【岐阜県高山市】義務教育学校「荘川さくら学園」の校章デザイン決定
令和7年度に開校を予定している「高山市立荘川さくら学園」の校章が決定し、令和6年6月18日(火)に、地域住民や保護者でつくる「荘川の子を育むための検討委員会」から見山政克教育長へ、校章デザインの選考や決定に至るまでの経緯の報告がありました。
検討委員会が児童生徒や住民から新しい校章デザインを募り、集まった57作品の中からアンケートで候補を絞ってデザインを決定しました。原案制作者は令和5年度荘川中学校卒業生の山口弥華さん、デザインは荘川在住の寺田美和さんです。
校章は、「荘」の字に3色の花びらが使われており、荘川町の美しい自然を表しています。「桃色」は桜・花、「緑色」は木・植物、「水色」は川・魚を表し、花びらを少しずつ重ね、「荘」を前面に配置することで、荘川さくら学園と荘川地域の人々の「つながり」を、桜の花びらの大きさに変化をつけることで園児、児童、生徒の「つながり」を表現しています。
見山教育長は、「荘川らしさが伝わる、様々な意味や願いが込められた校章となって嬉しく思う。」とお礼を述べました。荘川の子を育むための検討委員会の櫻田委員長は、「意見をとりまとめるのに苦労したが、校章の意味に込めたように子どもたちが健やかに成長して欲しい。」と話をされました。
荘川地域では、長年にわたり「地域とともにある学校」「学校とともにある地域」を合言葉に、地域に根ざした保小中一貫教育の充実に向けて取り組んでいます。今後も「地域とともにある学校」として、地域と手を取り合って学校教育を進めていきます。
荘川地域について
荘川地域は、高山市の西側に位置し、庄川の源流として白山に連なる山々などの自然環境と美しい農山村景観を有する地域です。平成28年には荘川町全域が白山ユネスコエコパークに認定され、貴重な自然環境とそれを持続可能に活用しているモデル地域として国際的に評価されています。また、「飛騨ん爺(ひだんじい)」物語や荘川桜の移植物語、手取層群の恐竜化石、村芝居などの歴史文化を有しています。
【本件に関するお問い合わせ】
高山市役所荘川支所地域振興課
住所:〒501-5492
岐阜県高山市荘川町新渕430番地1
電話:05769-2-2211
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