洋上風力の導入が進む秋田県能代市・男鹿市にて参加型の新しい地域共生プロジェクト「TENOHA能代」「TENOHA男鹿」開業施設を共につくる会員企業・オフィスの募集開始
洋上風力の導入が進む秋田県能代市・男鹿市にて参加型の新しい地域共生プロジェクト「TENOHA能代」「TENOHA男鹿」開業施設を共につくる会員企業・オフィスの募集開始
東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:星野 浩明、以下、「当社」)は、秋田県能代市及び男鹿市において、参加型の新しい地域共生プロジェクトとして計画を進めてきた「TENOHA能代」及び「TENOHA男鹿」(以下「本プロジェクト」)を4月24日に開業いたしましたのでお知らせいたします。
■本プロジェクトの概要
本プロジェクトでは、日本の洋上風力をリードする地域である秋田県において、様々な企業や地域の皆さまと共に施設づくりに取り組んでいます。当社は、「再生可能エネルギーの導入」を「地域の街づくり」に活かしていくための取り組みとして、株式会社北都銀行、株式会社工藤浩平建築設計事務所、株式会社See Visionsとプロジェクトチームを立ち上げ、秋田県能代市及び男鹿市において「地域の大切な資産を活用した施設運営事業」の計画を進めてまいりました。
能代市においては、2020年に閉校した旧常盤小・中学校の一部を能代市より賃借し、男鹿市においては、男鹿駅前に位置する秋田海陸株式会社の事務所を賃借し、リノベーションを行った上で、「地域交流スペース」や「産業支援スペース」を創出します。
また、本プロジェクトでは、「街づくり・建築・観光・教育・再生可能エネルギー」等をテーマに、施設の企画・運営に共に取り組んでいだだける会員企業や地域会員を募集しています。
■みんなでつくるプロジェクト
当社は、本プロジェクトに関連し、地域の皆さまやパートナー企業と共に、施設の企画・開発を行う「みんなでつくるプロジェクト」を2022年12月より着手しています。今後も、地域の皆さまにワークショップやイベント等を通した「施設づくり」に参加していただき、長く、愛着を持って利用していただけることを目指し、取り組みを進めてまいります。
実施事例 TENOHA能代 みんなで“家具”をつくろう (2023年3月4日/4月15日)
2023年3月にTENOHA能代で「家具づくりワークショップ」が開催されました。秋田県内の親子連れを中心に約50名が集まり、施設の活用方法や設置する家具等に関してアイデアを出し合いました。4月には、皆さまのアイデアを基に、家具の製作・設置イベントが行われました。参加した小学生からは「学校がなくなるのは寂しいけど、そこをどう使うかを考えるのは楽しかった。開業してからも遊びに来たい」といった声が聞かれるなど、地域の皆さまに「施設づくり」「街づくり」を楽しんでいただくワークショップとなりました。
実施事例 TENOHA男鹿 みんなで“お花”を植えよう (2023年4月22日)
TENOHA男鹿の開業を前に、「お庭づくりワークショップ」が開催されました。秋田県内の親子連れや男鹿市民を中心に約30名が集まり、施設のお庭にパンジーなどの色とりどりのお花を植えました。その他にも、地元のコーヒー販売店や画家、楽器演奏者、マジシャンの方などが集まり、施設は大きな賑わいを見せました。
■施設の概要
■東急不動産の再生可能エネルギー事業「ReENE(リエネ)」について
東急不動産は、「ReENE(リエネ)」という事業ブランドで、再生可能エネルギー事業を展開しています。「Re-Creating the Value(未来に、新しい価値を)」と「Edit Next Energy(次の時代を作るエネルギーを)」という2つの志を組み合わせ、2018年に誕生しました。
これまで東急不動産は、総合不動産デベロッパーとして都市再開発、宅地やリゾートなど大規模な街づくりをはじめ、多岐にわたる開発事業を行ってきました。地域・社会・環境にかかわる様々な課題とも向き合い解決策を模索する中で培われてきた経験はリエネの中でも活かされています。
東急不動産は、2016年に専任部門を設立して本格的な取り組みを開始しました。「脱炭素社会の実現」「地域との共生と相互発展」「日本のエネルギー自給率の向上」の3つの社会課題の解決を掲げ、これまでに開発中事業を含め全国89件(内訳:太陽光発電事業72件、風力発電事業12件、バイオマス発電事業5件)、定格容量1,577MWの事業に携わってきました(2023年3月末現在)。
今後も、再生可能エネルギーの成長とともに、再生可能エネルギーをベースとした地域社会へのソリューション提供を図ってまいります。
ReENEホームページ https://tokyu-reene.com/
■TENOHAとは
テノハは、"手のひら"と"葉"の造語です。施設を大きな木、新しいライフスタイルを沢山の葉として、ものを創り出す手と手が重なり合う葉のように広がり、新しい時代に向けて人やモノ・サービスが育っていく場所であることを表しています。地域の皆様と手と手をたずさえて、沢山の葉を増やし、更に大きな木へと成長していく場を目指しています。
東急不動産は全国の事業地において、各地域の課題解決や活性化につなげていくことを目的とした地域共生取組みを推進しており、その活動の拠点・舞台となる施設名を「TENOHA(テノハ)」としています。TENOHA各施設では、地域の資産・資源である既存施設の利活用や、環境配慮型建築を通じ、「人・モノ・コトが育つ」場所を生み出すことを目指します。地域交流スペース、コワーキングスペース、カフェスペース等の地域に開かれた場とし、それぞれの地域活性化につなげる施設づくりに取り組んでまいります。
■ 長期ビジョン「GROUP VISION 2030」でめざす、「環境経営」と「DX」の取り組み
東急不動産ホールディングスは2021年に長期ビジョン「GROUP VISION 2030」を発表しました。多様なグリーンの力で2030年にありたい姿を実現していく私たちの姿勢を表現する「WE ARE GREEN」をスローガンに、「環境経営」「DX」を全社方針として取り組んでいます。
HDの中核企業である東急不動産では「環境先進企業」をめざして様々な取り組みを積極的に進めており、2022年末には事業所及び保有施設※の100%再生可能エネルギーへの切り替えを完了しました。
※一部の共同事業案件などを除く
貢献するSDGs
東急不動産ホールディングス「GROUP VISION 2030」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/group-vision-2030/
東急不動産ホールディングス「中期経営計画2025」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/ir/mgtpolicy/mid-term-plan/
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