カロミルAPIが国立長寿医療研究センターの高齢者向け健康管理アプリを使った研究への採用が決定

写真1枚で食事内容が判別できる独自のAIを提供し、食事管理機能の拡大に寄与

食事・運動・体重管理アプリケーション(以下アプリ)「カロミル」の開発・提供をするライフログテクノロジー株式会社(東京都中央区、代表取締役:棚橋繁行)は、「国立長寿医療研究センター」(愛知県大府市、理事長:荒井秀典)が開発した「オンライン通いの場」アプリの研究への参画が決定しました。同時に、同アプリに「カロミル食事画像解析」「食事データベースAPI」を提供します。

〇「オンライン通いの場」アプリとは

「オンライン通いの場」アプリ(以下、通いの場アプリ)は、国立長寿医療研究センターが高齢者向けに開発した、オンラインを活用して運動や健康づくりに取り組める介護予防アプリです。
これまで全国10万か所以上ある地域の集会所や公民館が地域住民の「通いの場」として、体操をはじめとしたさまざまな交流を行なう場となっていましたが、現在はそれらの多くは新型コロナウイルス感染拡大防止のため活動を自粛しています。この状況が長期化すると認知症や、要介護状態の高齢者が発生することが懸念されており、地域のつながりも途絶えてしまうことが危惧されています。
そこで、お散歩コースを自動作成・提案する機能や、仲間と交流が持てるコミュニケーション機能を搭載することで、高齢者の身体活動時間の低下や交流機会の減少を改善することを目指し、同アプリが開発されました。行きたい場所を設定して、おすすめのお散歩コースを自動作成してくれる「おさんぽ」機能や、自治体が提供する体操動画を検索できる「体操動画」、フローチャートに基づいて自分に適した運動・活動を見つけることができる「健康チェック」など、高齢者の健康維持に役立つコンテンツを幅広く用意しており、アクティブなライフスタイルの実現を目指しています。
詳細:https://www.ncgg.go.jp/ri/lab/cgss/kayoinoba/index.html
 

 

◎ライフログテクノロジーが「オンライン通いの場」アプリを活用した研究に参画

研究の内容:通いの場アプリ利用者の日常の食事摂取量を客観的、継続的に測定します。栄養素摂取量と高齢者の機能状態や要介護状態との相関も分析します。
参画の背景:リニューアル前の「オンライン通いの場」アプリは、元々食事管理機能がありましたが、記録のみで栄養価計算はできませんでした。そこで、写真を撮るだけで高齢者でも簡便に食事記録ができるカロミルAPIを導入することで、摂取した栄養価まで確認でき、健康的な食生活への行動変容を促すアプリへと進化しました。

・カロミルAPIとは
「カロミル」で所有する膨大なメニューデータや自社開発のAI機能を、すでにお持ちの貴社サービスに時間をかけず低予算で付加することができるサービスです。データベースには、一般的な食事メニューの他、大手食品メーカーや大手コンビニエンスストアの商品、大手飲食チェーンのメニューなどの企業名や品目名と、たんぱく質・糖質・塩分・ビタミン・ミネラル・脂肪酸等のエネルギーと30種類の栄養素データを提供しています(※品目によって提供される栄養素の種類は異なります。)
 

食事画像解析API

API経由で送られた食事画像は、カロミルのAIを通して即座に品目名や栄養素を解析し情報を提供します。画像認識精度は国内で最も高い識別力(当社調べ)を有しています。




 

 

 


食事データベースAPI
カロミル独自の食事メニューデータベースで、豊富な食事メニューからキーワードで検索(写真付き)できる機能や、品目名やエネルギーと栄養素を提供することができます。コンビニや市販品などの新商品も、日々追加を行っているので、最新のメニューデータが利用できます。
詳細:https://www.calomeal.com/api/meal-analysis.html
 


 

 

◎国立長寿医療研究センター島田裕之さまからのコメント

「オンライン通いの場」アプリには、健康維持には欠かせない活動の1つである食事を管理するための「食事チェック」機能を搭載しました。毎日3回の食事と間食を書いて記録するのは大変な手間ですが、カロミルは、写真登録だけでAIがメニュー判別する点が継続的に食事管理するのに適していると思いました。さらにカロミルでは、新たなメニューが日々追加され、一般的な料理メニューに加え、身近な市販加工食品やコンビニ商品、外食メニューのデータが豊富で、食の外部化や時代による嗜好の変化にも対応しています。今後、高齢者における日々の食事と「オンライン通いの場」アプリで得られる様々な活動との関連が明らかになることが期待されます。


今後も自社開発のアプリやサービスを通して積極的に様々な機関や大学との研究やサービスの開発に協力していき、当社のミッションである「健康寿命を太く、長く」を達成できるよう健康寿命延伸に力を尽くしていきたいと考えています。
 
  • 国立長寿医療研究センターについて
2004年に開設された国立機関。理念に「高齢者の心と体の自立を促進し、健康長寿社会の構築に貢献する」ことを挙げ、加齢に従い発生する心や体の変化や発症しやすくなる疾患などに関する研究や技術開発、診療、医療従事者の研修などを行っています。
 
  • 健康管理アプリ「カロミル」について

 

食事・運動・体重管理アプリです。食事記録に関しては、写真1枚で毎日の食事を記録し、AI(人工知能)の画像解析技術によって自動で栄養価を割り出し登録します。エネルギーだけでなく、たんぱく質、脂質、炭水化物、塩分、糖質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど18種類の栄養素の計算・記録もできるので、ダイエットのみならず、栄養バランスを考慮した健康管理が可能です。また、食事記録だけでなく運動・バイタルの管理機能もそなえ、「健康のトータルマネジメント」を実現しています。会員数は160万人を超えました(2022年9月時点)。
 
  • ライフログテクノロジー株式会社について
https://calomeal.com/
当社は管理栄養士、エンジニア、データサイエンティスト、人工知能の研究者で構成されたヘルスケア関連のテクノロジー企業です。2016年2月に創業し、東京本社と宮崎に拠点があり、スタッフは全員フルリモートワークです。主な事業はヘルスケアアプリ「カロミル」の開発・運営ですが、大学や企業、医療研究機関などと健康管理や食生活に関する共同研究も行っています。

◆サービスに関するお問い合わせ先◆
ライフログテクノロジー株式会社 info@calomeal.com

 

社 名: ライフログテクノロジー株式会社(Life Log Technology, Inc)
所在地: 〒103-0027 東京都中央区日本橋三丁目2番14号 新槇町ビル別館第一 1階
設 立: 2016年2月
資本金: 6億1,956万円(資本準備金含む)
代表者: 代表取締役 棚橋繁行

 

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会社概要

URL
http://calomeal.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋三丁目2番14号 新槇町ビル別館第一 1階
電話番号
-
代表者名
棚橋繁行
上場
未上場
資本金
6億1956万円
設立
2016年02月