「2022年 Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞」受賞作品は川内有緒さんの「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」に決定
~全盲の美術鑑賞者、白鳥建二さんとのアートを巡る旅を追体験できる新感覚ノンフィクション。「生と死」「障害をもつこと」「アートの意味」などを考える~
https://news.yahoo.co.jp/nonfiction/
ヤフー株式会社が運営する日本最大級のインターネットニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」と、書店員が「面白かった」「お客様に薦めたい」と思った本への投票で決定する「本屋大賞」が連携した「2022年 Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞」は、全国の書店員の投票によるノミネート6作品の選出と、その後の二次選考を経て、大賞作品を川内有緒さんの「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」(集英社インターナショナル)に決定しました。
◆「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」について 公式サイト(集英社インターナショナル)より
「白鳥さんと作品を見るとほんとに楽しいよ!」友人マイティの一言で、「全盲の美術鑑賞者」とアートを巡るというユニークな旅が始まった。白鳥さんや友人たちと絵画や仏像、現代美術を前に会話をしていると、新しい世界の扉がどんどん開き、それまで見えていなかったことが見えてきた。視覚や記憶の不思議、アートの意味、生きること、障害を持つこと、一緒にいること。そこに白鳥さんの人生、美術鑑賞をする理由などが織り込まれ、壮大で温かい人間の物語が紡がれていく。見えない人とアートを見る旅は私たちをどこに連れていってくれるのか。
軽やかで明るい筆致の文章で、美術館めぐりの追体験を楽しみながら、社会を考え、人間を考え、自分自身を見つめ直すことができる、まったく新しいノンフィクション!
◆著者プロフィール
川内有緒(かわうち・ありお)/1972年、東京都生まれ。ノンフィクション作家。日本大学芸術学部卒業後、ジョージタウン大学で中南米地域研究学修士号を取得。米国企業やシンクタンク、フランスの国連機関に勤務し、国際協力分野で働く。2010年以降は評伝、旅行記、エッセイの執筆を行う。『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』で新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』で開高健ノンフィクション賞を受賞。ドキュメンタリー映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』の共同監督。
◆川内有緒さんからのコメント
小学生の頃、家の前に小さな書店があり、私はほぼ毎日そこで立ち読みして過ごしていました。今年50歳になりましたが、本という存在は、良い時も苦しい時も私を支え、力を与えてくれました。読むこと。書くこと。本がただそこにあること。家の本棚に。そしてポケットに。
このたび、書店員の方々が選ぶ賞を授かるという望外の出来事に心から感謝しています。今回の本を書くことは、他者との出会いや会話を通じて世界の輪郭を捉え直し、自分自身のまなざしが変わっていくような体験でした。書くことは楽しい。楽しいけど、苦しい。その間を行ったりきたりしつつ、これを糧に、また未知の地に向かって歩み、書き続けたいと思います。
「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞」は、より多くの読者が良質なノンフィクション作品に触れ、世界で起きている事象についての考えを深めてもらうことを目的として、「Yahoo!ニュース」と「本屋大賞」が連携して2018年に創設した賞で、今回で5回目を迎えました。昨年大賞を受賞した「海をあげる(上間陽子/筑摩書房)」は、受賞後の反響も後押しして読者が広がり、ノンフィクション本としては異例の8万部を超えるヒットとなるなど、国民がノンフィクション作品に触れるきっかけの一つとなっています。
今後も「Yahoo!ニュース」は、「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞」を通じて、取材や執筆、出版に労力がかかるノンフィクション本を応援し、受賞者をはじめとする優良な書き手や出版社、書店とのつながりを深め、その活動を支援していくことを目指していきます。
≪ご参考≫
【「2022年 Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞」ノミネート作品】
※作品名は五十音順です
◆「朝日新聞政治部」 鮫島浩/講談社
◆「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」 鈴木忠平/文藝春秋
◆「さよなら、野口健」 小林元喜/集英社インターナショナル
◆「ソ連兵へ差し出された娘たち」 平井美帆/集英社
◆「妻はサバイバー」 永田豊隆/朝日新聞出版
◆「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」 川内有緒/集英社インターナショナル
【「2022年 Yahoo!ニュース | 本屋大賞ノンフィクション本大賞」概要】
<スケジュール>
2022年5年20日 一次選考(書店員による投票)スタート
2022年6月30日 一次選考締め切り
2022年7月26日 ノミネート作品発表、二次選考(書店員による投票)スタート
2022年9月20日 二次選考締め切り
2022年11月11日 大賞作品発表
<対象作品>
