「入社前に後輩がいる」「じっくりと社会人の準備」~2026年春入社の内々定者インターンシップ開始
入社への不安払拭、1年以上かけて社会人の準備も
企業の採用、人材育成を支援する株式会社アールナイン(本社:東京都港区、代表取締役:長井亮)は11月から、2026年春入社の内々定者の長期インターンシップ受け入れを始めました。例年、入社への不安払拭などの目的で実施しています。1年以上かけて社会人の準備をするほか、来年秋には早くも27卒のインターン生が加入するため、入社前から後輩がいるイレギュラーな環境で成長も後押しします。
■インターンシップの概要~任意参加もほぼ全員挑戦~
当社のインターンシップは、内々定を出した学生さんを対象に(内々定は大学3年生の秋頃)、入社までの期間に任意で実施しています。来年4月に入社を控える内定者も8名全員が参加しています。
■インターンシップの目的~社会人の準備、ギャップの解消~
① じっくりと社会人デビューの準備をしたい
昨日まで学生、今日から社会人と「いきなり切り替えるのは不安」という声もあります。インターンシップでは、学業と調整しながら週2回働くなど、1年以上かけて社会人基礎から学びます。スキル面でも気持ちの面でも、じっくりと準備して慣れたいという内定者側のニーズに応えます。
② 不安を払拭、ギャップの解消
選考期間だけでは、企業も学生も相互理解が十分とは言えません。「思っていた会社と全然違った」というギャップに起因する早期離職は、互いに望まぬ結果です。インターンシップは、社内や社員の雰囲気が肌に合うかどうかを考える機会にもなります。実際に「入社後もインターンの頃の印象と変わらない」という社員が多く、2018年の新卒採用開始以来、入社後1年以内の離職者はいません。
③ 「入社前の後輩ができる」ことで成長が早い
大学3年生の年明けにインターンシップが始まり、同年年末には、一つ下のインターンシップ生(以下インターン生)が加入します。後輩ができることで先輩の自覚が生まれ、早い成長が期待できます。
■実際にどんな仕事をしているの?~採用活動、SNS運営、システム開発も~
① 学生でありながら採用活動に参加
当社では、インターン生も内定者も採用活動に参加してます。
一般に人事が行うものですが、当社ではインターン生が学生さんの前に出ることで、当社を選んだ理由をリアルに伝えたり、年齢の近い当事者として就職活動の相談に乗ったりできると考えています。26卒の新卒採用活動では、学生さんの最初の接点となる「初回面談」を2025年4月入社予定のインターン生が担当しました。他に、採用イベントの企画・運営にも携わっています。
採用活動への参加を通して「会社を作る」ことの重みを感じてほしい。学生さんには、当社の特徴である「若いうちから責任の重い仕事ができる」「裁量がある」とはどういうことなのか、伝わってほしい。こうした思いもこもっています。2027年卒の新卒採用も今年11月から始まっています。
① 採用広報・SNS運営
採用広報を兼ねたSNSの運営もインターン生が担っています。社員に言われたものを作るのではなく、投稿内容から自発的に発案します。今年の新入社員がインターン生時代に始めたInstagramは、今年で2年目に入りました。最近まで就活生だった視点を活かして、自身の就活体験やインターンシップの仕事内容などを定期的に配信しています。
▽採用広報記事
https://www.wantedly.com/companies/company_9760412
https://www.instagram.com/r09.recruit26/
③ エンジニアによるシステム開発、入社と同時に「受賞」も
エンジニア職も新卒採用していることから、システム開発に挑戦するインターン生もいます。
今年の新入社員3名がインターン生時代に開発した社内システム「seatable(シータブル)」は、3名の入社と同時に、社内で優れたプロジェクトを一つ選出する「プロジェクト賞」を受賞しました。
当社はオフィスの席が決まっていないフリーアドレス制です。自由に選べる反面、「誰がどこにいるのかわからない」「出社したら座りたい席が埋まっていた」といった課題がありました。seatableは、全体の空席率や特定の個人の座っている場所がわかるシステムで、インターン生自ら課題に着目して企画、今では全社で使われるシステムとなりました。
インターンシップ経験者の声
(1)「入社前からマネジメント視点」~入社1年目の社員の声~
・きっかけは先輩の記事
アールナインの選考を受けていた大学3年生の頃、インターンシップ中だった先輩たちが執筆した仕事紹介などの記事をよく読んでいた。「入社前からこんなに自発的に仕事ができるんだ」と思い、内々定後は自分も就活生に役立つ情報発信がしたいと思うようになった。
・裁量の大きさに驚き
実際のインターンシップでは、採用広報としてのInstagramの立ち上げや、社員インタビュー(社内報)などの広報仕事を主に担当した。Instagramは経験があり「やってみたい」と自ら発案。SNSの立ち上げという大きな仕事をインターン生に任せてもらえたことに、裁量の大きさを感じた。
