働くママを幸せにするのは『夫のトイレ掃除』!? 「夫が最強の味方!」の一方で、「育児家事のいいとこ取りでイクメンと思わないで」の声も
~ 働くママと園児の情報誌「ぎゅって」新装刊 調査レポート ~
株式会社サンケイリビング新聞社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和田 直樹、以下弊社)では、働くママと園児の情報誌「ぎゅって」を5/16に新装刊。併せて、働くママの時短家事や育児に特化した情報サイト「ぎゅってWeb(https://gyutte.jp)」を開設しました。
新装刊にあたり、未就学年齢(6歳以下)の子どもを持つワーキングマザーを対象とした「働くママのリアルライフ調査」(有効回答数:892件)を実施したところ、働くママの幸福度は「夫の家事参加」が多いほど高いことが判明。また、夫への分担願望と実際の分担状況のギャップがもっとも大きい家事は「トイレ掃除」であると分かりました。
<調査結果のポイント>
- 働くママの幸福度の平均点は7.7点(10点満点中)
最も多い回答は「8」で30.2%。幸福度が高い人の理由には「周囲のサポートの充実」や、「やりたいことができている」といった声が多い。
- 働くママの幸福度は「夫の家事参加」が多いほど高い
代表的な14項目(*1)の家事について、夫の分担がゼロのグループの平均幸福度が7.4なのに対し、7~9項目を分担するグループの場合は8.0。
- 本音と実際のギャップがもっとも大きい家事は「トイレ掃除」
「本音では分担して欲しい」と「いま分担している」のギャップが最も大きい家事は「トイレ掃除」(37.9%)。次いで「部屋の片づけ」(35.3%)、「洗濯物をたたむ/しまう」(33.7%)がトップ3
「出産=退職」が一般的だった時代は過去となり、いまや「育児をしながら働き続ける」ママが主流派になりました。弊社では、働くママのよりよい未来を応援するため、「時間生まれる、心ほどける。」をテーマに本日より「ぎゅって」誌面とWebを通じて情報を発信していきます。
働くママの幸福度の平均は10点満点中、7.7
いまの幸福度を10段階評価で聞いたところ、最も多い回答は「8」(30.2%)で、全体平均は7.7という結果がでました。フリーアンサーで採点の理由を聞いたところ、幸福度が高い人からは「周囲のサポートの充実」や、「やりたいことができている」といった声が多く聞かれました。
- 【10点】仕事も育児も周りの協力のお陰でやらせてもらえている。どちらも他では得難い経験ができるものなので楽しい。辛いこともありますが(笑) 旦那が協力的なのも幸せポイントです。(大阪府/ぷぷぷさん)
- 【9点】会社は子育て支援制度が割と整っており、(産休、育休、短時間勤務、看護休暇)、実際に取得もてきている。保育園も面倒見が良く、色々な季節の行事もやってくれる。主人も割と家事、育児に協力的。(東京都/あはははさん)
- 【10点】欲しいものは全て手に入れた(宮城県/ぷうちさん)
一方、減点理由には「夫の協力の不足」、「時間の不足」、「家計の余裕の不足」が目立ちました。
- 【7点】子供が二人いること、家庭がある事は本当に幸せだが、夫の協力にとても物足りなさを日々感じるイライラに−3(神奈川県/NEさん)
- 【6点】毎日、仕事や家事時間に追われ自分の時間がない。忙しい。 でも、仕事をしてるから子育てと離れる時間もある。(埼玉県/デコポンさん)
- 【6点】子どもの側に居たいのに居れない葛藤と働きたいとは思わなくても、家計のためという使命が嫌。でも保育園に入れて、実家に頼れるというところは恵まれていると思うので。(東京都/あいりんさん)
働くママの幸福度は「夫の家事参加」が多いほど高い
14項目の家事(*1)についての分担状況と幸福度の関係を分析した結果、夫の分担項目が多いママほど幸福度が高くなる傾向が見られました。分担ゼロのグループの平均幸福度が7.4なのに対し、7~9項目を分担するグループの場合は8.0となりました。また、4項目以上を分担するグループの幸福度が全体平均の7.7より高いという結果になりました。
「働きながら子育てをする上で、最大の味方は?」と「働くママとして、いま一番物申したい相手は?」の質問には、夫への感謝と苦言の両方が寄せられました。
<「夫が最大の味方」編>
- 家事もしてくれて、子供の急な休みにも交代で対応してくれる夫は最強です。(北海道/しーのさん)
- 家事をサボってても理解してくれている。(大阪府/ちーままさん)
- 休みの日に掃除機・お風呂掃除が担当。また、料理に目覚めて毎日夕飯を作ってくれるのでとても助かります。(宮城県/みっちぃさん)
- 夫の理解あっての仕事と家事、育児の両立だから(神奈川県/ゆきにゃんさん)
<「夫に物申す!」編>
