北海道松前町における地域活性化プロジェクト 学生による「松前町ブランドロゴ」「特産品パッケージ」のデザインを提案

「一般社団法人北海道まつまえ観光物産協会」の協会ロゴマークに採用決定

　東急不動産株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：星野 浩明、以下、「東急不動産」）と株式会社学生情報センター（本社：京都府京都市、代表取締役社長：吉浦 勝博、以下「ナジック」)は、北海道松前町の観光振興を目的とした「松前町スタケーションプロジェクト」（以下、「本プロジェクト」という。）を開催し、学生による「松前町ブランドロゴ」及び「特産品パッケージ」[平林1] のデザイン提案を実施いたしました。
　この度、本プロジェクトにおいて提案した「松前町ブランドロゴ」が、一般社団法人北海道まつまえ観光物産協会（会長：小川 正紀、以下「観光物産協会」）の「協会ロゴマーク（以下、「協会ロゴ」）」に正式採用されることが決定いたしましたので、お知らせいたします。
　東急不動産は、松前町と2019年4月に「風力発電事業の推進と地域活性化に関する協定書」を締結し、松前町と連携して、様々な取り組みを行っております。今後も、松前町の観光面の課題である特産品のブランディングに関する実証的な取組等を継続して実施し、松前町の活性化に貢献してまいります。

1. 本プロジェクトの内容
〇「松前町ブランドロゴ」デザイン提案
　・本プロジェクトは、ナジックの持つ学生情報媒体等を活用して参加者の募集を行い、応募者36名から学生９名が選抜されました。
　・学生の事前調査及び現地ヒアリングをもとに、「松前町の特産品とわかりやすい」「高級感へのこだわり」等をキーワードとして「松前町ブランドロゴ」のデザイン案を作成しました。
〇「特産品パッケージ」デザイン提案
　・「松前町ブランドロゴ」のテーマである「高級感」と、松前町の「桜」や「松前城」をモチーフにしたパッケージデザインを考案しました。また、「瓶詰め」「個別包装」等の機能面の提案も実施しました。
〇成果発表会
　・学生は、現地調査や関係者との協議を重ねて企画した「松前町ブランドロゴ」及び「特産品パッケージ」のデザインについて、2023年1月に、地元の方々に対し「成果発表会」を行いました。成果発表会では、参加者の皆様から学生の持つ感性を活かした提案に対する高い評価をいただきました。
〇以降の動き
　・協会ロゴ：2023年4月に発足する「観光物産協会」の協会ロゴに「松前町ブランドロゴ」が採用。・特産品パッケージ：各店舗で、パッケージの採用に向けたリニューアルを継続検討。

2. 本プロジェクトの概要
目的：松前町の特産品魅力向上による地域活性化と学生キャリア形成支援
形態：有給インターンシップ型
全9回オンラインワーク7回、現地調査1回、成果発表会1回
期間：2022年11月1日から2023年1月24日
体制：
主催　東急不動産
運営　ナジック
学生　大学生・短大生・専門学校生：９名（１９～２５歳）【企画担当】６名 【デザイン担当】３名
企業　一般社団法人北海道まつまえ観光物産協会松前町内特産品製造販売5事業者
         (株)北洋堂・(有)ヨネタ水産・(株)中村屋・（一社）海共舎・(有)小川商店
後援　北海道松前町
成果品：
①  松前町ブランドロゴのデザイン提案
②  上記５企業の５つの特産品のパッケージデザイン提案

【成果品①】松前町ブランドロゴ（左）および採用された協会ロゴ（右）

 

【成果品②】5つの特産品のパッケージデザイン提案