SBIトレーサビリティとSBINFT、トレーサビリティ・サービスとNFTの組み合わせに関する実証実験を開始

油長酒造協力のもと「風の森 山乃かみ」にドックタグNFTバッジを実装して試験販売

SBINFT株式会社

SBIトレーサビリティ株式会社(代表取締役:輪島 智仁、以下「SBIトレーサビリティ」)およびSBINFT株式会社(代表取締役社長:高 長徳、以下「SBINFT」)は、真贋証明や開封検知等の機能を備えたSBIトレーサビリティの「SHIMENAWA(しめなわ)」サービスをセットした商品の開封(購入)登録者に対し、SBINFTの特設サイト上でNFTを配布したうえで「SBINFT Mits」に誘導して顧客ロイヤルティを向上させる仕組みを共同で開発し、特別酵母で醸造した日本酒「風の森 山乃かみ」に実装したうえで、SBIグループ社員(2023年9月30日時点・連結 18,937名)向けに2024年3月中旬に試験販売します。

       「SHIMENAWA(しめなわ)」付き油長酒造株式会社・日本酒「風の森 山乃かみ」


  • 本取り組みの概要

 本取り組みは、油長酒造株式会社(本社:奈良県御所市、代表取締役:山本 長兵衛、以下「油長酒造」)協力のもと、SBIグループ社員向け販売を通じて「SHIMENAWA(しめなわ)」と「SBINFT Mits」を組み合わせた効果の検証を行うものです。

 

 SBIトレーサビリティおよびSBINFTは、当該検証結果をふまえた改善を行いつつ両社で協力し、他の事業者向けにも「SHIMENAWA(しめなわ)」と「SBINFT Mits」を組み合わせたサービスの提供を予定しています。SBIトレーサビリティおよびSBINFTは、このたびの取り組みが、更なる両社の顧客の獲得につながることを期待しております。



 SBIトレーサビリティは、商品やブランドの魅力、価値の可視化、最大化を実現させ、地域事業者が国内外の需要を獲得することで地域経済に好循環を生み出すことを目指し、SBINFTは、様々な企業・団体と協業を進めながらWeb3を牽引するビジネスの創出を目指しており、今後は両社で協力しながら地方創生およびWeb3業界の発展に尽力してまいります。


日本酒を購入し、開封した後にスマートフォンでNFCタグにタッチすると、「SHIMENAWA(しめなわ)」では

開封された情報がブロックチェーンに記録され、アプリトップ画面で「開封済」が証明されます。

開封後には「SHIMENAWA(しめなわ)」の新機能(開封地点登録後にのみ表示される特別な画面表示)で

「風の森 山乃かみドックタグNFTバッジ」(イメージ)が受取可能となります。


  • 風の森 山乃かみドックタグNFTバッジの特徴について

 この「風の森 山乃かみドックタグNFTバッジ」には、実際に購入した日本酒ボトルにセットされたNFCタグの固有IDや銘柄情報などがメタデータとして記録され、「風の森」ファンは「SHIMENAWA(しめなわ)」の新しい機能で飲んだ証としてNFCドックタグをコレクションとしてデジタル・ウォレットで保管していくことが可能となります。


 また、このNFTドックタグを通じて「風の森」ファンが、どの種類のNFTドックタグを、いつ頃から、どのくらい保有しているかを管理でき、保有内容に応じて熱量の高い「風の森」ファンに対してさらにロイヤリティ向上につながる施策を講じていくことが可能となります。



◆ 「SHIMENAWA(しめなわ)」とは

大切な日本酒のブランドを保護する以下の基本機能が備わっています。

1 真贋証明機能

商品(現物資産)ひとつ一つにセットされるNFCタグに記録されている固有IDと、ブロックチェーン上に改ざんができない状態で記録される“いつ”、“どこで”、“誰が醸造した日本酒”かのデジタル情報が強固に紐付けされることで、その日本酒の醸造元の酒造会社を証明します。

