Acompany、秘密計算研究に特化した研究機関「Confidential Computing Lab」を設立

株式会社Acompany（アカンパニー、愛知県名古屋市西区、代表取締役CEO 高橋亮祐、以下Acompany）は、ハードウェア型秘密計算（Confidential Computing）の研究開発を担う「Confidential Computing Lab（以下、CC Lab）」を新たに設立しました。本研究機関を通じてAcompanyは、ハードウェア型秘密計算の先端技術研究および学術コミュニティとの連携等を通して、製品開発をリードしていきます。

また、CC Lab 初代所長には、同日執行役員CRO（Chief Research Officer）に就任した百瀬孝紀が就任します。詳細は、プレスリリース「Acompany、百瀬孝紀を執行役員CROに選任」をご確認ください。

プレスリリース：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000046917.html

背景

Acompanyは、2月に国内初となる秘密計算を用いたデータとAIを保護するセキュリティサービス『AutoPrivacy AI CleanRoom』を発表 ※ し、あわせて国内のプライバシー規制に準拠したデータクリーンルームサービス『AutoPrivacy DataCleanRoom』の提供をしています。これらのプロダクトの中核には、ハードウェア型秘密計算をはじめとするAcompanyのコア技術が活用されています。

今後、Acompanyのプロダクトをより一層進化させ、データとAIの安全な利活用を支えるためには、ハードウェア型秘密計算を軸とした基盤技術の深化が不可欠です。こうした背景のもと、技術力をさらに高めるべく、研究開発により一層注力する体制としてCC Labを設立する運びとなりました。

※ プレスリリース「Acompany、国内初 秘密計算を用いたデータとAIを保護するセキュリティサービス『AutoPrivacy AI CleanRoom』を提供開始。提携パートナーを募集」：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000046917.html

Confidential Computing Lab概要

CC Labでは、ハードウェア型秘密計算の先端技術研究や学術コミュニティとの連携等を通して、製品開発を担っていきます。

〈概要〉

• 名称：Confidential Computing Lab（通称、「CC Lab」）

• 設立日（正式）：2025年4月1日

• 所在地：株式会社Acompany内

• 所長：百瀬孝紀（執行役員CRO）

• 取り組み内容：①ハードウェア型秘密計算の研究に関する事項 ②学術・技術コミュニティとの連携 ③ハードウェア型秘密計算の製品開発および製品評価に関する事項

ハードウェア型秘密計算（Confidential Computing）とは

秘密計算とは、データを暗号化したまま計算することができる技術です。その中でもハードウェア型秘密計算は、TEE（Trusted Execution Environment）、機密コンピューティングとも呼ばれ、データの機密性（Confidentiality）だけでなく、実行コードが事前に開示されたものと一致していることを検証できる完全性（Integrity）も提供できる技術です。

ハードウェア型秘密計算の実用事例は、国内ではガバメントクラウドで必須技術として取り上げられております。また海外では、AppleやGoogleなどがすでに利用を発表、そのほかにも米国海軍や陸軍などでも導入が進むなど、世界的に実用化が急速に進んでいる技術です。

会社概要

社名　　：株式会社Acompany

代表者　：代表取締役CEO 高橋亮祐

所在地　：愛知県名古屋市西区那古野2丁目14番1号なごのキャンパス

設立　　：2018年6月

URL　　：https://acompany.tech/

事業内容：攻めと守りを両立したプライバシーDXを実現するパーソナルデータ利活用クラウド『AutoPrivacy』と、プライバシーDXコンサルティングサービスの提供

本件に対するお問い合わせ

下記よりお問い合わせください。

お問い合わせフォーム：https://acompany.tech/contact/