「よっかいちクリーンエネルギー株式会社」の設立について
四日市市(市長:森 智広)、東邦ガス株式会社(代表取締役社長:増田 信之、本社:愛知県名古屋市、以下「東邦ガス」)、日鉄エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:石倭 行人、本社:東京都品川区、以下「日鉄エンジニアリング」)および株式会社三十三銀行(頭取:道廣 剛太郎、本店:三重県四日市市、以下「三十三銀行」)は、四日市市におけるエネルギーを市内で循環させる地産地消型の地域新電力会社「よっかいちクリーンエネルギー株式会社」(以下「よっかいちクリーンエネルギー」)を、共同出資により設立いたしました。今後、2025年4月以降の電力供給開始に向けて、準備を進めてまいります。
よっかいちクリーンエネルギーは、四日市市のごみ処理施設「四日市市クリーンセンター」で発電した電力などを市内の公共施設に供給することで、エネルギーの地産地消および四日市市の脱炭素化の推進に取り組みます。また、事業利益を市内の脱炭素化に資する取り組みに活用するなど、資金の地域循環を通じて市の課題解決に取り組みます。
共同出資4者は、これまでそれぞれの事業分野で培ってきたノウハウや知見を活用し、四日市市の脱炭素化をはじめとした環境課題の解決に資する活動を通じて、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。
<参考1>よっかいちクリーンエネルギーの概要
商号 |
よっかいちクリーンエネルギー株式会社(Yokkaichi Clean Energy Co., Ltd.) |
本店所在地 |
三重県四日市市栄町3番8号 |
事業内容 |
小売電気事業など |
資本金 |
1,000万円 |
代表取締役 |
鈴木 賢一(東邦ガス 三重地域支配人) |
出資者 |
四日市市51%、東邦ガス22%、日鉄エンジニアリング22%、三十三銀行5% |
設立年月日 |
2024年11月28日 |
<参考2>四日市市役所にて開催した設立式の様子
【共同出資者あいさつ】
<四日市市>
四日市市は「2050年、市域からの温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す“ゼロカーボンシティ宣言”」を行っています。カーボンニュートラル社会の実現に向け、本市の脱炭素化、電気の地産地消の推進、「第四期四日市市環境計画」に掲げる温室効果ガス排出量の削減目標の達成に向けた取り組みの基盤としてよっかいちクリーンエネルギーを位置づけ、市域の脱炭素化を進めます。
<東邦ガス>
東邦ガスは、グループビジョンの目指す姿の一つとして「持続可能な社会の実現をリードする企業グループ」を掲げ、地域共生の取り組み強化を通じ、様々な社会課題の解決を推進しています。当地のお客さまにエネルギーをお届けしてきたノウハウや経営資源を活かして、四日市市におけるエネルギーの地産地消、カーボンニュートラル社会の実現に貢献することで、今後も地域に根差したエネルギー企業として、地域とともに発展することを目指してまいります。
<日鉄エンジニアリング>
日鉄エンジニアリングは、プラントメーカーとして多数のごみ処理施設の建設・操業を行っているほか、電力小売事業を自由化当初から行っており、特に近年ではごみ処理発電からの電気を活用した電力地産地消事業に多数取り組んでおります。20年以上にわたる小売電気事業者としての知見や、エンジニアリング業によるエネルギープラントの建設・操業ノウハウを活かし、本事業の推進に貢献してまいります。
<三十三銀行>
三十三銀行は、グループの経営理念「地域のお客様から愛され信頼される金融グループとして、地域とともに成長し、活力あふれる未来の創造に貢献します。」のもと、企業活動を通じて持続可能な社会の形成に向け、環境・社会への配慮に向けた取り組みの積極的な支援を実施しております。本事業は環境問題への重要かつ具体的な取り組みと位置づけ参画するものです。
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