2   開封検知機能

食の安全性担保の観点から、日本酒が未開封であること、“いま、自分が開けた瞬間”をエンターテイメントのような仕掛けで地図上にて証明することができます。また、この機能では、その銘柄が“いつごろ”、“どこで”、“開けられた(消費された)”などのデータも取得することができ、酒造会社はインテリジェンスな経営にそれらデータを活用できます。

3   正規品管理機能(出荷先情報の紐付け)

酒造会社でNFCタグにより日本酒ひとつ一つに付された固有IDに出荷先情報を紐付けし、データベースで管理することができます。これにより不正な横流しの抑止効果が働くと共に、不正に横流しされた日本酒の出どころの傾向を把握し、特約店管理に活かすこともできます。

  

◆ NFTとは

Non-fungible tokenの頭文字をとった略称で、和訳では「非代替性トークン」と呼ばれ、ブロックチェーン上に記録される一意で代替不可能なデータ単位をいいます。NFTを活用することで、特定のデジタル資産、現物資産およびその他資産を、特定の権利などに紐づけてブロックチェーン上で管理することができます。


◆ ブロックチェーンとは

電子署名とハッシュポインタという耐改ざん性のあるデータ構造を利用し、データの変更履歴をネットワーク上で共有することで、価値の保存を可能とした技術をいい、物理的資産の真正性や品質証明を取引者間で行うことで、信頼性の高いエンド・ツー・エンドのトレーサビリティの実現を可能とします。


◆ NFCタグとは

物理的資産に固有IDを付すことができ、かつ、ブロックチェーンに記録されたその資産にかかる重要な情報と強固に紐付けする際に機能するHF帯(近距離無線通信)のNFC(Near field communication)タグ技術で、クレジットカードやマイナンバーカードなどでも使用されています。「SHIMENAWA(しめなわ)」では、株式会社Uni Tag(本社:東京都中央区、代表取締役社長:半野 巧也、以下「Uni Tag」)と共同開発したロゴ入り専用NFCタグを採用しています。

サイトURL:https://www.unitag.co.jp/


◆ SBINFT Mitsとは

NFT発行者とホルダーの良好かつ持続的な関係を構築するために必要な様々なツールを統合した、総合NFT運営支援サービスです。「SBINFT Mits」を導入することで、NFT発行からコミュニティ形成、運営に至るまでの必要な支援を受けながらファンとダイレクトな関係性を構築し、Web3に関する知見がない場合でもNFTプロジェクトを開始して、容易にNFTを活用したマーケティングを行うことができます。SBINFTが運営しています。

サイト URL:  https://sbinft-mits.com/



【協力酒造会社】

◆ 油長酒造株式会社について

所在地:奈良県御所市1160番地(本社)

代表者:代表取締役(蔵主 第十三代) 山本 長兵衛(やまもと ちょうべえ)

代表銘柄:風の森(かぜのもり)

酒造概要:油長酒造は2019年創業300年を迎えることができました。次の100年を目指し、2024年始動する“葛城山麓醸造所”で今まで以上に地域の農業と深く関わり合い、「水端」では日本清酒発祥の地、奈良の伝統技法を探究します。その技法を「風の森」によって現代の知見と融合させ、今だからこそ造ることのできる日本酒を志し、次の世代に日本酒を伝えて参ります。

また、油長酒造が位置する「御所まち」は江戸時代から変わらない商家町と寺内町を有する陣屋町。一つの川をはさんで、西岸には西御所、東岸には東御所と、二つの町が形成され、江戸時代の地図がいまでも使えるほど、そのかたちはよく残っています。伝統的な建物が今なお大切に守られている「御所まち」。現在に至るまでの時間と生活の息づかいがそこにあります。古民家をリノベーションしたホテル、フレンチレストラン、サウナを併設した銭湯などが点在し、滞在する事でまちの魅力を存分に楽しむことができます。

