日本語を母語としない人の日本語会話力を測る電話テスト「JSST」の中国受付を開始
株式会社アルク(東京都杉並区永福 代表:平本照麿、以下アルク)は、2008年11月
より実施している電話による日本語会話力測定テスト「JSST」(Japanese Standard
Speaking Test)の中国での申し込み受付を、2010年3月1日より開始することをご案
内いたします。また、これまで団体受験のみだった日本での申し込みは個人受験も
可能となり、同日受付を開始することを併せてご案内いたします。
より実施している電話による日本語会話力測定テスト「JSST」(Japanese Standard
Speaking Test)の中国での申し込み受付を、2010年3月1日より開始することをご案
内いたします。また、これまで団体受験のみだった日本での申し込みは個人受験も
可能となり、同日受付を開始することを併せてご案内いたします。
■JSSTとは
○「ビジネスの現場で使える日本語力」を10分間で測ることができる電話による会話力
テストです。
JSSTは日本語に関する知識のみならず運用能力を測ります。単語、文法、発音など
の知識を 「その時、その場」 で組み合わせて話を創造する力を評価するために、受
験者には 「考え」 「創る」 ことを迫る課題を出します。
○電話口から自動音声で流れる10題の質問に各45秒以内で答えます(上~超級の1問
は、回答時間は60秒)。それを3名の評価官が「発話の形」「正確さ」「内容」「敬語」
について10段階で測定し、それらに基づき運用能力の総合評価を行います。
[JSSTの問題例]
◇映画館へ行くのと家でビデオを見るのと、どちらが好きですか。その理由は何ですか。
◇今、あなたの職場のデスクの上にあるものについて話してください。
◇あなたは、先月の営業成績がトップだったので営業部内で表彰されました。朝礼でみ
んなの前で感謝の言葉を述べてください。
<<中国の日本語学習者数、日系現地法人数、日本への留学者数の増加により
日本語運用力を示す機会の増加が見込まれます>>
■中国受付開始の背景
中国では、日本語学習者数や日系現地法人数が増加し、日本への留学者数も増
えています。今後益々、ビジネスの現場で円滑なコミュニケーションを行える
人材への需要が見込まれ、筆記試験では測れない会話力を測定できるJSST
の中国での受験申し込み受付を開始することとなりました。
<日本語学習者数について>
○日本語学習者数や「日本語能力試験」の受験者数は大きく伸びています。
[日本語能力試験応募者数の推移] (国際交流基金 調べ)
[中国] 2003年 94,179人 → 2008年 245,791人
[韓国] 2003年 77,281人 → 2008年 109,636人
[カナダ] 2003年 708人 → 2008年 1,124人
○国際交流基金による、海外で日本語を学ぶ人数の調査結果は、2003年と2006年の
上位3カ国の順位は[1位:韓国、2位:中国、3位:オーストラリア]に変わりはあり
ませんが、学習者数は中国が大幅に伸びています。
(「2003年海外日本語教育機関調査結果概要」「2006年海外日本語教育機関調査結果概要」より)
[海外で日本語を学ぶ人数の推移] (国際交流基金 調べ)
[韓国] 2003年 約90万人 → 2006年 約91万人
[中国] 2003年 約39万人 → 2006年 約68万人
[オーストラリア] 2003年 約38万人 → 2006年 約37万人
<日系現地法人数について>
○海外の現地法人、及び、従業者数のいずれもが前年度と比べ増加
2007年度末における現地法人数16,732社のうち、中国は4,662社と約27.9%を占め、
前年より0.9%増加しています。また、現地法人の従業者数は475万人のうち中国が
161万人で、前年度比9.5%増加しました。
(2009年 経済産業省発表資料)
<日本への留学者数について>
○日本への留学生約13万人のうち、中国からの留学者数は全体の42.2%
留学ビザの新規発行者を国籍(出身地)別に見ると、中国が1万4,342 人で全体の
42.2%を占めており,これに韓国5,516 人(16.2%)が続いています。2007年と比
べ中国は4,070人(39.6%)、韓国は215 人(4.1% ) 増加しました。
(2008年 法務省入国管理局調べ)
◇ 中国受付概要 ◇
[申込受付開始]2010年3月1日
