カンコー×BRING™の制服循環エコスクールプロジェクト始動、子どもたちが循環型社会を“学校”で学び実践できる~思い出が詰まった制服から新たな制服を~

カンコー学生服

菅公学生服株式会社 (本社:岡山市北区駅元町、代表取締役社長:尾﨑 茂 以下:カンコー学生服)は、 「服から服をつくる™」サーキュラーエコノミーを社会に実装するブランド「BRING™」を運営する株式会社JEPLAN(代表取締役 執行役員社長:髙尾 正樹、以下「JEPLAN」)と協働して、循環型社会を学び実践する「制服循環エコスクールプロジェクト」を始動いたします。
未来を担う子どもたちと共に実現するサーキュラーエコノミーを目指して、学校での制服・体操服の回収活動や循環型商品の開発、学びの機会の提供を行っていくことを、2023年11月15日(水)に共同で発表いたしました。


カンコー学生服は、 学校制服・体操服に代表される「ものづくり」と、子どもたちが未来を生きるために必要な力を育む「ひとづくり」を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。特に近年は、リデュースやリユースなどのトライアルも行っておりますが、最終的には多くの制服・体操服が廃棄されることに課題を感じておりました。

そこでこの度、資源循環の技術や仕組みを持つJEPLANが運営する「服から服をつくる™」サーキュラーエコノミーを社会に実装するブランド「BRING™」と協働して「制服循環エコスクールプロジェクト」を開始し、環境配慮への取り組みをさらに深めてまいります。制服・体操服を捨てることなく循環していくための回収からスタートし、循環型商品の開発も行います。さらに、循環型社会実現のために、子どもたちが身近な教材である制服・体操服を通じて主体的に考え学び、実践できる機会を提供してまいります。

これらの取り組みから、今後も地球環境やSDGs達成に寄与すると共に、子どもたちの夢と学びを応援してまいります。


  • 制服循環エコスクールプロジェクト

カンコー学生服×BRING™が連携し、 “思い出” が詰まった「制服」や「体操服」を「捨てる」のではなくリユース・リサイクルする。未来を担う子どもたちと、サーキュラーエコノミーを目指す取り組みです。


①カンコーとJEPLANが連携して、さまざまな地域の学校へオリジナル回収BOXを設置

 制服、体操服の回収と活動実績としての証明書が発行されます

〇設置場所

 ・全国の中学校/高等学校など

 ・全国のカンコー学生服の直営店

〇設置目標校数

 ・2026年度までに目標500校

〇回収品受け取り証明書

 ・回収実績が目に見える

 ・子どもたちが活動を実感することができる


②再生原料「BRING Material™」を使用した何度でも循環する制服や体操服の開発


③未来を担う子どもたちに向けた衣料品循環のセミナーや講義

  回収した制服をどのように循環させるのか、子どもたちが主体的に考える学びの機会を提供します


  • 2023年11月15日 記者発表の様子

写真左から株式会社JEPLANコミュニケーション設計課 課長 井土 裕介、取締役 執行役員会長 岩元 美智彦

菅公学生服株式会社 代表取締役社長 尾﨑 茂、企画推進部 部長 吉川 淳稔


  • 記者発表時コメント

株式会社JEPLAN 取締役 執行役員会長 岩元 美智彦

JEPLANは「あらゆるものを循環させる」をビジョンに掲げ、広くサプライチェーンに携わりながら資源循環に取り組んでいます。取り組みのひとつとして、独自のケミカルリサイクル技術と資源循環の仕組みづくりにより、不要な衣類を回収し「服から服をつくる」サーキュラーエコノミーを社会に実装するブランド「BRING」を運営しています。今回、カンコー学生服さんと協働させていただき、BRING初となる学校での回収に取り組むことになりました。子どもたちが学校でリサイクルを体験することで将来的にも自分事のきっかけとなる取り組みがスタートできることをうれしく思います。循環型社会の実現のため、この取り組みが広がり、定着していくことを願っています。


菅公学生服株式会社 代表取締役社長 尾﨑 茂

カンコー学生服では、1996年より環境問題の課題解決プロジェクトとして「カンコーエコスクール」を展開し、日本で最初の再生ペットボトル制服を採用したり、2013年からは植物由来ポリエステル体操服を業界に先駆けて採用するなど、長年にわたり環境に関する取り組みを続けてきました。近年、SDGsの取り組みなどさらなる機運の高まりを感じる中、JEPLANさんと、新たに大きな意味での循環型な取り組みをさせていただくことになりました。我々のミッションは、子どもたちに循環型社会の大切さやすばらしさを実体験を交えながら感じてもらうことだと思っています。JEPLANさんと志を同じくして取り組みを進めてまいります。



  • 株式会社JEPLAN 

「あらゆるものを循環させる」をビジョンに掲げ、広くサプライチェーンに携わりながら、独自のPETケミカルリサイクル技術を用いたものづくり、事業開発や技術ライセンスの展開を推進することで、限りある資源の循環を実現し、CO₂の排出量削減に寄与しています。 独自のケミカルリサイクル技術と資源循環の仕組みづくりにより、不要な衣類を回収し「服から服をつくる」サーキュラーエコノミーを社会に実装するブランド「BRING」の運営や、自治体や企業との連携 によりペットボトルを何度でも繰り返しリサイクルを実現する資源循環の事業に取り組んでいます。資源循環を社会に実装するため、PET ケミカルリサイクルのプラントを北九州響灘と川崎(グループ会社:ペットリファインテクノロジー株式会社)の2拠点で運営しています。

所在地 :神奈川県川崎市川崎区扇町12-2

代表者 :代表取締役 執行役員社長 髙尾 正樹

設立 :2007年1月

主な事業内容:PET ケミカルリサイクル技術関連事業(対象:PET ボトル・ポリエステル)など

https://www.jeplan.co.jp/



  • 「BRING™」について

「服から服をつくる™」サーキュラーエコノミーを社会に実装するブランド「BRING」(運営:株式会社JEPLAN)は、様々なアパレルブランドと協力して使われなくなった服の回収をおこなっています。BRINGが回収した服は、リユースまたは素材ごとにリサイクルされます。そのうちポリエステル繊維100%の服についてはJEPLAN独自のPETケミカルリサイクル技術「BRING Technology™」により100%繊維由来の再⽣ポリエステル「BRING Material™」にリサイクルされ、新たな服等の原料や服として⽣まれ変わります。

https://bring.org/



  • 菅公学生服株式会社

1854年(安政元年)創業。学校制服・体操服を通じて、子どもたちと学生生活を支えるすべての人々に寄り添い、さまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーです。

所在地:岡山県岡山市北区駅元町15番1号 岡山リットシティビル5階

代表者:尾﨑 茂

創業:1854年(設立:1929年)

事業内容:スクールウェア、スポーツウェアなど各種衣料の製造販売

https://kanko-gakuseifuku.co.jp/

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会社概要

菅公学生服株式会社

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URL
https://kanko-gakuseifuku.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
岡山県岡山市北区駅元町15-1 岡山リットシティビル5F
電話番号
086-898-2500
代表者名
尾﨑茂
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1929年02月