【このままでは国宝を守れない】国立博物館の常設展の料金はどうあるべきか?Surfvote投票結果
女優・アートナビゲーターの西条美咲氏が提起『文化財を守るためにもっと値上げしてもよい』36%、『もっと安くするべき』は17.3%、14.7%は『誰でも利用する権利があるのだから無料であるべき』と回答。
そしてこのたび、2023年7月6日から9月30日までの期間「【このままでは国宝を守れない】国立博物館の常設展の料金はどうあるべきか?」というイシューにおいて意見投票を募集しましたので、その結果をお知らせいたします。
https://surfvote.com/issues/c7r5zh9gihcb
投票の詳細
イシュー(課題):【このままでは国宝を守れない】国立博物館の常設展の料金はどうあるべきか?
https://surfvote.com/issues/c7r5zh9gihcb
調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)
調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー
調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票
投票期間:2023年7月6日〜2023年9月30日
有効票数:75票
投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)
誰でも利用する権利があるのだから無料であるべき14.7%
国が設立した博物館は、国民の誰もが利用する権利があり、博物館法においても原則無料と定められています。経済的な事情から鑑賞の機会を奪われるのは、不公平であるだけでなく、国の文化的発展という点からもマイナスだと思います。
文化財を守るためにもっと値上げしてもよい36%
わが国では残念ながら国も国民も文化財を守るという意識が希薄である。国は法を改正して十分な予算を投入するともに、国民も価値ある文化財を見るにはそれに見合った料金を払うべきであるから、多少の値上げは許されると考える。
もっと安くするべき17.3%
国民の財産であるなら、広く国民が鑑賞できるようにあるべきかと思います。 無料というと、一切のハードルがないので雑な使われ方をすると懸念する一方で、コストを入場料だけで賄うために値上げしていけば払える人が限られていくとも思います。 基本的には、消耗材ではないので多くの人に見てもらうための努力や最適価格を探るべきだと思います。 その上で、維持費が賄えないのであれば予算を割り当てるべきだと考えます。
外国からの観光客は有料にして、国民・永住者等は無料にする10.7%
文化財は税金で管理すれば良いと思う。海外からの方は文化財を守るための料金は払っていないことになるので有料にすると良い。
外国からの観光客の入場料のみ値上げする2.7%
他国と比べて少ない無料観覧日を増やす5.3%
ぶらっと行けるようにする機会が多くなれば、身近に感じられるようになる。
その他8%
誰でも利用できるようにしなければならないので、まずは国民に国立博物館に訪れる機会を作るために、国民全員に、年間1枚の招待券を配るのはいかがですか?無料券が送られてきたら、行ってみようかなと思うかもしれませんし、行けばまた行こうかなと思う人もいます。 さらに寄付のお願いや、コレクションについての説明書を入れて、親近感を持ってもらう取り組みを大きくできないか?と思います。
わからない5.3%
文化財にあまり興味を持ったことがない。 国立博物館の値段がいくらかも知りませんでした。 なので値上げしてもしなくてもこの値段と提示があれば 納得すると思う。
問題提起いただいたオーサー 西条美咲氏
京都府出身 同志社女子大学卒業。 美術検定1級。アートナビゲーター。 年間100以上の展示会に足を運ぶ美術好き。趣味で油絵を描き、世界絵画大賞に入選。 女優としては、谷崎潤一郎原作「白日夢」で映画デビュー。上海万博日本館オープニングで手妻とコラボで日本人形役を演じる。自身がプロデュースして人形になった写真集「人形鏡」「DOLL BRIDE」がある。 他、多数の舞台で主演を務める。
Surfvoteとは?
当社が提供するSNS「Surfvote」は社会にあるさまざまな課題を問題提起し、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービスです。Surfvoteでは「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して複数の選択肢から自分の意見を投票できます。また他のユーザーのコメントを見たり、評価(いいね)したりすることもできます。イシューは当社編集部だけでなく大学の先生やさまざまな分野の専門家にも執筆のご協力をいただき発行しています。投票結果はイシューの内容に応じて、適宜関係省庁や政治家へ提出し報告を行なっています。https://surfvote.com
Polimill株式会社
Polimill株式会社は社会デザインプラットフォームSurfvoteを運営・開発するICTスタートアップ企業です。Surfvoteは社会課題や困りごとに特化し、ユーザーがあらゆるテーマについて自分の意見を投票できるだけでなく、他のユーザーの意見を傾聴できるサービスです。地方公共団体版のSurfvoteも拡充中で自治体と連携し住民による住みやすい街づくりを促進します。あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させます。https://polimill.jp
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