【<前編>ランクルジャーナル第1号】年末年始目前! “帰省ドライブ” 特集~長時間でも疲れない&運転しやすいクルマの条件~
年末年始の風物詩と言えば……「渋滞」!「疲れないクルマ」と「運転しやすいクルマ」の条件とは?
年末年始にテレビやラジオで必ず目にするものといえば、お笑い番組や歌番組……そして高速道路の渋滞情報です。年末年始や大型連休では当たり前に発生する交通渋滞ですが、長時間・長距離の運転をしてでも帰省や旅行にクルマを活用するには理由があるはず。また、そんな長時間・長距離運転を乗り越えるために必要なクルマの「疲れにくさ」や「運転しやすさ」を決めるポイントはどんなところにあるのでしょうか。
一般生活者とランドクルーザーオーナーへの調査を通じ、ライフスタイルに関するさまざまなテーマを紐解きお届けする「ランクルジャーナル」。今回のテーマは、もうすぐやってくる年末年始の風物詩「帰省」。帰省ドライブの実態や、長時間・長距離でも疲れず運転しやすいクルマの条件のほか、「ランクルの疲れやすさや運転のしやすさ」をオーナーに聞いた調査結果について、前編・後編に分けてお届けします。
「運転のしやすさ」は#創刊号[全国8,400名の「クルマ選び」意識大調査]でも明らかになった重要な条件のひとつですが、この点を実現させるものは何なのか?前編・後編合わせて、ぜひ最後までご一読ください。
●「ランクルジャーナル」との連動企画をYouTube「ランクルちゃんねる」でも公開中です。
●本調査の詳細は下記からもご覧いただけます
https://toyota.jp/info/landcruiser-journal/
■調査概要
【一般生活者調査】
・調査対象
①事前調査:全国20-59歳の帰省先がある男女 3,142名
②本調査 :今年の年末に自家用車で帰省する可能性がある全国20-59歳男女 300名
(性・年代別に割付)
・調査時期:2024年10月11日(金)~2024年10月13日(日)
・調査方法:インターネット調査
・調査主体:トヨタ・コニック・プロ株式会社
※数値は、小数点第1位までの掲載。小数点以下第2位を四捨五入して算出しているため、
各回答の合計が100%にならない場合があります。
【ランドクルーザーオーナー調査】
・調査対象:ランクルズ会員のうち、調査時点でいずれかのランドクルーザー(FJクルーザーを除く)を保有する男女227名
・調査時期:2024年11月8日(金)~2024年11月17日(日)
・調査方法:インターネット調査
・調査主体:トヨタ・コニック・プロ株式会社
調査❶ 年末年始の帰省実態調査
年末年始、自家用車で帰省する人が過半数。
3時間以上かけて自家用車帰省する強者も2割。
年の瀬が近づき、年末年始のカレンダーを眺めながら仕事納めのタイミングや帰省先での過ごし方を考えている方も多いのではないでしょうか。今回実施した調査ではまず、帰省先がある人に年末年始の帰省予定を聞きました。すると、帰省予定のある人は45%と半数近く。未定と答えた人も含めると、7割程度が帰省をするか、検討中であるといえます。
帰省スケジュールが決まったら、次に決めるのは交通手段です。そこで、帰省に用いる交通手段を聞きました。圧倒的1位となったのは自家用車。その比率は56.1%と半数以上にのぼり、2位の電車・新幹線(28.1%)の約2倍になっています。
次に、「時間」にフォーカスを当て、「帰省先到着までにかかる時間」を尋ねました。すると「1時間未満」が最も多く4割弱(38.8%)、3時間以上かかる人が3割弱(26.8%)と二極化傾向に。クルマで3時間以上となればある程度の長距離運転が予想されますが、自家用車で帰省する人に絞った結果をみても、3時間以上の長距離帰省ドライバーが約5人に1人、2割近く(18.8%)存在しています。
長距離運転も気にしない「積極的クルマ帰省」派が多数
その心は、“クルマなら自由に移動できる”から
クルマでの帰省には、渋滞のイライラや長距離運転による疲れが気になるところですが、果たして自家用車で帰省する人たちは前向きにクルマ帰省を選択しているのでしょうか。
実際のところ、調査では8割の人が「積極的にクルマで帰省したい」と回答しました。疲労が心配される3時間以上の長距離運転をする人に絞っても7割が「積極的にクルマで帰省したい」と回答する、意外な結果となりました。
なぜ「積極的に自家用車での帰省を選択している」人が多いのでしょうか。自家用車での帰省を選択する人々にその理由を聞きました。
すると「自由に移動できるから」との回答が最も多く5割以上。続いて「家族と一緒に移動できる」「荷物を運べる」が続きました。確かに、クルマ移動であれば人数の変更や、自分の実家から義理の両親の実家に寄ったり、途中で観光地に寄ったり……自由なスケジュールも可能に。そんなクルマ移動ならではの柔軟さ、気軽さが、自家用車帰省の前向きな選択の大きな理由になっているようです。
調査❷ 疲れやすいクルマとは?