- あなたと同じく仕事してるし、あなたより育児してるのでもう少し家事をしてほしい。 そして、私はあなたの母親ではないので自分のことは自分でしてほしい(大阪府/こまっちゃんさん)
- 俺が働くのが当たり前だと思うなと言うが、私が働くのも当たり前だと思うな(兵庫県/るる1号さん)
- いくら仕事が忙しいからって、燃えるゴミ出す以外の家事はノータッチとはどういうことか!せめて資源ゴミやプラクル(*2)の日も捨ててくれ!(神奈川県/まーりんさん)
- 育児、家事のいいとこ取りをしていることにも気付かず、自分を家事もできるイクメンだと思っていること。(愛知県/ゆうゆさん)
- 稼ぎが5対4なのだから、家事もせめて4割ぐらいしてほしい(京都府/ねねちゃんママ)
本音と実際のギャップがもっとも大きい家事は「トイレ掃除」
家事別に「本音では夫に分担して欲しい」ものを見ていくと、7割以上の人が「ゴミ捨て」と「風呂掃除」を挙げました。この2つは実際に「分担している」人も、ゴミ捨てが58.7%、風呂掃除が45.3%と多く、パパ担当家事の代表格となっています。
一方で、希望と実際のギャップの大きさを見ると、トップは「トイレ掃除」(37.9%)で、「部屋の片付け」(35.3%) 、「洗濯物をたたむ/しまう」(33.7%)が続きました。ママの願いとは裏腹に、なかなか協力してもらえない家事が浮かび上がっています。
共働きファミリーが主流になったいまでも、家事はまだまだ女性の負担が大きいのが実態です。パパの家事分担を増やすこと、中でも希望と実際のギャップが最も大きい「トイレ掃除」の分担は、働くママをハッピーにする方法のひとつと言えそうです。
働くママと園児の情報誌「ぎゅって」新装刊、および「ぎゅってWeb」の開設について
「出産=退職」が一般的だった時代は過去となり、いまや「育児をしながら働き続ける」ママが主流派になりました。
弊社では、仕事も家事もこなしながらも、「子どもとの触れ合いをもっと充実させたい」と願う働くママのよりよい未来を応援するため、2012年3月より保育園配布情報誌として発行してきた「あんふぁんぷらす」を「ぎゅって」にリニューアル。本日5/16に新装刊いたしました。また、併せて働くママの時短家事や育児に特化した情報サイト「ぎゅってWeb(https://gyutte.jp)」も開設しました。
「働くママの時間生まれる、心ほどける」をテーマに、限られた時間をやりくりしながら生活する働くママの毎日をちょっと幸せに・ラクにする情報、子育てや子どもとの時間を充実させるヒントを誌面とWebの両輪で発信していきます。
<働くママと園児の情報誌「ぎゅって」について>
・発行部数: 381,805部(3版合計)
首都圏版(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県) … 196,204部
東海版(愛知県、岐阜県、三重県) … 67,190部
関西版(大阪府、京都府、兵庫県) … 118,411部
・形態: B5判変形/オールカラー
・発行: 隔月刊/年6回(奇数月発行)
※ 2017年度は首都圏版・関西版のみ8月・12月に増刊号を発行し、年8回
・配布方法:保育園の先生が連絡BOXやバッグに入れてママの手に届きます
※ (公社)全国私立保育園連盟、加盟保育園ほかの承認・協力を得て配布
※ 一部を都心オフィスの働くママに、職域で配布
<「ぎゅってWeb」について>
・URL: https://gyutte.jp
・公式Facebookページ: https://www.facebook.com/gyutte/
・LINE@ アカウント:@gyutte
<働くママのリアルライフ調査について>
【調査概要】
・調査方法:インターネットアンケート調査(弊社運営サイト『Living.jp』にて実施)
・調査期間:2017年4月3日(月)~4月18日(火)
・有効回答:892件(調査結果から末子年齢が6歳以下の働く女性の回答を抽出し、有効回答とした)
【回答者プロフィール】
・年 代:20代 10.2%、30代 63.9%、40代 25.2%、50歳以上 0.7%
・働き方:フルタイム勤務 40.7%、時短勤務 21.2%、パートタイム勤務 33.4%、在宅ワーク 2.6%、その他 2.1%
※専業主婦は有効回答から除外
■ 本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社サンケイリビング新聞社 あんふぁん事業部
Tel 03-5216-9181/Fax 03-5216-9266
Email enfant@sankeiliving.co.jp
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