工場内生産ラインへの部品供給を自動化し、工場内における作業最適化を加速。株式会社ジェーイーエル、ラピュタロボティクスの自在型自動倉庫「ラピュタASRS」の採用を決定

~ラピュタASRSの柔軟性と生産性によって工場内部品供給の工程における自動化に大きく寄与~

ラピュタロボティクス株式会社

物流向けロボティクスソリューションを提供するラピュタロボティクス株式会社(東京都江東区、代表取締役 CEO:モーハナラージャー・ガジャン、以下、ラピュタロボティクス)は、株式会社ジェーイーエル(広島県福山市、代表取締役:崎谷信夫、以下、ジェーイーエル)が2026年に広島県尾道市御調(みつぎ)町にある尾道工場​で自在型自動倉庫「ラピュタASRS」の採用を決定したことをお知らせいたします。

ラピュタASRS

●導入の背景

ジェーイーエルは、社会インフラとして重要な役割を担う、持続可能な物流を実現するため労働人口の減少による人員不足などへの対策として、自動化ソリューションを活用した省人化・省力化への取り組みを思案されておりました。この度、工場内の生産ラインへ部品供給を行うさまざまな自動化ソリューションを検討の中、ラピュタロボティクスの自在型自動倉庫「ラピュタASRS」の既存倉庫、新規倉庫を問わず導入可能な点、半導体業界における業界変動に応じ、レイアウト変更も対応が可能となる柔軟性、また保管効率と同時に高い生産性も実現できる点を評価いただきました。

自在型自動倉庫「ラピュタASRS」の商品詳細はこちら

https://www.rapyuta-robotics.com/ja/solutions-asrs/

●株式会社ジェーイーエルにおける自在型自動倉庫「ラピュタASRS」の導入のポイント

1. 労働人口の減少に伴い、将来を見据えた労働力確保への対策

地方圏における労働人口確保の難しさに先手を打ち、お客様への持続的な製品供給を実現させることが可能。

2. 高い生産性・保管効率の実現

ラピュタロボティクスの強みである、ロボット群制御技術を用いた多層階での最適制御による高い生産性と、独自設計の集中作業とミス防止機能を搭載した歩行レスのピッキングステーション等で効率的に作業に専念できるため、少人数で高い生産性を安定して創出。 ジェーイーエルの主力製品である、半導体ウェハー搬送ロボットの組み立てに必要な部品の殆どをラピュタASRSからピッキングし、生産ラインへシームレスに移動が可能です。また、同時にラピュタASRSによって倉庫のスペースを最大限に活用することができ、部品保管効率の最適化の向上が可能。

3. 業界の変動に合わせて、導入後も規模拡大や他拠点移設に対応できる柔軟性

業界特有の変動や物量に応じてレイアウトが変更可能。またアンカーレス構造なため既存倉庫、新規倉庫を問わず導入できる点。

今後もラピュタロボティクスとジェーイーエルは、ラピュタASRSを活用し、自動化に関するさまざまな課題解決に向けて取り組んでまいります。

●株式会社ジェーイーエル  執行役員 管理本部長 金田恒幸 様

ラピュタロボティクスの製品にはピッキングアシストロボットのラピュタPA-AMRから興味を持っていました。ラピュタPA-AMRは、人や障害物が接近した時に停止したり、すれ違う際に減速したり等の安全設計をしっかりと実装しながらも、ロボットが自分でルートを考えて稼働する姿に将来性を感じていました。2023年の国際物流総合展で様々なソリューションを見ましたが、自動倉庫の中では当初、他社の製品に関心を持っていました。それでも柔軟性や保管効率、生産性に限界があるように感じていたのですが、ラピュタASRSを初めて見た時にこれらの懸念が払しょくされました。システム構築時の柔軟性は他社製品と比べて抜きん出ており、面積当たりの保管効率やスループット、そしてコスト面でも優位性を感じました。

また、製品だけでなくラピュタロボティクスの皆さんのプロフェッショナル集団としての姿勢にも、製品に対する自信や我々のような顧客と共により良いものにしていこうという気持ちが見え、非常に好感が持てました。当社もメーカーとして見習うところがあると思っています。これから導入に向けて本格的な仕様検討に入っていくのが楽しみです。

●株式会社ジェーイーエルについて

所在地:広島県福山市草戸町2-8-20

代表取締役 : 崎谷 信夫

事業内容:半導体ウェハー搬送用ロボット・液晶ガラス基板搬送用ロボットメーカー

URL:https://www.jel-robot.co.jp/

●ラピュタロボティクスについて

ラピュタロボティクスは、アインシュタインをはじめ、数々の著名研究者を輩出しているチューリッヒ工科大学(ETH Zürich)発のベンチャー企業です。「ロボットを便利で身近に」(Making robotics attainable and useful for anyone)をビジョンに掲げ、世界最先端の制御技術および人工知能技術を活用した次世代クラウドロボティクスプラットフォームの開発と、ロボットソリューションの開発・導入・運用支援を行っています。世界30ヵ国以上から結集した、高い開発技術力を誇る優秀なエンジニアとバイリンガルでロボティクスに精通した営業チーム、カスタマーサクセスチームのタッグにより、お客様に最適なソリューションをご提案します。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
http://www.rapyuta-robotics.com/ja/
業種
情報通信
本社所在地
東京都江東区平野4-10-5
電話番号
-
代表者名
Gajan Mohanarajah
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2014年07月