国産「量子生成AI」CalQamelプロジェクト開始

量子技術と大規模言語モデル(LLM)を組み合わせた世界的競争力を持つAI、CalQamel(カルクキャメル)の研究開発スタート

株式会社KandaQuantum

株式会社KandaQuantum(代表取締役: 元木大介)は、新しい時代のAI需要に対応するため大規模言語モデル(LLM)を拡張した「量子LLM」CalQamelの開発に着手しました。これにより日本国内外のAI開発環境に大きな変革がもたらされ、世界的に強力な競争力を得た基盤モデル開発が期待されます。

目次

  1. KandaQuantumの概要

  2. 経済産業省による新たな基盤モデル開発方針

  3. 「量子LLM」CalQamelの概要と目的

  4. CalqWorksとAIサービス群

  5. 会社概要



1. KandaQuantumの概要

KandaQuantumはこの度「量子LLM」CalQamelの開発を手がけます。その目的は日本のAI技術を世界レベルに引き上げ、新たな産業創出の土壌を作ることです。AI技術と量子コンピュータ技術の融合により、新しいAIサービスの提供が可能となります。


当社は「CalqWorks」という国内最大級のジェネレーティブAI特化プラットフォームを開発し、1200社以上が事前登録し、個人アカウント、法人アカウント合わせて2500アカウント発行済みの巨大なプラットフォームへと成長をしております。



また、生成AIの領域で多数の業績を積み重ね、国内の大規模なスタートアップ向けイベントで高い評価を受けています。1万人が集結したIVS京都での生成AIピッチで審査員賞を受賞しました。法人様との実績ではネスレ日本株式会社と共同研究を開始し、お客様対応領域におけるGPT-4などのジェネレーティブ AIの活用を目指しています。寺田倉庫株式会社とは資本業務提携を実施し、一緒に革新的プロダクトの開発を加速しています。また、株式会社ピアズとも資本業務提携を実施しており、ChatGPT、AI、量子技術を活用したプロダクト開発における共創を進めています。



さらに代表元木は数多くのChatGPTやジェネレーティブAIのイベントで登壇を行っています。以下は代表的な登壇プレスです。


2. 経済産業省による新たな基盤モデル開発方針

現在の日本国内のAI開発環境は海外に比べて後れをとっています。特に基盤モデル開発の環境は、大量のデータを学習させるためのスーパーコンピュータなどが必要となり、その調達が大きな課題となっています。AI開発の重要性から経済産業省は基盤モデル開発の環境を整え複数の企業に提供することで開発競争を促し、日本国内のAI技術の早期国産化を目指しています。経済産業省の新たな方針は、AIを活用した社会の構築における大きな一歩を踏み出すものであり、それは日本が世界のAI開発の最前線に立つための重要な支えとなります。



3.「量子LLM」CalQamelの概要と目的
大規模言語モデル(LLM)は近年急速に発展を遂げ、その高い性能から広範な用途で活用されてきています。しかし、LLMには以下のような問題点が存在しています。


  1. 学習のための計算量が非常に多く、高性能なハードウェアが必要となる。

  2. 大規模データセットが必要で、データ取得、事前学習が困難。

  3. マルチモーダルなど組合せ爆発の生じる計算量への計算速度の限界。

  4. 大規模計算時にチャット形式のAIとの対話型コミュニケーションが出来ない。

  5. ロジックの入り組んだ最適化問題の高精度な回答が難しく応用範囲がまだまだ狭い。


これに対し、株式会社KandaQuantumが開発を進めている「量子LLM」CalQamelは、量子アニーリングと量子インスパイアド技術を導入することでこれらの問題を解決します。


  1. 学習情報を数理モデルやLLMプロンプトに落とし込み、それ自体を量子LLMで生成し計算量を抑えます。

  2. 大規模言語モデルと量子技術の融合により、学習データの効率的な利用が可能になります。

  3. 組合せ爆発等計算量の問題を有効に解決し、音声、画像、テキストなどマルチモーダル活用を実現します。

  4. 大規模計算時の速度を解決しAIとの対話型のコミュニケーションを可能とします。

  5. 量子技術により、ロジックの入り組んだ最適化問題への応答もさらに精度を上げ、応用範囲を広げます。


以上のように、「量子LLM」CalQamelは、AIの有用性を新たな次元へと広げる一方、現代社会の多様で複雑な課題に対し、一歩進んだ最適解を提供します。


CalqWorksには20ものAI機能群がビジネスを強力にサポートしますが、その中でも受発注AI、ノーコードワークフローAIとプロマネAIに関しては量子LLM(量子アニーリングや量子インスパイアド技術)の得意とする最適化領域であり、LLMプロダクトとして既に展開されているものと、「量子LLM」CalQamelとしての実証実験での成果があります。



「量子LLM」CalQamelによる大規模なシミュレーションは、数千から数万規模の人員配置や物流の最適化など、広範で複雑な問題に対するソリューションを瞬時に提供します。さらに具体的な問題解決だけでなく公共の福祉を目指す行政シミュレーションなどにおいても、その有用性を発揮します。


4. CalqWorksとAIサービス群

GPT-4及び弊社独自研究の「CalqQamel」をベースとしたCalqWorks(カルクワークス)は以下22種類ものAIサービスを提供しています。
https://calqworks.studio.site


法人個人累計2500アカウント突破
*法人アカウントの中には1アカウントで50名利用している会社様もございます。


  • Workflow ワークフロー作成をAIが支援します。

  • CalqSearch: 発注先検索をAIが支援します。

  • CalqSearch: 面倒な文書・議事録検索をAIがお助けします。

  • CalqSearch: 補助金申請をAIが支援します。

  • CalqTalk+: マイクをつかって、音声から議事録をAIが作成します。

  • CalqTalk: アップロードされた音声ファイルからリアルタイムに議事録をAIが作成します。

  • CalqGAI: 社内利用できるChatGPTです。

  • CalqSummary: 文章をAIが要約します。

  • CalqMail+: 文章から適切な返信メールの文章をAIが作成します。

  • CalqMail: 文章から適切な返信メールの文章をAIが作成します。

  • CalqSlide: スライド作成をAIが支援します。

  • CalqReport: レポート作成をAIが支援します。

  • CalqTest: テスト作成をAIが支援します。

  • CalqCJ: カスタマージャーニーAIをAIが支援します。

  • CalqPR: プレスリリース作成をAIが支援します。

  • CalqBlitz+: 課題解決をAIが支援します。

  • CalqPM: プロジェクト管理をAIが支援します。

  • CalqSales: 商談資料作成をAIが支援します。

  • CalqHR: 求人票の作成をAIが支援します。

  • CalqHR: 履歴書の作成をAIが支援します。

  • HRScore: 人事評価をAIが支援します。

  • CalqCode: プログラム作成、修正等をAIが支援します。


以下はCalqWorksに関するプレスリリースの一部です。



会社概要

  • 会社名:株式会社KandaQuantum

  • 代表者:元木大介

  • 「共創の基盤を創る」をミッションに、人々の働き方をAIと量子コンピューター技術で変革

  • メール:kanri@kandaquantum.co.jp

  • HP: https://kandaquantum.com

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会社概要

株式会社KandaQuantum

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URL
https://kandaquantum.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区麹町六丁目6番地2 番町麹町ビルディング
電話番号
070-1456-8660
代表者名
元木大介
上場
未上場
資本金
950万円
設立
2020年06月