デルタ航空、米国3都市とキューバの首都を結ぶ定期直行便の運航認可を獲得
ニューヨーク(JFK)、アトランタ、マイアミとハバナを結ぶ直行便を毎日1便運航へ
【米国アトランタ、2016年7月7日】-デルタ航空(NYSE: DAL)は、本日の米国運輸省(DOT)の発表を受け、
ニューヨーク(JFK)、アトランタ、マイアミと、キューバの首都ハバナを結ぶ定期直行便の運航を今秋にも開始する予定です。デルタ航空がキューバ行きの定期直行便を運航するのは約55年ぶりであり、運航を認可した米国運輸省に称賛と感謝の意を表します。
すべての路線の運航は、キューバ政府の認可が前提となります。デルタ航空では、夏から航空券の販売を開始する予定です。
デルタ航空の中南米およびカリブ海地域担当副社長、ニコラス・フェリ(Nicolas Ferri)は次のように述べています。「歴史的なキューバへの定期便再開を祝うという、待ちに待った瞬間が今日訪れました。デルタ航空に3路線の運航許可を与えてくださったフォックス運輸省長官、ならびに政府関係者の皆様に感謝いたします。ご家族との再会のためにハバナを訪れる方や、ユニークな旅先での体験を求める新世代の旅行者に、デルタ航空の優れた顧客サービスと信頼性の高い運航を提供することを心から楽しみにしています。同時に、ハバナへの定期直行便再開に向けて、念入りに準備を進めているデルタ航空の各関連部門の従業員の努力にも謝意を表したいと思います。」
デルタ航空に認可された路線
ニューヨークJFK-ハバナ路線(毎日1便)は、キューバ系アメリカ人の人口が、アメリカの中で二番目に多いニューヨーク市および近郊の地域と、キューバの政治的、文化的、経済的な中心地であるハバナを結びます。
アトランタ-ハバナ路線(毎日1便)は、アメリカ最大のハブ空港であり、乗り継ぎ空港として優れているアトランタの特性により、他の空港からハバナへのワンストップのアクセスを提供します。デルタ航空はアトランタ空港でどの航空会社よりも多くの便数、座席数、就航都市数を誇っています。
マイアミ-ハバナ路線(毎日1便)は、アメリカで最も多くのキューバ系アメリカ人が住むマイアミとハバナを結びます。デルタ航空はマイアミ空港で2番目の運航規模を持ちます。
デルタ航空キューバ路線の歴史
デルタ航空のキューバ便は、1953年に当時のシカゴ&サザン航空(C&S)と合併し、ニューオリンズ-ハバナ便を引き継いで運航したのが最初でした。その後、不安定な政治状況や収益の問題などにより、1961年12月1日に運休します。2002年から2004年までは、ニューヨーク(JFK)とハバナを結ぶチャーター便を運航しました。2011年10月に、マイアミから毎日1便、アトランタとニューヨーク(JFK)から週に1便、合計週に10数便程のチャーター便の運航を開始し、2012年12月29日に運航を終えるまで、合計500便ほどのチャーター便を運航しました。直近では、2015年にミネソタオーケストラがキューバで85年ぶりに演奏会を行った際に、3便の臨時チャーター便を運航しました。
デルタ航空について
デルタ航空は年間約1億8,000万人近くの搭乗者数と広範なネットワークを持つ航空会社です。フォーチュン誌の「2015年世界で最も賞賛される企業リスト」の航空業界部門(2015 World's Most Admired Companies Airline Industry List)において、6年間で5度目の1位を獲得し、「世界で最も賞賛される企業」トップ50社にも選ばれたほか、米ビジネストラベルニュース誌調査で初の5年連続トップに選ばれました。デルタ航空およびデルタ・コネクションは、世界62カ国、337都市に向けてフライトを運航しています。米国ジョージア州アトランタに本社を置き、世界で8万人近い従業員を擁し、800機以上の主要機材を運航しています。航空連合(アライアンス)「スカイチーム」の創立メンバーであり、大西洋路線においてはエールフランス-KLM、アリタリア-イタリア航空、およびヴァージン アトランティック航空と共同事業を展開しています。アトランタ、ボストン、デトロイト、ロサンゼルス、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク(ラ・ガーディアおよびJFK)、ソルトレイクシティ、シアトル、アムステルダム、パリ(シャルルドゴール)、ロンドン(ヒースロー)、東京(成田)をハブ空港および主要マーケットと位置づけ、提携航空会社と合わせて一日に1万5,000便以上のフライトを運航しています。機内および空港での顧客エクスペリエンスの向上を目指し、空港施設や機内プロダクトの改善、サービス向上とテクノロジー導入に数十億ドルを投資しています。詳しくはホームページdelta.comをご覧ください。
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