LNG燃料自動車船「CERULEAN ACE」が竣工
~2030年までに「LNG/メタノール外航船90隻」を着実に推進~
当社は、現時点で新造LNG燃料自動車船14隻(註2)の投入を決定しており、本船は、その中でも「BLUE」シリーズ https://www.mol.co.jp/pr/2023/23003.html と銘打った国内建造船11隻のうち記念すべき1隻目です。LNG燃料を使用することで、従来の燃料油に比べて二酸化炭素(CO2)の排出を約25~30%、硫黄酸化物(SOx)の排出を約98%、窒素酸化物(NOx)の排出を約85%削減することが可能です。
当社は、1965年に日本で初めて自動車船を就航させて以降、自動車船事業をグローバル市場でさらに発展させること目指し、世界各地でサービスを展開しています。今後も環境に配慮した、安全で効率的な運航を通じ、お客様への高品質なサービスを提供してまいります。
【本船スペック】
船 型 :7,050RT型LNGDF自動車運搬船(高圧式主機)
建造ヤード :新来島どっく 本社大西工場
全長 :199.95メートル
型幅 :38.00メートル
最大積載自動車台数 :7,050台
(註1)「BLUE」から着想を得て、スペイン語で青空・空色を意味する”CERULEAN”を冠しました。
(註2)当社グループは「商船三井グループ 環境ビジョン2.2」 https://www.mol.co.jp/sustainability/environment/vision/ を策定し、2050年までのネットゼロ・エミッション達成を目標に定めています。その達成に向け「今すぐ実現可能なGHG排出削減の取り組み」として、2030年までにLNG/メタノール燃料船を90隻投入する計画で、現時点で本船を含め33隻のLNG燃料外航船の整備を決定しています。
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