CBRE、ホテル関連アセットの売買仲介サービスを強化

ホテル・旅館を中心としたホスピタリティアセットの売買に関する戦略策定、売却活動の運営、クロージングサポートまでのトータルソリューションをサポート

CBRE

CBRE(日本本社:東京都千代田区丸の内)は、このたびホテル関連アセットの売買仲介サービスを強化する体制を整えました。
2020年に予定されていた東京オリンピック開催を起爆剤とした観光需要喚起によって、ホテル関連アセットのマーケットは順調な成長を示してきましたが、コロナ禍の発生により、今、大きな転換点を迎えております。他方、観光産業を今後の成長戦略の大きな柱と位置付ける日本政府の姿勢には変化はなく、引き続きこの分野の成長へのサポートは継続してゆくものと考えられます。人口減少による経済規模縮小の打開が大きな命題である日本において、数少ない成長余地のある観光産業においてホテル関連アセットは、コロナ禍の終息を前にもかかわらず、再び大きな投資機会ととらえる国内外の投資家・事業会社が多く存在しております。

CBREでは、体制強化の一環として、ホテルのアドバイザリー業務を統括するCBRE ホテルズ ディレクターの土屋 潔に加え、ホテル投資領域において、幅広い知見と経験を有する市川 智從が、ホテル投資の統括責任者に2022年1月1日付で就任し、さらなるホテルサービスの向上を図ります。マーケットの変化を敏感に捉え、国内外のネットワークと組織内に有する情報と、これまで培ったホテルアドバイザリーに関する専門性の高い機能を活用し、オーナー・ホテル運営会社、投資家、ディベロッパー、金融機関などの幅広いお客様に対し、広範囲なビジネスサポートを行っていきます。

CBREホテルズでは、ホテル関連アセットに関わる投資戦略策定から開発・取引および運営、売却戦略策定、その運用とクロージング実務まで、お客様の課題解決の実行を一気通貫・包括的にサポートいたします。主なサービス内容は、以下の通りです。
  • 既存ホテル関連アセットの売却に関する一連の業務
  • ホテル関連アセットの「不動産戦略策定」アドバイザリー
  • ホテル開発用地の「取得」における売買・賃貸仲介
  • 新規および既存ホテル関連アセットのマーケットスタディレポートの提供
  • 既存ホテルおよび開発プロジェクトにおけるオペレーター選定又はアドバイザリー業務
  • ホテル関連アセットのアセットマネジメント
CBRE ホテルズ シニアディレクターの市川 智従は、「新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の普及で、観光需要復活への道筋が見え始めています。当面の間、国内のホテルマーケットを支えるのは国内需要になると考えられていますが、海外の主要国と比較して、日本における国内需要の厚みは非常に高く、約9割に上り、高い回復力を有しています。強い国内需要を背景に、このコロナ禍においても高い与信力を保つテナントが入居するホテル案件については、これまで同様、国内機関投資家が積極的な購入姿勢を見せております。一方、需要拡大を前提に新規開発されたホテルではテナント交替事例も一部散見されており、過去数年J-REITを始めとする国内投資家との競争により投資機会を逸していた海外のホテル運営者/投資家による、自社もしくは海外ブランドでの運営委託型ホテルへの転換を前提とした購買意欲が非常に高く、2021年後半からは、ホテルへの投資需要は戻りつつあるといえます。これまでは、CBREのホテルのコンサルティング業務は、運営面を中心に展開しておりましたが、これからは、CBREが有する国内外のネットワークをフルに活用すること、特に海外投資家の旺盛な投資需要を的確に把握することで、ホテル関連アセットにおいて、即時売却、会社および、ホテル事業売却など多岐にわたる サービスを展開してまいります」と述べています。

日本では、2021年の第1四半期~第3四半期のホテルへの累計投資額は1,370億円に達し、前年比で31%減少しました。それにもかかわらず、経済活動は活発化しており、CBREは、国内における経済正常化の進展を背景に、2022年に日本へのホテル投資が徐々に再開すると予想しています。

CBRE ホテルズのホテル投資(売買仲介)サービスに関するお問合せ先
シービーアールイー株式会社 東京本社                                  キャピタルマーケット CBREホテルズ
シニアディレクター ホテル投資統括 市川 智從
tomotsugu.ichikawa@cbre.com

【略歴】
市川 智從
CBRE ホテルズ シニアダイレクター ホテル投資統括
明治大学商学部産業経営学科卒業
2015年、サヴィルズジャパン株式会社に入社。ホテル売買チームの責任者として外資系不動産ファンドやホテル運営会社が保有する大型ホテル案件の売却プロジェクトを指揮。それ以前は、ラサール不動産投資顧問株式会社にて各種不動産案件のソーシングを担当。1990年台後半、国内事業会社の駐在員として米国西海岸にて不動産アセットマネジメントに従事し、オフィス、ホテル、競馬場の運営・売却業務の経験あり。2022年1月より現職。

CBRE ホテルズのアドバイザリーサービスに関するお問合せ先
シービーアールイー株式会社 東京本社                                  キャピタルマーケット CBREホテルズ
ディレクター ホテルアドバイザリー統括 土屋 潔
kiyoshi.tsuchiya@cbre.co.jp

CBREホテルズについて
CBREホテルズは、ホテル・旅館を中心としたホスピタリティアセットにおいて、施設オーナー・ホテル運営会社、投資家、ディベロッパー、金融機関などの幅広いお客様に対して、投資・開発の戦略策定、土地・建物の取得から運用・管理、売却までを一貫してサポートしています。開発フェーズでは、開発用地の「取得」における売買仲介、オペレーター選定やアドバイザリー業務をサポートし、運用フェーズでは、キャッシュフローや資産価値向上のためのホテルアセットマネジメントを実施します。


CBRE日本法人について
CBRE日本法人(シービーアールイー株式会社)は、不動産賃貸・売買仲介サービスにとどまらず、各種アドバイザリー機能やファシリティマネジメント(FM)などの17の幅広いサービスラインを全国規模で展開する法人向け不動産のトータル・ソリューション・プロバイダーです。CBREの前身となった生駒商事が1970年に設立されて以来、約半世紀にわたり、日本における不動産の専門家として、全国10拠点で地域に根ざしたサービスを展開してきました。企業にとって必要不可欠な「ビジネスインフラ」として認められる不動産アドバイザリー&サービス企業を目指して、国内約1,300名のプロフェッショナルが、最適かつ的確な不動産ソリューションを中立的な立場で提供いたします。詳細につきましては日本国内ホームページ www.cbre.co.jp をご覧ください。公式Twitterアカウント:@cbrejapan

CBREグループについて
CBREグループ(NYSE:CBRE)は、「フォーチュン500」や「S&P 500」にランクされ、ダラスを本拠とする世界最大の事業用不動産サービスおよび投資顧問会社です(2020年の売上ベース)。全世界で100,000人を超える従業員が、100カ国以上でクライアントに対し、幅広いサービスを提供しています。不動産売買・賃貸借の取引業務、プロパティマネジメント、ファシリティマネジメント、プロジェクトマネジメント、事業用不動産ローン、不動産鑑定評価、不動産開発サービス、不動産投資マネジメント、戦略的コンサルティングを主要業務としています。

 

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会社概要

シービーアールイー株式会社

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URL
https://www.cbre.co.jp/about-us/corporate-profile
業種
不動産業
本社所在地
東京都千代田区丸の内2-1-1 明治安田生命ビル21F
電話番号
03-5288-9283
代表者名
辻󠄀貴史
上場
海外市場
資本金
7億7100万円
設立
1970年02月