感染症分野の医療への貢献をたたえるRoche Infectious Disease Award 2024 受賞者発表
「Excellence in Science部門」「Excellence in Practice部門」受賞者発表
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信、以下ロシュ)は、Roche Infectious Disease Award 2024(ロシュ感染症アワード)において、「Excellence in Science部門」ならびに「Excellence in Practice部門」の受賞者が決定したことをお知らせします。
本アワードはさまざまな感染症との闘いに打ち勝ち、人々の健康な暮らしを守るために、感染症研究や対策に貢献する方々への支援を目指し、2022年に設立されました。3回目の開催となるRoche Infectious Disease Award 2024では、「Excellence in Science部門」に加えて、感染症診療への取組み、感染対策などのベストプラクティスをたたえる「Excellence in Practice部門」を設けました。全国の大学、病院や研究所などから45件の研究・取り組みが寄せられ、15名の受賞者をこのほど決定しました。
Roche Infectious Disease Award 2024 受賞者
「Excellence in Science部門」
最優秀賞(奨励金100万円)
<ウイルス性肝炎>
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熊本大学大学院生命科学研究部 生体機能病態学分野 消化器内科学講座 渡邊 丈久 様
A novel, small anti‑HBV compound reduces HBsAg and HBV‑DNA by destabilizing HBV‑RNA
新規化合物SAG-524はHBV-RNA不安定化を介しHBs抗原およびHBV-DNAを減少させる
HBV感染症に対する新しい治療戦略として開発された低分子化合物に関する基礎研究、探索研究、そして動物実験を完了しており、非常に質が高く実装の可能性がある研究成果であり、国際的な新薬開発という観点からも大変有望であると評価されました。
優秀賞(奨励金50万円)
<ウイルス性肝炎>
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山梨大学医学部 肝疾患センター 山内 小津枝 様
Single-molecule sequencing of the whole HCV genome revealed envelope deletions in decompensated cirrhosis associated with NS2 and NS5A mutations
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国立感染症研究所 ウイルス第二部 青柳 東代 様
Hepatocellular organellar abnormalities following elimination of hepatitis C virus
<性感染症(梅毒)>
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国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター 安藤 尚克 様
Combination of Amoxicillin 3000 mg and Probenecid Versus 1500 mg Amoxicillin Monotherapy for Treating Syphilis in Patients With Human Immunodeficiency
Virus: An Open-Label, Randomized, Controlled, Non-Inferiority Trial
入選(奨励金30万円)
<呼吸器感染症(COVID-19)>
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東京大学医学部附属病院 感染症内科 山本 真也 様
<ウイルス性肝炎>
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九州大学病院 総合診療科 小川 栄一 様
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国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター 水島 大輔 様
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武蔵野赤十字病院 消化器内科 玉城 信治 様
<敗血症>
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千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 大網 毅彦 様
「Excellence in Practice部門」
最優秀賞(奨励金30万円)
<患者の拾い上げ工夫 (COVID-19)>
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新渡戸文化短期大学 臨床検査学科 宮地 勇人 様
Continuous quality improvement with a two-step strategy effective for mass
SARS-CoV-2 screening at the Tokyo 2020 Olympic and Paralympic Games
東京2020オリンピック・パラリンピック大会における二段階のSARS-CoV-2大規模スクリーニング戦略と継続的な品質改善の有効性
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会での新型コロナウイルスのスクリーニング検査システムの構築に関する研究において、マスギャザリング・イベントの集団リスクを絞り込み低減する手法が、一つの指標を示す研究であると高く評価されました。
優秀賞(奨励金20万円)
<患者の拾い上げ工夫 (COVID-19)>
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福島県立医科大学 保健科学部臨床検査学科 松田 将門 様
Improving diagnostic performance of coronavirus disease 2019 rapid antigen testing through computer-based feedback training using open-source experimental psychology software
(オープンソースの実験心理学ソフトを用いたパソコン上で行うフィードバックトレーニングは新型コロナウイルス感染症の抗原検査の目視判定スキルを向上させる)
<患者の拾い上げ工夫 (ウイルス性肝炎)>
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大阪公立大学大学院医学研究科 肝胆膵病態内科学 小塚 立蔵 様
肝炎医療コーディネーターと連携した非専門医科のHCV 抗体陽性者に対する効率的な個別勧奨
<患者の拾い上げ工夫 (クラミジア・淋菌・梅毒)>
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一般社団法人天照会 いだてんクリニック 石内 崇勝 様
性感染症の検査・治療・予防・情報提供の分離解消を目的とした独自の検査事業の社会実装とその実績
入選(奨励金10万円)
<患者の拾い上げ工夫 (ウイルス性肝炎)>
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済生会新潟病院 消化器内科 石川 達 様
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旭川医科大学病院 肝疾患相談支援室 澤田 康司 様
尚、本審査においては、全ての審査員が利益相反関係の申告を行ったうえで、当該関係を有する成果物の審査については審査に参加しないことにより、公平に審査を実施しております。
本アワードの詳細は、専用サイトをご覧ください。
Roche Infectious Disease Award 2024専用サイト: https://dianews.roche.com/Roche-Japan-Awards.html
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社について
ロシュは、1896年にスイスのバーゼルで創業した、150以上の国や地域に拠点を持つ世界最大級のヘルスケアカンパニーです。医薬品と診断薬を併せ持ち、医療従事者や患者さんの最適な治療選択や意思決定をサポートしています。
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社は、ロシュ診断薬事業部門の日本法人です。検査を通じて自分自身の今を知ることで、人生において自分らしい決断ができる、という信念のもと、革新的な診断ソリューションの提供を通して、予防・診断・治療・予後のすべてのステージで人々に寄り添い続けています。2025年3月現在で全国8都市にオフィスを有し、体外診断用医薬品・医療機器事業、研究用試薬・機器事業などを幅広い疾患領域で展開しています。
詳細はホームページ http://www.roche-diagnostics.jp をご覧ください。
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