に歩むエコ活動
青山商事株式会社(本社:広島県福山市/代表取締役社長:青山理(おさむ))が1998年より継続して取り組んでいる不要になった衣類の回収を軸として昨年からスタートした「WEAR SHiFT」の取り組みが、環境省主催の第12回グッドライフアワードにて「環境大臣賞 優秀賞」を受賞しました。グッドライフアワードは企業、学校、NPO、自治体、地域コミュニティ、個人などの環境と社会によい活動を応援するプロジェクトで、SDGsを体現する取り組みを幅広く表彰しています。
当社グループは、「持続的な成長をもとに、生活者への小売・サービスを通じてさらなる社会への貢献を目指す」という経営理念を掲げており、事業活動における環境・社会課題解決に向けたさまざまな活動に取り組んでいます。今回の受賞は、これまで取り組んできた不要衣類の回収と資源循環の仕組みを進化させ、リサイクリングBOXを全国の店舗へ設置しお客様が気軽に参加しやすい環境の整備、また、回収した衣類の一部を使用した循環型リサイクル商品の実現やリサイクル防災毛布の作製・寄贈および森林保全活動への参画など、お客様と共に歩むエコ活動「WEAR SHiFT」の取り組みが評価されました。
当社グループでは今後も環境・社会課題の認識と解決のためにSDGsを重要視し、持続可能な社会に向けた取り組みを推進してまいります。
今回表彰された取り組みについて
■リサイクルプロジェクト「WEAR SHiFT」
洋服の下取りでクーポンを配布し、お客様がお得に買い物していただくサービスとして1998年から始まった不要衣類の回収は、2023年10月より全国の「洋服の青山」や「SUIT SQUARE」などの店舗に不要衣類を回収するリサイクリングBOXを設置することで、お客様がより気軽に参加できる「WEAR SHiFT」の取り組みに進化し、2023年度は約355tを回収しました。また、「終わらない服をつくろう。」をテーマに、回収した不要衣類の一部を使用したスーツやコートなどの開発、販売や、リサイクル防災毛布の作製など、衣類が循環できる仕組みの実現に取り組んでいます。
(リサイクリングBOX「WEAR SHiFT」:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000115161.html)
(ウェアシフトスーツ:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000221.000115161.html)
■リサイクル防災毛布の作製と自治体への寄贈
お客様より不要衣類として回収した原料の一部を使用し、リサイクル防災毛布を作製、2019年からこれまでに計11自治体、総数2,300枚を寄贈し、寄贈する自治体は「①過去に大規模な自然災害を経験した地域、②災害発生時に物資が届きにくい離島や遠隔地、③当社店舗を営業している地域自治体」の3つの基準を設け取り組んでいます。また、防災毛布の寄贈をきっかけに3自治体と包括、或いは防災に関する連携協定を締結し、その連携を深めています。
(自治体へのリサイクル防災毛布寄贈:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000200.000115161.html)
■回収された服の量に応じた森林保全活動「AOYAMAの森」づくり
2018年から森林保全団体more treesを通して高知県梼原町の森づくり活動に寄付をしています。2021年からはお客様より回収した不要衣類の量に応じた寄付を行い、2022年12月には、梼原町、more trees、青山商事の3者による「森林保全に関する連携協定」を締結し、「AOYAMAの森」が始動し、官民連携の植林活動を通して多様性のある森づくりに取り組んでいます。
(森林保全活動:https://www.aoyama-syouji.co.jp/ir/esg/e_activities.html#e_activities_detail_04)
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