疲れを感じる運転時間、平均は「3時間2分」
疲れないクルマの条件は「座り心地」系が上位で、SUVなど大型車が優勢
帰省のような長距離運転には疲労が伴うイメージがありますが、実際ドライバーのみなさんはどれぐらいの運転で疲れを感じるのでしょうか。また「疲れないクルマ」には、どんな性能が求められるのでしょうか。
今回の調査では、「疲れを感じる運転時間」と「長距離ドライブだと思う運転時間」を聞いてみました。すると、疲れを感じる運転時間は平均約3時間2分という結果に。帰省先までクルマで3時間以上かかると回答した人は約2割いましたが、この人たちは疲労を感じながら帰省していることになりそうです。そして長時間ドライブだと思う運転時間は平均2時間38分に。「疲れを感じる運転時間」より平均24分短い結果となりました。
運転疲れの原因は時間だけではありません。乗っているクルマの性能や装備も疲れに影響します。帰省先や旅先で疲れた身体で疲れやすいクルマを運転すれば、疲労がますます蓄積し眠気を引き起こすかもしれません。そこで「疲れやすいクルマの条件」についても調査しました。
その結果、疲れやすいクルマの条件トップ3は「乗り心地が悪い」「揺れ・振動が激しい」「シートが合わない」という“座り心地”に関連するものが占めました。
さらに、ボディタイプ別に「自分のクルマは疲れやすいと思うか」を尋ねたところ、コンパクトカーや軽自動車など小型車に乗っている人の方がより「自分のクルマは疲れやすい」と思っていることがわかりました。反対に、ミニバンやSUVなど大型車に乗っている人は少ない結果となっています。長距離でも疲れにくい軽自動車やコンパクトカーもあるものの、傾向としては「大型のクルマは疲れにくい」と言えそうです。
SUVの中でも大型であるランドクルーザーは、果たして疲れにくいクルマなのでしょうか。ここからは、ランドクルーザーのオーナーに調査した結果をご紹介します。
常軌を逸した!?ランドクルーザーオーナーの疲れを感じる運転時間は驚異の 6時間超え!
オーナーの7割以上が「ランクルは疲れにくい」と回答
ランドクルーザーオーナーのみなさんにも「疲れを感じる運転時間」と「長距離ドライブだと思う運転時間」を聞いてみたところ、前者は6時間17分、後者は5時間31分と、いずれも一般生活者調査の回答のなんと2倍以上の時間になりました。さらに「自分が乗っているクルマは疲れやすいと思うか」の質問に対しては、約71%が「自分が乗っているランクルは疲れにくい」と回答したのです。
ランドクルーザーが疲れにくいワケは「視界の広さ」「排気量(パワー)」「乗り心地」
一般的なクルマとランドクルーザーでは、疲れにくさの実感値では明確な差がありそうです。ではなぜランドクルーザーは疲れにくいと思うのか、オーナーの皆さんに聞いてみました。
ランクルが疲れにくい理由には、「視界が広い」「排気量(パワー)が大きい」「ドライビングポジションが自分に合っている」という項目が並びました。また、疲れやすさに影響するポイントとしてご紹介した「座り心地」についてはどうでしょうか。この点についても、ドライビングポジションや乗り心地、シートが快適などの項目が挙がっており、しっかりと押さえられているようです。アンケートのコメントでも「乗り味、騒音の少なさ、シートの快適性」「シートの座り心地、腰と背中のサポートがしっかりしていて、長時間の運転でも疲れない」といったコメントが寄せられました。
ランクルジャーナル1号「年末年始目前! “帰省ドライブ” 特集」前編では、帰省ドライブの実態や、長時間・長距離でも疲れないクルマの条件とランドクルーザーについて紹介してきました。
果たして、ランドクルーザーは令和に選ばれるクルマなのか?!後編では、長距離運転や安心感にも大切な「運転しやすいクルマ」について明らかにしていきます。ぜひ、お楽しみに。
●Youtube「ランクルちゃんねる」で公開中の動画は下記からご覧ください。
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