三井ダイレクト損保、第42回IT賞において「IT賞(マネジメント領域)」を受賞
~レガシーシステムから次世代システムへの移行に関するマネジメントが評価~
MS&ADインシュアランス グループの三井ダイレクト損害保険株式会社(取締役社長:河村 隆之/URL:https://www.mitsui-direct.co.jp/)は、公益社団法人 企業情報化協会(以下「IT協会」)主催の2024年度(第42回)IT賞において、「IT賞(マネジメント領域)」を受賞いたしました。
レガシー化した既存基幹システムから、最新のIT設計思想や新技術を採用した次世代基幹システム”Trusty”への移行に関するマネジメントが評価されました。次世代基幹システムの活用により、更なるお客さま体験価値の向上を図るとともに、社内業務の効率化やシステム開発スピードの更なる向上など、事業戦略・課題への対応力を強化してまいります。
1.IT賞の概要
わが国の産業界ならびに行政機関などの業務において、「ITを高度に活用したビジネス革新」に顕著な努力を払い成果を挙げたと認められる企業・団体に対し、IT協会から授与される表彰制度です。1983年の第1回より、今回で42年目の開催となります。
2.受賞内容
今回当社が受賞した「IT賞(マネジメント領域)」は、業務の効率化、業容拡大への対応による業績貢献・成果に対して、他の企業・団体・機関に対する範例となる優れた取組についてIT協会が授与するものです。
受賞テーマと理由は、IT協会のニュースリリースより抜粋して掲載します。(https://jiit.or.jp/awards/it/)
受賞テーマ
創業以来のシステムを次世代システムに再構築し「会社のリブランディング(ブランド刷新)」に大きく貢献
受賞理由
デジタル社会の変化のスピードが激しく、損害保険会社の環境変化も激しい。三井ダイレクト損害保険では全社一丸でリブランディング(ブランド刷新)を行っていくことを決定し、それに合わせて”Trusty”(信頼)という名称でシステム全体を再構築するという創業以来最大のプロジェクトを進めてきた。このリブランディングを推進するため、従来のシステムを次世代システムに再構築した。新しい企業の目標として、22年7月に”人に優しい” 「強くてやさしい」企業になることを宣言し、これを実現するため、SaaSを利用して22年10月にコンタクトセンターシステムの刷新、23年11月にマーケティングオートメーション基盤を導入した。
中核となる基幹システムは24年6月に稼働を始め、これらによって、「強くてやさしいクルマの保険」による「会社のリブランディング」や「お客さま体験価値・収益性の向上」に取り組んでいる。一方、基幹システムの再構築については開発効率と保守性の向上も重視してフルスクラッチ開発を選択した。
フルスクラッチ開発により、長年の修正が積み重なりブラックボックス化していた現行システムの調査により現行踏襲性を確認しつつ、新たな業務要件を盛り込む開発を実行したことや、近年主流のマイクロサービス化・コンテナ設計を苦労しつつ自社内で実現したことは、人財育成の面でも成果であり、今後の事業展開により一層貢献できる体制の確立に繋がっている。
レガシー化した既存基幹システムから次世代システムへの移行により「会社のリブランディング」に大きく貢献したマネジメントについて評価し、IT賞該当とした。
ご参考
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