武蔵野美術大学が東京都「観光経営人材育成事業」に美大で初めて採択されました。「創造的思考力」×「観光」でデザイン経営スキルを養成する 新たな教育+社会実装プログラムをスタートします。

武蔵野美術大学

武蔵野美術⼤学(所在地:東京都⼩平市/学⻑:樺⼭祐和 以下、本学)は、東京都が観光関連事業者の経営力向上を図り、観光産業の活性化につなげることを目的に実施する「観光経営人材育成事業」において、令和6年度の新規連携校に美術大学として初めて参画することが決定いたしました。

創造的思考力を涵養しデザイン経営スキルを兼ね備えた観光文化資源を活用する人材育成を目的とした教育プログラムおよび社会実装プログラム(以下、本プログラム)に取り組みます。

■アート×デザイン×観光経営で、新たな価値を生み出す人材を

本学が開発している「価値創造⼈材育成プログラム」(以下、 VCP)を、観光経営事業者を対象として開発・展開したプログラム「VCP for Tourism Design Management」を⾏います。

  1. 従来の自然環境や文化的建造物などのハード資源にとどまらず、アートを中心とした新たなソフト資源を見出す力とその価値を創造する「創造的思考力」を育成します。

  2. 創造的思考力によるおもてなしや体験の「デザイン思考」を学びます。

  3. 観光事業に関わる幅広い人材に向けて、アート×デザインに関する知識の養成、「デザイン経営」の実践的アプローチを行い、ブランド力向上とイノベーション力向上を通じて、産業競争力の向上に寄与する人材の育成を⽬指します。

■実施拠点は、都心型キャンパスである市ヶ谷キャンパス

 市ヶ谷キャンパスは、本学が90年以上にわたる造形教育で得た教育資産に加え、2019年に「価値創造」を学ぶ都心型キャンパスとして新設されました。教育・研究設備に加え、プロトタイピングが可能なスタジオや、多様なクリエイティブ人材が集う場( Co-Creation Space -Ma- )などが整備されています。また、東京駅や羽田空港からのアクセスが良い都心の立地を活用し、受講者にとって利便性の高い環境でのプログラムを提供します。

■「Co-Creation Space -Ma- 」について

 2023年6⽉、武蔵野美術⼤学市ヶ谷キャンパス7階に、⼤学と社会をつなぐ新しいカタチのコ・クリエーションスペースとして開設。若⼿クリエイティブ⼈材のコミュニティ形成、企業・⾃治体との共創推進、創造性リカレント教育の拡充に取り組んでおり、トップクリエイターやスタートアップ経営者等との交流イベント等を定期的に開催しています。本スペースは、東京都インキュベーション施設運営計画認定事業に認定されました。( https://ma.musabi.ac.jp/ )

■「価値創造⼈材育成プログラム」(Value Creation Program :VCP)について

 デザイン思考やアート思考といった特定の思考法にとらわれず、本学が90 年以上続けてきた造形教育で得た知⾒を最⼤限活⽤し、「創造的思考⼒」を涵養するとともに、多様な視点を調和・統合させることを通じて、新たな関係性を⾒いだすプログラムです。

VCP の⼀環として、社会⼈向けプログラム(履修証明プログラム)「VCP School」を展開し、新規事業を創出するための視点や考え⽅を得ることを⽬的とし、60 時間(10 ⽇間)のプログラムを⾏っています。

■今後の予定

11月に募集サイトを立ち上げ、今年度に第一回講座を実施予定です。情報は順次以下のサイトで更新していきます。( https://vcp.musabi.ac.jp/ )

■本件に関するお問い合わせ先

武蔵野美術⼤学 市ヶ谷キャンパス事務室

ichigaya_campus@musabi.ac.jp

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会社概要

学校法人武蔵野美術大学

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URL
https://www.musabi.ac.jp
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都小平市小川町1-736
電話番号
-
代表者名
長澤忠徳
上場
未上場
資本金
-
設立
1929年10月