FastLabel、AIソリューション 『AI Process as a Service(AIPaaS)』の提供開始 #IVSPRWeek

データ生成からアノテーション、モデル開発、MLOps構築まで、 AI開発の各プロセスを全方位的にサポート

FastLabel

AIの社会実装を支援するFastLabel株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:上田英介、以下「当社」)は、AI開発を包括的に支援するAIソリューションとして、『AI Process as a Service(AIPaaS)』の提供を本日6月26日より開始したことをお知らせいたします。『AI Process as a Service』には、以下のサービス及びシステムが含まれます。

提供サービス:データ販売・収集、データ生成、アノテーション、モデル開発、データコンサルティング
提供システム:画像生成AIツール、マスキングツール、アノテーションツール、MLOpsツール

  • 提供背景

当社は、「AIインフラを創造し、日本を再び『世界レベル』へ」をパーパスに掲げ、2020年1月の創業以来、教師データ作成代行やアノテーションツールの提供を主力事業として展開してきました。2023年5月には、データ生成、データ選別、自動アノテーション、モデル管理、モデル学習、モデル評価、デプロイ、モニタリング、パフォーマンス監視を一気通貫で実行することができるSaaS型のシステムへと機能拡張し、データ作成コストの7割削減、AI精度の3割向上を実現しています。


1990年から現在まで、欧米を中心に開発されたソフトウェアが世界を席巻し、日本は大きな差をつけられました。日本を再び世界レベルへ押し上げるためには、これからの30年で浸透するAI技術に賭ける必要があると当社は確信しており、AI開発の各プロセス(特にアノテーション領域)における効率化を実現するべくサービス及びシステムの提供をしてまいりました。そんな中、Generative AI(生成AI)等の登場により、欧米を中心としてAIの利活用が更に加速している現状を受け、特定領域に留まらずAI開発プロセス全体を包括的に支援するソリューションが必要であると考え、今回、当社が『AI Process as a Service(AIPaaS)』を提供開始するに至りました。


  • AI Process as a Service(AIPaaS)の提供内容

AI Process as a Service(AIPaaS)では、データセントリック(データ中心のアプローチ)なAI開発の各プロセスにおいて、以下の通り、サービス(業務代行及びコンサルティング)とシステム(各種ツール)の双方でご支援をいたします。


【AIPaaS全体像】


【提供内容】


データ販売・収集
被写体・被写物の権利の取扱についても管理を徹底した、AI開発用の教師データ(画像約100万点 他)を提供。制作会社、プロのカメラマン、モデルを活用した、高品質でオンリーワンなデータの撮り下ろしも可能。


データ生成
お客様の要件に応じて、Generative AI(生成AI)やGan(敵対的生成ネットーワーク)などを活用することで、AIの学習に必要な量のデータの生成が可能。


データ選別・アノテーション・Human In The Loop
数百社以上のアノテーション代行実績に基づくノウハウを保有。全案件にプロジェクトマネージャーを配置し、詳細要件定義から納品までを一気通貫してサポート。セキュリティ要件に応じて、国内・国外のリソースを選択が可能。


モデル開発・データコンサルティング
構想策定・要件定義からMVP構築(モデル開発)まで一気通貫してサポート。モデル依存することなく、あるべき姿に基づいた最適なモデル選択、並びにデータ定義を実施することで、データセントリックなAI開発が可能。


画像生成AIツール
既に保有しているデータセットのファインチューニング(既存の学習済みモデルの一部と、新たに追加したモデルを合わせた全体の微調整)による画像生成AIモデルの開発がノーコードで可能。アノテーションツールと連携させることで、データ生成〜アノテーションまでを一気通貫で実行できるツールを提供。


マスキングツール
オンプレミス環境で実行可能なマスキングツール(モザイク及び黒塗り)を提供。併せて、写真や映像データに映っている個人情報を保護するとともに、機械学習用途としてノイズを少なく、且つ属性情報を保つことを実現する匿名加工技術「ディープマスキング」もSDK(Software Development Kit)にて提供。


アノテーションツール
多様なデータ種別(画像、動画、音声、テキスト、DICOM、3D点群 他)に対応し、アノテーションを効率化するスマートアノテーションや自動アノテーション機能(GPT 他)を搭載。クラウド版とデスクトップ版の両方を提供。


MLOpsツール
モデル学習、モデル評価、リアルタイム推論、モニタリング(データドリフト、パフォーマンス監視、モデル分析 他)、データ管理、モデル管理を同一のプラットフォーム上で実行できるMLOpsツールを提供。


  • 今後の展望

システムと業務の両面からAI開発プロセスを効率化するAIPaaSの提供を通じ、AI開発に取り組む企業、研究機関のインフラとなることで、日本社会におけるAI革命を下支えしていきたいと考えています。


FastLabel株式会社について

社名:FastLabel株式会社
代表者:代表取締役CEO 上田 英介
事業内容:AIデータプラットフォームの開発・提供、アノテーションサービスの提供
設立:2020年1月23日
本社所在地:〒141-0001 東京都品川区北品川5-5-27 201号
URL:https://fastlabel.ai/


本プレスリリースに関するお問い合わせ

FastLabel株式会社 広報担当
メール:pr@fastlabel.ai




「Startup!PR Week」について

Startup!PR Weekは、国内最大級のスタートアップカンファレンスを運営するIVSとプレスリリース配信サービスのPR TIMES、スタートアップメディアを運営するTHE BRIDGEが提案する「スタートアップの新製品」にフォーカスしたキャンペーン週間です。スタートアップの情報発信の機会へ注目を集めるため、参加企業は期間中に新製品やアップデートの情報を発信します。

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会社概要

FastLabel株式会社

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業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区北品川5-5-27 アクス御殿山201号
電話番号
-
代表者名
鈴木健史
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2020年01月