[受験開始]2010年3月15日
[受験料]268元(税込)
[申し込み方法]ホームページ(http://jsst.kantsuu.com)に必要事項を入力、送信
[受験方法]PCとマイク付きイヤホン、ウェブカメラを用意して受験する。インター
ネット環境があるところならば、どこにいても受けることができる。ただし、評価
官が音声を聞き取れるよう静かで、通信環境の良いところであること。
[対応エリア]中国国内(香港・マカオを除く)
[今後の展開]まず、個人受験から実施し、将来的には法人受験も実施予定
[問い合わせ先] 中国大連貫通信息諮詢有限公司 JSST中国事務局
E-mail: jsst@kantsuu.com (日本語対応可能)
■日本での個人受験受付開始の背景
近年の経済不況において、日本在住の外国人の雇用環境は厳しい状況が続いています。
一方で、中長期的に本格的な労働力不足の事態が到来することが予想される中、優秀な
人材を世界各国から集める「国際化拠点整備事業(グローバル30)」や、留学生数を増
やす施策「留学生30万人計画」が進められてもいます。
外国人の採用時にビジネスでの日本語運用力を客観的に把握することは、その後の事業
をスムーズに進めるために、雇用者・求職者の双方にとって有用です。
これまでJSSTは法人受験を実施してきましたが、より多くの優秀な外国人材が自らの日
本語運用力を証明できるように個人受験の申込み受付を開始することとしました。
◇ 日本での個人受験受付概要 ◇
[申込受付開始]2010年3月1日
[受験開始]2010年4月1日
[受験料]5,500円(税別)/コメントシートが付かない場合:4,500円(税別)
[申し込み方法]ホームページ(http://tsst.alc.co.jp/jsst/)に必要事項を入力、送信
[受験方法]指定のフリーダイヤルに電話をかけ、事前にメールにて連絡されたIDと受験
者名を録音してからテスト問題に答える。
[問い合わせ先] 株式会社アルク 人材事務局
電話:03-3323-5514(9:00~18:00 /平日のみ) FAX:03-3323-2021
E-MAIL: nihongo@alc.co.jp
[株式会社アルクとは]http://www.alc.co.jp/
アルクは、1969年4月の創業以来、企業理念として「地球人ネットワークを創る」を
掲げ事業を推進してまいりました。語学学習者のための通信講座の企画制作をはじめ、
eラーニング教材、書籍(単行本、情報誌など)、各種デジタルコンテンツの提供など、
語学分野における学習者向けの様々な支援を行っております。
○「ビジネスの現場で使える日本語力」を10分間で測ることができる電話による会話力
テストです。
JSSTは日本語に関する知識のみならず運用能力を測ります。単語、文法、発音など
の知識を 「その時、その場」 で組み合わせて話を創造する力を評価するために、受
験者には 「考え」 「創る」 ことを迫る課題を出します。
○電話口から自動音声で流れる10題の質問に各45秒以内で答えます(上~超級の1問
は、回答時間は60秒)。それを3名の評価官が「発話の形」「正確さ」「内容」「敬語」
について10段階で測定し、それらに基づき運用能力の総合評価を行います。
[JSSTの問題例]
◇映画館へ行くのと家でビデオを見るのと、どちらが好きですか。その理由は何ですか。
◇今、あなたの職場のデスクの上にあるものについて話してください。
◇あなたは、先月の営業成績がトップだったので営業部内で表彰されました。朝礼でみ
んなの前で感謝の言葉を述べてください。
<<中国の日本語学習者数、日系現地法人数、日本への留学者数の増加により
日本語運用力を示す機会の増加が見込まれます>>
■中国受付開始の背景
中国では、日本語学習者数や日系現地法人数が増加し、日本への留学者数も増
えています。今後益々、ビジネスの現場で円滑なコミュニケーションを行える
人材への需要が見込まれ、筆記試験では測れない会話力を測定できるJSST
の中国での受験申し込み受付を開始することとなりました。
<日本語学習者数について>
○日本語学習者数や「日本語能力試験」の受験者数は大きく伸びています。
[日本語能力試験応募者数の推移] (国際交流基金 調べ)
[中国] 2003年 94,179人 → 2008年 245,791人
[韓国] 2003年 77,281人 → 2008年 109,636人
