【ホテルオークラ東京】ホテルの魅力を楽しむ絵画展 第19回 秘蔵の名品 アートコレクション展 『モネ ユトリロ 佐伯と日仏絵画の巨匠たち―フランスの美しき街と村のなかで―』
この夏、「印象派」が誕生したフランスの魅力を堪能
【色と素材で感じる絵画の魅力】
19世紀にチューブ入りの絵具が発明されるまで、画家たちにとって絵具の作成は重要な技術であり、彼らの個性が顕著に表れるものでした。画家の個性が出る「色の使い方」に着目すると、作品に込めた画家の情熱や、彼らが生きた時代背景が見えてきます。
●黒色:佐伯祐三《リュクサンブール公園》(田辺市立美術館蔵)
1924年、フランスに渡った佐伯祐三は里見勝蔵の紹介で、ブラマンクに作品を見せたところ、「このアカデミック!」と批判され、長時間罵倒されました。自分の表現を批判された佐伯は、激しい葛藤の中で、黒や赤、どす黒い青緑色の絵具を、激しい筆使いやパレットナイフで塗りこめるように描きました。その激しい色使いと線のように黒を多様する作風は、佐伯の新たな作風として確立され、佐伯が没するまで続くことになります。
●白色:モーリス・ユトリロ《モンマルトルのミュレール通り》(吉野石膏株式会社蔵)
ユトリロは、漆喰の壁の材質感を出すために、油絵具に石灰や鳩の糞、卵の殻、砂などを混入して建物や壁面を描きました。この時代のユトリロの白は単純な色ではなく、触感の伝わる白で、1908~1914年頃の白色にこだわっていた時期は「白の時代」と呼ばれます。
●白乳色:藤田嗣治《二人の裸婦》
藤田は透明感のある白乳色を作り出すために、下地に鉛白や炭酸カルシウムを油と膠で溶いたものにシッカロール(ベビーパウダー)を混ぜた白絵具を用いました。特有の透明感のある乳白色を作り出すほかには、浮世絵のように日本画の面相筆を使って細い輪郭線で描いていることも、もう一つの特徴でした。藤田の白乳色と日本画の面相筆を使った輪郭線は、当時のヨーロッパで高く評価されました。
【画家やフランスにちなんだ特別メニューを味わう】
『モネの愛したレシピ 若鶏もも肉ときのこのトマト煮込み』西洋料理「テラスレストラン」
印象派の牽引者として数多くの名作を残したクロード・モネ。晩年に過ごしたフランスの美しい村「ジヴェルニー」の家には、モネのレシピが残されていました。それは、2000年フランスにて「モネの食卓」と題して発売されたほど、モネは食通として知られています。
今回、ランチセットとしてご提供する特別メニューのメインは、上記または『パリ・セーヌ川の流れ 太刀魚のムニエル 柚子味噌バターソース 茗荷添え』 から選択していただき、ライス・コンビネーションサラダ・コーヒーがつきます。(全4品)
『モンマルトルの画家たちが愛した クレーム・ブリュレ』フランス料理「ラ・ベル・エポック」
パリで一番高い丘「モンマルトル」はユトリロ、ルノワール、モディリアーニなど多くの印象派の画家たちがアトリエを構え、創作活動に取り組んだ芸術の街です。その「モンマルトル」の多くのカフェで昔から愛されているクレーム・ブリュレをご用意いたしました。クレーム・ブリュレには欠かせないフランス産のカソナード(赤砂糖)を使い、低温でゆっくりと丁寧に焼き上げます。
【カジュアルから贅沢なコースまで選べるランチセット券も同時発売中】
館内にある和・洋・中8つの直営レストラン限定の特別ランチと、絵画展の鑑賞券もついた2種類のランチセット券(¥4,000または¥6,000)を販売しております。
■ランチセット券 概要
・¥4,000券/対象レストラン:3ヵ所
コーヒーショップ「ダイニングカフェ カメリア」(別館1階)/西洋料理「テラスレストラン」(本館1階)/チャイニーズテーブルスターライト」(本館11階)
・¥6,000券/対象レストラン:5ヵ所
フランス料理「ラ・ベル・エポック」(別館12階)/鉄板焼「さざんか」(本館11階)/中国料理「桃花林」(本館6階)/和食・天ぷら「山里」(本館5階)/欧風料理「オーキッドルーム」(本館5階)土・日・祝日は¥1,000の追加料金にてブッフェをお召し上がりいただけます。※各レストランの営業時間(ランチタイム)はそれぞれ異なります。
【前売り券販売期間】8月6日(火)まで
【販売場所】ホテルオークラ東京館内(本館・別館フロント、本館コンシェルジュデスク、別館ギフトサロン、各レストラン・バー)
閉館後、専任の学芸員の解説で名画を鑑賞、限定ディナーに舌つづみ
Premium Hour vol.2 ~アートコレクション展鑑賞宿泊プラン~
アートコレクション展の閉館後の会場にて学芸員の解説を受けながらゆっくりと名画を鑑賞いただける贅沢な宿泊プランを期間中、1日3組限定で販売いたします。ご宿泊は別館の最上階に位置する特別フロアの客室をご用意し、ご夕食はフランス料理「ラ・ベル・エポック」にてトマト風味のコールドコンソメスープや、ブルゴーニュ風クリーミーな貝のソースでお召し上がりいただく穴子のムニエルなど、宿泊プラン限定のディナーコース「L’été à Paris ~パリの夏」をご堪能いただけます。
■宿泊プラン 概要
