地域に根差した活動でお住まいの方の健康を支援する　団地内のスマートエイジング拠点の運営事業者が決定

～茶山台団地(堺市南区)～

大阪府住宅供給公社

2023年8月3日 14時00分

⼤阪府内において公社賃貸住宅SMALIO（スマリオ）を提供する⼤阪府住宅供給公社（本社：⼤阪市中央区、理事⻑：山本讓、以下、「公社」）は、茶山台団地（堺市南区）に開設する茶山台団地スマートエイジング拠点の運営事業者を事業提案競技により選定しましたのでお知らせします。地域のコミュニティ活性化や健康寿命延伸を目的として、地域に根差した活動の発展を目指し、2023年10月1日(日)の運営開始に向けて取り組みます。

スマートエイジング拠点室内イメージ(パース)

■趣旨

　茶山台団地では、地域のコミュニティ活性化や健康寿命延伸を支援するため、2016年10月から健康・医療・介護・子育てをテーマとして、健康チェックや健康講座等を行う『まちかど保健室』を実施してきました。『まちかど保健室』が地域住民に好評を得ていることから、地域に根差した活動のさらなる発展を目指し、団地内空き家を活用した、健康や医療に関する常設拠点を設置します。このスマートエイジング拠点の運営のため、地域密着型の生活支援サービスを提供し、『まちかど保健室』を含む茶山台団地の各種団地再生事業との連携等、地域コミュニティ活性化や地域住民の健康増進に向けて積極的に取り組む事業者を募集しました。審査の結果、「特定非営利活動法人団地ライフラボat茶山台」が選定されました。

■審査委員会の評価

　提案された事業は、「健康・子育て相談」「子ども食堂」「片付けセミナー・相談会」等の活動を主として、高齢者のコミュニケーションが生まれる環境の整備と、子育て世帯がちょっとした相談を気軽にできる場を提供するものです。

　さらに、住民の方と接する中で困っている人を見つけ、必要に応じて、既に団地内で運営されている各施設と連携・情報共有により細やかな対応をしていくことで、「日本一多様な幸せが実現できる団地づくり」を目指す提案がなされました。

審査委員会では、提案内容が多世代の住民を対象とした取組みが充実している点、利用者のニーズを拾いつつ継続的に活動を広げていく点等が高く評価されました。

▽選定結果の詳細はこちらをご覧ください。

https://www.osaka-kousha.or.jp/x-whatsnew/2023-07-12_chayamadai_smart_aging/index.html

■今後のスケジュール

○2023年8月5日(土)・8日(火)　拠点づくりのための住民参加型ワークショップ

茶山台スマートエイジング拠点のお部屋をDIYで作る、ペイントワークショップを行います。

今後、地域に密着して活動していく拠点づくりに住民の方々にも関わってもらうことで、愛着を持ち、より親しみやすい拠点を目指します。

※参加予約は8月4日(金)17:00まで、下記にて受付中

　管理企画課　団地マネジメントグループ