・一緒に働くからこそわかる、同期の新しい一面
同期との横のつながりも作れた。食事などの場でなんとなくおしゃべりするのではなく、実際の仕事を通して同期の強みや得意なこと、尊敬できる面が見つかったことが新鮮で、プラスになった。
・入社前に後輩、マネジメント視点も実感
途中で後輩のインターン生が加入した。「入社前なのに後輩がいる」という想定外の状況になった。一人で抱え込まず仕事を渡したり、教えたりする大切さを学んだ。次の人が使いやすいようにマニュアルを作り、引き継ぎをする経験を通して、マネジメントする側の視点も学べた。「自分だけでなく、他の人もできるように」という観点で、業務内容を型化する今の仕事にも活きている。
(2)「徐々に慣れ、覚悟も決まる」~現役のインターンシップ生の声~
・いきなり社会人にはなれない
タイムマネジメントやタスク管理など社会人として必要なスキルはたくさんある。来年の4月1日になってもいきなり身に付かない。インターンシップを通して、徐々に慣れる機会があるとありがたい。
・学業とは異なる「仕事のやり方」がわかる
学業と「仕事の進め方」はまったく異なる。例えば、大学の論文にも締め切りはあるが、個人作業が多い。チームで働く場合は、他の人のことを考え、協力し合わないといけない。期日に余裕をもって提出すること、自分だけでは難しければ周囲の協力を得ること、周りと認識をすり合わせること、話し合いがまとまらない時は妥協点を探すことの大切さなどを知った。
・想定外が減り、覚悟が決まる
インターンシップを始めてもうすぐ1年が過ぎるが、業務で「こんなこともあるのか」という想定外もあった。一つずつ乗り越えるうちに「そんなこともあるよね」くらいの受け止めに変わった。過剰に驚かなくなった。仕事の内容がわかることで、入社後のイメージも沸きやすくなり、覚悟も決まった。
・一緒に働く人の雰囲気がわかる
同期や先輩の雰囲気がわかった。気心の知れた人がいると安心する。知っている方々とだからこそ、難しい仕事や課題も最初からスムーズに進む部分があると思う。
・責任感が強くなった
新卒採用活動に参加し、アールナインのインターン生として就活中の学生さんと面談した。就活を始めたばかりで「初めて企業の面談に来た」と話す学生さんもいた。相手が自分を通して、就活やアールナイン、会社とはどういうものかを知るのだと思うと、責任の大きさを感じた。その学生さんがアールナインの面接に進んでくれれば、会社にもメリットがあり、意義の大きい仕事だと思っていた。
■代表メッセージ「学生だからこそ普通はしない経験を」
「学生時代にしかできないことをした方がいい」という考え方があります。学業や遊びなどさまざまなことが含まれると思います。
一方で、私が伝えたいのは「その上で、学生だからこそ普通はしないこともしてみてほしい」ということです。アルバイトやインターンシップでの社会人の先取りもその一つと考えます。
例えば、社会人の先輩と話して仕事の楽しみを聞いたり、働くことの意義を自分なりに考えたりすることもその一つです。経験を通してスキルが身に付くだけでなく、視座も上がります。社会人としてのスタートすると早くから活躍ができ、人生のチャンスも広がっていくでしょう。
当社のインターン生にも、こうした意識の高さを感じます。学生らしい楽しみや生活は謳歌した上で「入社までの間にも成長したい」「社会人になる準備がしたい」という声を実際に聞きます。
いずれにせよ大事なのは、時間の使い方を自分の意思で選び、どうすればそこから得られるものが最大化するのか、考えながら取り組むこと。27卒のインターン生にも活躍を期待しています。
■株式会社アールナイン 会社概要
~人が介在することで、【活き生き】と働ける世界を~
採用、人材育成、社員の定着など企業が抱える様々な課題を人事・採用・教育など各分野で豊富な経験を持つ当社の人材プロフェッショナル(約1,500名)が介在して解決。個人や組織の選択肢、可能性が広がるよう支援します。企業のお悩みに合わせたサービス提供で2009年の設立以来、約700社以上と取引があります。
社 名:株式会社アールナイン(R09) https://r09.jp/
代 表:長井 亮(ながい りょう)
設 立:2009 年 7 月 10 日
所在地:東京都港区虎ノ門2丁目6-1 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 35階
事業内容:採用コンサルティング、採用実務アウトソーシング、社外面談代行、教育研修
国際キャリアコンサルティング協会運営(https://icca-japan.or.jp/)
T E L:03-6205-4499
F A X:03-6800-2033
E -MAIL:r09-press@r09.jp
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