【期 間】 7日間/1日3組限定 8月9日(金)、10日(土)、16日(金)、17日(土)、23日(金)、24日(土)、30日(金)
【料 金】 1泊1室2名様 ¥100,000 (1泊室料、特別ディナー・朝食付、会場料、サービス料・宿泊税込)
【客 室】 別館最上階ペントフロアのデラックスツインルームもしくは、デラックスダブルルーム(43~46㎡)
【特 典】 ① 閉館後のアートコレクション展会場にて94作品を鑑賞(18:30~19:30)② 専任の学芸員による作品の解説③ 夕食:フランス料理「ラ・ベル・エポック」にてアートコレクション展鑑賞宿泊プラン限定の特別ディナー「L’été à Paris ~パリの夏」④ 朝食:館内のレストラン4ヵ所より和定食・洋定食・洋食ブッフェを選択⑤ 贈呈:アートコレクション展限定グッズ
【予 約】 ホテルオークラ東京 客室予約課 (*ご予約は、ご宿泊日一週間前17時まで)<T E L> 0120-00-3751 <時 間> 9:00~21:00(無休)
<『第19回 秘蔵の名品 アートコレクション展』 開催概要>
【名 称】 チャリティーイベント 第19回 秘蔵の名品 アートコレクション展
【開催期間】 2013年8月7日(水)~9月1日(日) 26日間
【開催時間】 10:00~18:00(入場は各閉館時間の30分前まで)※8月7日(水)は12:00~18:00
【会 場】 ホテルオークラ東京 宴会場「アスコットホール」(別館地下2 階)
【主 催】 企業文化交流委員会
【協 賛】 株式会社ホテルオークラ東京、ホテルオークラ共栄会
【後 援】 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、在日フランス商工会議所、外務省、文化庁、NHK、日本赤十字社、公益社団法人企業メセナ協議会、一般社団法人日本経済団体連合会、読売新聞社
【協 力】 公益財団法人大倉文化財団・大倉集古館、社会福祉法人NHK厚生文化事業団、日仏会館フランス事務所、株式会社山元
【監 修】 金原宏行(豊橋市美術博物館 館長)・岡部昌幸(帝京大学文学部史学科 教授)
【入 場 料】 入場券)一般 ¥1,200(前売 ¥1,000)/大学・高校生 ¥1,000(前売 ¥900) 中学生以下無料 ランチセット券)¥4,000 または ¥6,000
<主な出展作品>
・ クロード・モネ《睡蓮》1907年、(アサヒビール大山崎山荘美術館)
・ モーリス・ユトリロ《モンマルトルのキュスティーヌ通り》1938年頃、(松岡美術館)
・ 佐伯祐三《リュクサンブール公園》1927年、(田辺市立美術館)
・ アメデオ・モディリアーニ 《若い女の胸像(マーサ嬢)》 1916-17年頃、(松岡美術館)
・ アンリ・ル・シダネル《森の小憩 ジェルブロワ》1925年、(東京富士美術館)
・ 藤田嗣治《二人の裸婦》1929年
アートコレクション展の鑑賞券でお楽しみいただける併催展覧会
<大倉集古館>大倉コレクションの精華Ⅱ―近代日本画名品選―
ホテルに隣接する日本初の私立美術館「大倉集古館」では、イベント開催期間中「大倉コレクションの精華Ⅱ―近代日本画名品選―」と題し、国の重要文化財でもある前田青邨の「洞窟の頼朝」や、近代日本画の牽引者である横山大観の大作「夜桜」など日本画コレクションをお楽しみいただけます。大倉財閥を継いだ長男・喜七郎が1930年に実現させた世界初の大規模な日本画の展覧会「ローマ開催日本美術展」にて世界の人々を魅了した作品など約25点をご覧いただけます。
【主な出展作品】
・横山大観 「夜桜」
・小林古径 「木莵図」
・重要文化財 前田青邨「洞窟の頼朝」
・宇田荻邨 「淀の水車」
・川合玉堂「秋山懸瀑」、「奔潭」
・下村観山「不動尊」
【概 要】
期 間:2013年8月3日(土)~9月29日(日)《休館》8月5日、9月2日、9日 (※展示替えのお問い合わせ:大倉集古館TEL 03-3583-0781)
開館時館:10:00~16:30 (入館は16:00まで)
料 金:一般¥800 ※アートコレクション展の鑑賞券でご覧いただけます。
主 催:大倉集古館
協 力:㈱ホテルオークラ東京、大成建設㈱、特種東海製紙㈱
【ホテルオークラ東京について】
穏やかで安らぎに満ちた、日本ならではのおもてなしのスタイルを表現した本館ロビー。それは、時を越えて輝きを放つ「和の伝統美」の結晶です。伝統を大切にしながらも常に最高の味を求めて前進する料理、癒しや寛ぎを追求した様々なタイプの客室。時代に流されない確かな品位と新しいスタイルが絶妙に交差した本物のオリジナリティが溢れるホテルです。
〒105-0001
東京都港区虎ノ門2-10-4
TEL:03-3582-0111(代表)
アクセス:東京都メトロ銀座線・虎ノ門駅、日比谷線・神谷町駅、銀座線・南北線・溜池山王駅、南北線・六本木一丁目駅 ※いずれも徒歩10分以内
webサイトURL:www.hotelokura.co.jp/tokyo
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