2021年7月~2022年6月の間に、日本語で出版されているノンフィクション作品全般。
但し新書および海外作品の翻訳本は対象外とする。発行日は奥付に準拠。
<副賞>
取材支援費:100万円
ヤフー株式会社が運営する日本最大級のインターネットニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」と、書店員が「面白かった」「お客様に薦めたい」と思った本への投票で決定する「本屋大賞」が連携した「2022年 Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞」は、全国の書店員の投票によるノミネート6作品の選出と、その後の二次選考を経て、大賞作品を川内有緒さんの「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」(集英社インターナショナル)に決定しました。
◆「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」について 公式サイト(集英社インターナショナル)より
「白鳥さんと作品を見るとほんとに楽しいよ!」友人マイティの一言で、「全盲の美術鑑賞者」とアートを巡るというユニークな旅が始まった。白鳥さんや友人たちと絵画や仏像、現代美術を前に会話をしていると、新しい世界の扉がどんどん開き、それまで見えていなかったことが見えてきた。視覚や記憶の不思議、アートの意味、生きること、障害を持つこと、一緒にいること。そこに白鳥さんの人生、美術鑑賞をする理由などが織り込まれ、壮大で温かい人間の物語が紡がれていく。見えない人とアートを見る旅は私たちをどこに連れていってくれるのか。
軽やかで明るい筆致の文章で、美術館めぐりの追体験を楽しみながら、社会を考え、人間を考え、自分自身を見つめ直すことができる、まったく新しいノンフィクション!
◆著者プロフィール
川内有緒(かわうち・ありお)/1972年、東京都生まれ。ノンフィクション作家。日本大学芸術学部卒業後、ジョージタウン大学で中南米地域研究学修士号を取得。米国企業やシンクタンク、フランスの国連機関に勤務し、国際協力分野で働く。2010年以降は評伝、旅行記、エッセイの執筆を行う。『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』で新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』で開高健ノンフィクション賞を受賞。ドキュメンタリー映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』の共同監督。
◆川内有緒さんからのコメント
小学生の頃、家の前に小さな書店があり、私はほぼ毎日そこで立ち読みして過ごしていました。今年50歳になりましたが、本という存在は、良い時も苦しい時も私を支え、力を与えてくれました。読むこと。書くこと。本がただそこにあること。家の本棚に。そしてポケットに。
このたび、書店員の方々が選ぶ賞を授かるという望外の出来事に心から感謝しています。今回の本を書くことは、他者との出会いや会話を通じて世界の輪郭を捉え直し、自分自身のまなざしが変わっていくような体験でした。書くことは楽しい。楽しいけど、苦しい。その間を行ったりきたりしつつ、これを糧に、また未知の地に向かって歩み、書き続けたいと思います。
「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞」は、より多くの読者が良質なノンフィクション作品に触れ、世界で起きている事象についての考えを深めてもらうことを目的として、「Yahoo!ニュース」と「本屋大賞」が連携して2018年に創設した賞で、今回で5回目を迎えました。昨年大賞を受賞した「海をあげる(上間陽子/筑摩書房)」は、受賞後の反響も後押しして読者が広がり、ノンフィクション本としては異例の8万部を超えるヒットとなるなど、国民がノンフィクション作品に触れるきっかけの一つとなっています。
今後も「Yahoo!ニュース」は、「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞」を通じて、取材や執筆、出版に労力がかかるノンフィクション本を応援し、受賞者をはじめとする優良な書き手や出版社、書店とのつながりを深め、その活動を支援していくことを目指していきます。
≪ご参考≫
【「2022年 Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞」ノミネート作品】
※作品名は五十音順です
◆「朝日新聞政治部」 鮫島浩/講談社
◆「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」 鈴木忠平/文藝春秋
◆「さよなら、野口健」 小林元喜/集英社インターナショナル
◆「ソ連兵へ差し出された娘たち」 平井美帆/集英社
◆「妻はサバイバー」 永田豊隆/朝日新聞出版
◆「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」 川内有緒/集英社インターナショナル
【「2022年 Yahoo!ニュース | 本屋大賞ノンフィクション本大賞」概要】
<スケジュール>
2022年5年20日 一次選考(書店員による投票)スタート
2022年6月30日 一次選考締め切り
2022年7月26日 ノミネート作品発表、二次選考(書店員による投票)スタート
2022年9月20日 二次選考締め切り
2022年11月11日 大賞作品発表
<対象作品>
2021年7月~2022年6月の間に、日本語で出版されているノンフィクション作品全般。
但し新書および海外作品の翻訳本は対象外とする。発行日は奥付に準拠。
<副賞>
取材支援費:100万円
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