URL:https://www.yucho-sake.jp/

風の森・山乃かみ:日本清酒発祥の地と言われる奈良県にて300年以上酒造りを行ってきた油長酒造株式会社(以下「油長酒造」)。「奈良時代」があったように古くから都が置かれたその地では様々な技術が蓄積され、室町時代になり寺院醸造によって技術革新が起こり、現代の醸造法の基礎が築き上げられました。油長酒造は、繊細なしぼりたての「生酒」を通年販売している大変めずらしい蔵で、その弾けるようなフレッシュな味わいは長らく多くの人々に愛されていますが、このたび伝統と確かな技術を持つ油長酒造により、特別な日本酒である「風の森 山乃かみ」が醸造されました。「風の森 山乃かみ」は、風の森フラッグシップ米、奈良県産の「秋津穂」を65%まで磨いた贅沢な日本酒です。使用する酵母は、1998年から醸造開始された風の森シリーズ史上、初使用となる奈良県固有の「山乃かみ酵母」を使用。より奈良らしさを表現しています。「山乃かみ酵母」とは、2012年春に三輪山の麓、お酒の神様、大神神社の神域においてササユリから分採取された奈良県固有の酵母です。三輪山西麓にある古代の酒器などが出土した山ノ神遺跡にちなみ、「山乃(やまの)かみ」と命名されました。そんな山乃かみ酵母で醸した「風の森 山乃かみ」は、まるで三輪山の麓にいるような、森の木々のような香りが特徴です。通常の風の森シリーズとは異なる酵母であるものの、無濾過無加水の生酒や、超硬水の仕込水といった特徴はそのままに醸造しており、「風の森 山乃かみ」は油長酒造が醸造する他の日本酒とは一味違う、より"奈良らしさ"を追求した味わいのある日本酒です。



【SBIトレーサビリティについて】

会社名:SBIトレーサビリティ株式会社

所在地:東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー

代表者:代表取締役 輪島 智仁(わじま ともひと)

設 立:2021年4月

事業内容:ブロックチェーンを活用したトレーサビリティ・サービスの提供など

URL:https://www.sbitraceability.co.jp/



【SBINFTについて】

「Be the FIRST. Be the STANDARD.」 NFTを社会へ広げる、その真ん中に。

SBINFTは、パブリックチェーンによるNFTマーケットプレイス「SBINFT Market」を運営しています。自律分散型エコシステムの構築を掲げ、NFTマーケットプレイスを中心とするビジネスモデルに留まらずWeb3を牽引するような新時代のビジネス創出を目指しています。

<リンク一覧(SBINFT株式会社)>

コーポレートサイト:https://sbinft.co.jp/

SBINFT Market:https://sbinft.market/

最新情報:https://sbinft.co.jp/news/

採用情報:https://sbinft.co.jp/careers/

Twitter:https://twitter.com/sbinft_corp


◆ 会社概要

会社名:SBINFT株式会社

所在地:東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー

代表者:高 長徳(こう ちゃんど)

設 立:2015年5月

事業内容:

・承認制による安心安全なコンテンツのみ流通することを目的としたパブリックチェーンによるNFTマーケットプレイス事業「SBINFT Market」の提供

・企業や団体などが、NFTを活用した新たなビジネスモデルの構築を実現するためのNFTコンサルティング事業「NFT Consulting」の提供

・自社ドメイン上で様々なNFTコンテンツのマーケットプレイス構築を実現するWebAPIによるマケプレ構築支援事業「TOKEN CONNECT」の提供


◆ 本件に関する個人・法人の方からのお問い合わせ先について

SBINFT株式会社コーポレートサイト お問い合わせ

https://sbinft.co.jp/contact/

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会社概要

SBINFT株式会社

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URL
https://sbinft.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区六本木一丁目6番1号
電話番号
-
代表者名
高 長徳
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年05月