ISID、企業型確定拠出年金運用支援サービス「お金のシェルパ」に人事システム連携機能を搭載

- ライフイベントをきっかけとした従業員の資産運用方針の見直しを支援 -

株式会社電通総研

株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:名和 亮一、以下 ISID)は、企業型確定拠出年金(DC)運用支援サービス「お金のシェルパ」に人事システムとの連携機能を搭載し、2023年11月より提供開始したことをお知らせします。

本機能は、従業員が自身のライフイベントをきっかけとして資産運用方針を見直すことを促進します。その結果、従業員が将来の経済面に安心感を持つことができる “ファイナンシャル・ウェルビーイング”の実現を支援するものです。

本機能により、お金のシェルパと、ISIDが提供する統合HCMソリューション「POSITIVE(ポジティブ)」との連携も既に開始しております。

「お金のシェルパ」ロゴ「お金のシェルパ」ロゴ

  • 背景

政府は、2022年11月28日の「新しい資本主義実現会議」にて「資産所得倍増プラン」を決定し、企業による雇用者の資産形成支援を強化する取り組みを打ち出しました※1。企業型DCにおいても、従業員が自らのニーズに合わせて運用商品を選択できるよう、企業には適切な投資教育や情報提供が求められています。しかし、企業型DCでは、「利回りの低い元本確保型のみで運用している」「加入時から商品の見直しを図っていない」などの課題があります。

 このような背景から、当社は企業型DC導入企業の制度運営や従業員の入社から退社までの資産形成をサポートする企業型DC運用支援サービス「お金のシェルパ」を人事システムと連携させ、ライフイベントに合わせて従業員が企業型DCの商品を見直し、将来の健全な資産プランを設計できる機能を開発しました。


※1 出典:厚生労働省「第20回社会保障審議会企業年金・個人年金部会」資料1 資産所得倍増プラン等について

https://www.mhlw.go.jp/content/10600000/001089155.pdf


  • 本機能の概要と特長

今般開発した機能では、人事システムに記録される結婚、出産、昇進といった従業員のライフイベント情報を「お金のシェルパ」に連携します。このような、ライフプランを検討するきっかけとなりやすいタイミングをとらえて、「お金のシェルパ」が現在の企業型DCの運用状況や、リスク許容度診断などの資産運用方針に関するコンテンツを提供することにより、従業員が自身の状況に合わせて運用方針を見直すことを促進します。当初設定したモデルポートフォリオと実際の運用状況にギャップが生じている場合はアラートを通知するなど、従業員が将来を見据え、安定した運用を行うための具体的な情報提供も行います。

運用イメージ運用イメージ

ISIDは、今後も人事領域のサービスメニュー拡充を進め、企業の人的資本経営やウェルビーイング実現、さらには企業価値向上に貢献してまいります。


  • ご参考資料

企業型確定拠出年金運用支援サービス「お金のシェルパ」について 

 https://www.isid.co.jp/okaneno-sherpa/service.html

お金のシェルパは、従業員向けに資産運用に必要な各種情報が手軽に入手できるWEBアプリや運用相談窓口を、労務担当者向けに採用商品評価のためのモニタリングレポート等を提供するもので、DC導入企業における従業員の資産形成と企業側の制度運営をトータルで支援します。

 

* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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会社概要

株式会社電通総研

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URL
https://www.dentsusoken.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区港南2−17−1
電話番号
03-6713-6100
代表者名
岩本 浩久
上場
東証プライム
資本金
81億8050万円
設立
1975年12月