[カナダ] 2003年 708人 → 2008年 1,124人
○国際交流基金による、海外で日本語を学ぶ人数の調査結果は、2003年と2006年の
上位3カ国の順位は[1位:韓国、2位:中国、3位:オーストラリア]に変わりはあり
ませんが、学習者数は中国が大幅に伸びています。
(「2003年海外日本語教育機関調査結果概要」「2006年海外日本語教育機関調査結果概要」より)
[海外で日本語を学ぶ人数の推移] (国際交流基金 調べ)
[韓国] 2003年 約90万人 → 2006年 約91万人
[中国] 2003年 約39万人 → 2006年 約68万人
[オーストラリア] 2003年 約38万人 → 2006年 約37万人
<日系現地法人数について>
○海外の現地法人、及び、従業者数のいずれもが前年度と比べ増加
2007年度末における現地法人数16,732社のうち、中国は4,662社と約27.9%を占め、
前年より0.9%増加しています。また、現地法人の従業者数は475万人のうち中国が
161万人で、前年度比9.5%増加しました。
(2009年 経済産業省発表資料)
<日本への留学者数について>
○日本への留学生約13万人のうち、中国からの留学者数は全体の42.2%
留学ビザの新規発行者を国籍(出身地)別に見ると、中国が1万4,342 人で全体の
42.2%を占めており,これに韓国5,516 人(16.2%)が続いています。2007年と比
べ中国は4,070人(39.6%)、韓国は215 人(4.1% ) 増加しました。
(2008年 法務省入国管理局調べ)
◇ 中国受付概要 ◇
[申込受付開始]2010年3月1日
[受験開始]2010年3月15日
[受験料]268元(税込)
[申し込み方法]ホームページ(http://jsst.kantsuu.com)に必要事項を入力、送信
[受験方法]PCとマイク付きイヤホン、ウェブカメラを用意して受験する。インター
ネット環境があるところならば、どこにいても受けることができる。ただし、評価
官が音声を聞き取れるよう静かで、通信環境の良いところであること。
[対応エリア]中国国内(香港・マカオを除く)
[今後の展開]まず、個人受験から実施し、将来的には法人受験も実施予定
[問い合わせ先] 中国大連貫通信息諮詢有限公司 JSST中国事務局
E-mail: jsst@kantsuu.com (日本語対応可能)
■日本での個人受験受付開始の背景
近年の経済不況において、日本在住の外国人の雇用環境は厳しい状況が続いています。
一方で、中長期的に本格的な労働力不足の事態が到来することが予想される中、優秀な
人材を世界各国から集める「国際化拠点整備事業(グローバル30)」や、留学生数を増
やす施策「留学生30万人計画」が進められてもいます。
外国人の採用時にビジネスでの日本語運用力を客観的に把握することは、その後の事業
をスムーズに進めるために、雇用者・求職者の双方にとって有用です。
これまでJSSTは法人受験を実施してきましたが、より多くの優秀な外国人材が自らの日
本語運用力を証明できるように個人受験の申込み受付を開始することとしました。
◇ 日本での個人受験受付概要 ◇
[申込受付開始]2010年3月1日
[受験開始]2010年4月1日
[受験料]5,500円(税別)/コメントシートが付かない場合:4,500円(税別)
[申し込み方法]ホームページ(http://tsst.alc.co.jp/jsst/)に必要事項を入力、送信
[受験方法]指定のフリーダイヤルに電話をかけ、事前にメールにて連絡されたIDと受験
者名を録音してからテスト問題に答える。
[問い合わせ先] 株式会社アルク 人材事務局
電話:03-3323-5514(9:00~18:00 /平日のみ) FAX:03-3323-2021
E-MAIL: nihongo@alc.co.jp
[株式会社アルクとは]http://www.alc.co.jp/
アルクは、1969年4月の創業以来、企業理念として「地球人ネットワークを創る」を
掲げ事業を推進してまいりました。語学学習者のための通信講座の企画制作をはじめ、
eラーニング教材、書籍(単行本、情報誌など)、各種デジタルコンテンツの提供など、
語学分野における学習者向けの様々な支援を行っております。
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