荷物預かりサービス「ecbo cloak」を運営するecbo株式会社と資本業務提携を締結〜国内外の観光客に対する、企業や自治体のプロモーション支援を強化〜

株式会社マイクロアド

2024年2月6日 09時00分

　株式会社マイクロアド（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長執行役員：渡辺健太郎、以下マイクロアド）は、CVC事業として、荷物預かりサービス「ecbo cloak（エクボクローク）」を展開するecbo株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：工藤慎一、以下ecbo）に資本参加し、業務提携を締結したことをお知らせいたします。

　日本企業や地方自治体に対し、荷物の預かり場所を接点とする、国内外の観光客向けプロモーション支援事業を強化することで、顧客の課題解決を実現し、企業価値の最大化を目指してまいります。

　また今後、観光客向けのプロモーションサービスをecboと共同開発するほか、ecbo cloakの国内展開及びマイクロアド台湾（本社：台北市、董事長：丸木勇人）と連携した、海外事業展開を支援してまいります。

■訪日外客数と日本国内旅行者数について　

　2023年12月の訪⽇外客数は、2019年同月比108％となる約273万人と、コロナ禍以降で最多を更新しました（※1）。また、2023年7-9月期の日本人国内延べ旅行者数は、約1億4千万人と、コロナ禍前の同期比から12％増加しました（※2）。

　一方で観光客においては、コロナ禍以前より、コインロッカーなどの荷物の預け先が不足しているという課題がありました。ecboの調査によると、旅先で荷物を預けられない観光客は全国で約17.6万人／日、コインロッカーは30万個ほど不足していると見られています。また、台湾・香港人を中心とする約2,000名に向けたアンケート調査によれば、全体の20%に当たる400名が日本旅行における課題の3位に「荷物の預け先不足」をあげております（※3）。

■ecboについて　

　ecboが運営する「ecbo cloak」は「荷物を預けたい人」と「荷物を預かるスペースを持つお店」をつなぐシェアリングサービスです。Webやアプリを通して、コインロッカーの代わりに、さまざまな業態の店舗の空きスペースを、荷物の預け場所として事前予約し活用することが可能です。訪日観光客だけでなく、日本国内の観光客や出張者、イベント参加者をはじめ多くの人々に利用されています。　預かり場所としては、全国47都道府県の主要都市を中心に、1,000店舗以上に導入されており、順調にシェアを拡大しております。また、台湾を含めた海外での事業展開を進めております。

　提携する預かり場所：カフェ・ゲストハウス・コワーキングスペース・シェアオフィス・カラオケ店・漫画喫茶・着物レンタル店・神社・東京駅構内など。※2024年1月現在拡大中

■マイクロアドについて

　マイクロアドは2015年より、中華圏の海外支社との連携やパートナー企業との提携を通じて、中華圏におけるマーケティング及び越境ECをはじめとする、日本企業の海外進出支援やインバウンドプロモーション支援事業を行なってまいりました。また地方自治体向けに、国内外の観光客を誘致するプロモーション支援事業を行なっております。

■提携による事業展開について

　今後も需要の増加が見込まれる国内外の観光客に対し、両者の強みを活かしたプロモーションを強化することで、更なる事業展開が期待できると考え、資本業務提携を締結いたしました。

・観光客の誘致プロモーションサービスの共同開発

　日本企業や地方自治体向けに、国内外の観光客とのタッチポイントとして、荷物の預かり場所を活用した独自のプロモーションサービスを共同開発し、事業展開を推進いたします。

・支援先企業を含めた事業展開を推進

　これまでマイクロアドが支援してきた訪日観光客向けの事業展開を行う企業と連携し、預かり場所の拡充や、ecbo cloakのアプリユーザーの新規獲得など、ecbo cloakの事業展開を推進します。

・ecbo cloakの国内及び海外展開の支援

　日本国内及び台湾を中心としたアジア圏における、ecbo cloakの認知度向上のためのマーケティング支援を行なってまいります。

■投資先企業概要

会社名　：ecbo株式会社

所在地　：東京都渋谷区代官山町20-23 Forestgate Daikanyama MAIN棟3F

代表者　：工藤慎一