双日、フジ日本精糖とともに植物肉事業会社「Tastable（テイスタブル）」に出資

～安心・安全で、サステナビリティに配慮した美味しい植物肉製品を提供～

双日株式会社（以下「双日」）、フジ日本精糖株式会社（以下「フジ日本精糖」）は植物肉「NIKUVEGE（ニクべジ）」をはじめとした食品の開発、設計、販売をおこなう株式会社Tastable（テイスタブル）（以下「Tastable」）（ユニテックフーズ株式会社（フジ日本精糖100％、以下「ユニテックフーズ」）の100％子会社）の第三者割当増資を引き受け、同社に共同出資することに合意しました。（2022年7月1日増資完了予定、出資比率：双日30%、フジ日本精糖10%、ユニテックフーズ60%）

 

既に双日食料株式会社（双日100%、以下「双日食料」）、Tastableと「NIKUVEGE」の総販売特約店契約（独占販売契約）を2021年12月に締結し、双日、ユニテックフーズ、ロイヤルホールディングス株式会社と植物肉に関する業務提携契約を2022年1月に締結（※1）しています。

今回のTastableへの出資参画により、主に新素材に関する研究開発や、国内外への販売の強化、植物肉事業と親和性の高いビジネス機会の創出に注力し、本事業の加速度的な成長の実現を目指します。また、強固な畜産品の販売チャネルや高度な製造・加工技術を保有する双日食料や株式会社ミートワン（※2）などの双日グループの知見を結集し、原材料調達・製造・販売・マーケティング機能を提供することで、業務用のみならず、市販用植物肉製品の開発・製造・販売をおこないます。

健康志向の高まりにともなう菜食需要の増加に加え、全世界人口は2050年までに100億人に達し、2030年にはたんぱく質の需要に供給が追いつかなくなる「たんぱく質危機」が到来すると言われています。この問題の解決に貢献するのが植物肉であり、日本でも今後急成長が見込まれる分野として注目されています。

双日グループ、フジ日本精糖は、安心・安全で美味しい植物肉製品をお客様にお届けするとともに、社会課題の解決に貢献していきます。

〈「NIKUVEGE」について〉
Tastableが、増粘多糖類や機能性素材などの開発・取り扱いを通して培った知見と高い技術力を活用し、従来の植物肉では味わえなかった肉感・旨味・風味を再現した「NIKUVEGE」を開発しました。

【「NIKUVEGE」の特徴・ロゴ・イメージ】

（※1）植物肉事業に関する戦略的業務提携契約については、関連リリースをご参照願います。
2022年2月28日付リリース「双日、ロイヤルホールディングスおよびユニテックフーズと植物肉事業に関する戦略的業務提携契約を締結」https://www.sojitz.com/jp/news/2022/02/20220228.php　
（※2）ミートワンについては、関連リリースをご参照願います。
2017年12月19日付リリース「畜肉関連事業におけるマーケティング会社「ミートワン」の設立について」https://www.sojitz.com/jp/news/2017/12/20171219.php　

 

（ご参考）
Tastableの概要

会社名	株式会社Tastabel（株式会社テイスタブル）
設立年	2021年9月
本社所在地	東京都中央区日本橋小伝馬町14番4号
代表者	山中　昭浩
事業内容	差別化されたコンセプト食品（最終加工商品）の開発、設計、販売
出資構成	（現在）ユニテックフーズ 100% （7月1日以降）双日 30%、フジ日本精糖 10%、ユニテックフーズ 60%

 

双日の概要

会社名	双日株式会社
設立年	2003年4月
本社所在地	東京都千代田区内幸町2丁目1番1号
代表者	藤本　昌義
事業内容	総合商社

フジ日本精糖の概要

会社名	フジ日本精糖株式会社
設立年	1949年7月
本社所在地	東京都中央区日本橋兜町6-7 兜町第7平和ビル7階
代表者	櫻田　誠司
事業内容	砂糖の精製、食物繊維の製造、機能性素材・食品添加物などの加工、 およびそれらの販売
出資構成	双日 30.36%、和田製糖（株）8.98%、鈴与（株）7.09%　など

 

ユニテックフーズの概要

会社名	ユニテックフーズ株式会社
設立年	2002年4月
本社所在地	東京都中央区日本橋小伝馬町14番4号
代表者	関田　眞一
事業内容	食品素材の製造加工および販売、機能性素材の販売、 業務用ジャムの販売、 OEMの開発から委託製造・品質管理までの業務
出資構成	フジ日本精糖 100%