「” 組織の未来をつくる ” 新たな価値創造モデル」を発表：組織論理学・組織行動科学®

～研究成果：組織論理学研究センター「OrgLogLab：Organizational Logic Laboratory」～

smart creative management®︎

2025年1月28日 11時16分

リクエスト株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役：甲畑智康）は、独自に開発した「問題設定思考®」及び「組織行動科学®」を基盤に、910社以上の企業でイノベーション支援の実績を持つ企業。

この度、組織論理学研究センター「OrgLogLab：Organizational Logic Laboratory」と協働で、現代の組織が直面する複雑な課題を解決するための新たな価値創造モデルを発表いたします。本モデルは、論理的意思決定、感情的共感、そして創造的発想を融合させ、短期的な効率追求を超えた持続可能な組織モデルを実現するものです。企業・組織、そこで働く人々、そしてその先の社会全体をより善い未来へ導くための、具体的かつ実践的な指針を提供します。

現代の組織には、単なる効率や利益の追求を超え、長期的な信頼と協力を基盤とした価値創造が求められています。本日、私たちは「相手を善くする思考と行動が、自分自身を善くし、さらにその先の社会全体を善くする」という普遍的な考え方を具体的な行動指針に落とし込んだ、新たなモデルを発表します。

このモデルは、組織行動科学®と数理論理学を応用し、組織と社会が持続可能に成長し続けるための仕組みを提案するものです。私たちの提案は、すべての組織が直面する課題を解決し、未来を形作る第一歩となるでしょう。

組織論理学に基づく価値創造の普遍モデル：

～組織行動科学®と数理論理学に基づいた「相手を善くする思考と行動が、自分自身を善くし、さらにその先の社会全体を善くする」～

背景：なぜ、このモデルが必要なのか？

現代の組織は、「相手を善くすることで、自分が善くなり、その先の人々や社会も善くなる」という普遍的な価値観を必要としています。

持続可能な成長の基盤：短期的な利益や効率を優先するだけでは、長期的な信頼や協力関係が築けず、組織の成長が停滞します。善が巡る思考と行動は、組織全体が持続的に発展するための基盤となります
役割分担による価値観の希薄化：組織が拡大し、部門や職務の分業が進むにつれて、「お客様」や「次工程」に対する配慮が薄れがちです。この結果、組織の目的である「価値の創造」が見失われることがあります
社会全体への善の巡環：組織は、自らの利益を超えて、社会全体に善を巡環させる責任を担っています。この価値観は、顧客や関係者を通じて、さらにその先の社会にポジティブな影響を与える仕組みを作ります
信頼不足とムダの排除：相手の事実を理解せず、表面的な行動で終わると、不一致や認識のズレが生じ、ムダな業務が発生します。このモデルは、信頼を基盤とした行動で組織の効率を高めます。

このモデルは、これらの課題を解決し「善が巡る」思考と行動を組織全体に定着させることを目的としています。

1. 公理体系：価値創造の基本原則

2. 組織での活用方法

行動指針の実践：

事実確認と背景への関心：メンバー全員が、相手（次工程やお客様）の現状を確認し、「なぜ、そうなっているのか」を考える文化を醸成します。具体的には、現場視察や直接対話を促進
小さな思考と行動からの実行：成功体験を積み上げるため、具体的で実行可能なタスクを設定。例：「次工程の担当者に課題を直接聞く」