デルタ航空、2013年度第1四半期の業績を発表

デルタ航空

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【米国アトランタ、2013年4月23日】– デルタ航空 (NYSE:DAL) は本日、2013 年第1 四半期(1月-3 月期)の業績を発表しました。主な内容は次のとおりです。

• 2013年第1四半期(1‐3月期)の特別項目1を除く純利益は8,500万ドル(希釈後1株当たり0.10ドル)で、前年同期比1億2,400万ドル増となりました。

• 特別項目の7,800万ドルを含むGAAPに基づく四半期純利益は、700万ドル(希釈後1株当たり0.01ドル)でした。

• この業績には、プロフィット・シェアリング(デルタ航空財務目標達成への従業員の貢献を評する利益分配)費用2,000万ドルが含まれます。 

• 2013年第1四半期の営業キャッシュフローは11億ドル、フリーキャッシュフローは4億5,700万ドルで、同四半期末における調整後純負債は110億ドルを下回りました。

デルタ航空の最高経営責任者、リチャード・アンダーソン(Richard Anderson)は次のように述べています。「本年第1四半期の業績は、財政面でも運航面でも過去10年間で最高の第一四半期となりました。好業績を生み出した全世界のデルタ航空従業員の貢献を評価したいと思います。この業績は、デルタ航空がお客様、株主、社員に選ばれる航空会社となるための正しい道筋を歩んでいることの証明です。堅実な財政基盤に、ニューヨークのラ・ガーディア空港拡張事業、ヴァージン アトランティック航空への投資、ニューヨークJFK空港のターミナル4増改築などの各種プロジェクトが生み出すビジネス好機が加わり、デルタ航空は将来的に大幅な利益拡大を見込める好位置にいます。」

収益環境
2013年第1四半期(1‐3月期)の営業収益は、前年同期比で8,700万ドル(1.0%)増加しました。輸送容量(キャパシティ)が2.5%減少し、輸送量が0.6%減少した中、座席利用率(ロードファクター)は81.2%に上昇しました。
• 旅客収益 は前年同期比で1億700万ドル(1.4%)増加しました。イールドの2.1%向上により、旅客単位収益(PRASM)は4.1%増加しました。
• 貨物収益は貨物イールドの低下により600万ドル(2.4%)減少しました。
• その他収益 は、他社向け保守・整備サービスの収益減少により、1,400万ドル(1.4%)減少しました。

デルタ航空社長のエドワード・バスティアン(Edward Bastian) は次のように述べています。「第1四半期の単位収益は4%向上し、かねてより進めてきた運航業務、プロダクトやサービスへの投資と、輸送容量の調整との組み合わせにより、収益を生み出す堅実な基盤を確立できたことを示しています。3月下旬に見られた直前予約の低迷を解消するべく施策を打っていますが、米国政府の強制歳出削減の影響とレジャー需要の低下が重なり、4月の単位収益は2~3%の減少を見込んでいます。しかし、航空業界の統合が進んだ結果、収益と燃料の間に以前よりも遥かに強い相関関係が見られるようになりました。つまり、収益が減少しても、燃料費の低下による恩恵を受けられ、低迷する経済環境においても、利益マージンの拡大を追及し続けることができます。」

収益環境
2013年第1四半期(1-3月期)中の営業活動によるキャッシュフローは、前売り航空券の季節的な販売高上昇と、第1四半期利益率の上昇により、1億1,000万ドルとなりました。また、当四半期中に4億5,700万ドルのフリーキャッシュフローを生み出しました。

当四半期の資本支出は6億5,000万ドルでした。これには機材投資分5億ドルと、ロンドン・ヒースロー空港発着枠2枠への4,700万ドルの投資が含まれます。資本投資には、負債削減策の一環である21機のリース機体の購入が含まれます。当四半期中の満期負債返済と資本リース支払は、3億8,200万ドルでした。

当四半期末の調整後純負債は110億ドルを下回り、2009年以降、60億ドルの純負債額削減を果たしました。この負債削減策により、当四半期中の利息支払額は前年同期比で5,000万ドル削減されました。2013年3月31日現在、デルタ航空の制約を伴わない流動性資産は、現金および短期投資36億ドル、リボルビング与信枠残高18億ドルを含め、54億ドルでした。

燃料
MTM(時価)調整を除く2013年第1四半期(1-3月期)の燃料費は、燃料価格の低下と消費量減少により、前年同期比7,800万ドル減少しました。2013年第1四半期の1ガロン当たりの燃料の平均価格2は3.24ドルで、これには1ガロン当たり6セントの既済燃料ヘッジ契約損を含みます。2013年第1四半期中のトレイナー精油所での操業については、大型ハリケーン・サンディーによる供給中断や、ガソリン生産ユニットの短期的な操業停止により生産速度が低下したため、当四半期中に2,200万ドルの損失が発生しました。

コストパフォーマンス
2013年第1四半期(1-3月期)の燃料費を除く営業経費合計は、営業、サービス、従業員への投資の影響により、前年同期比1億9,800万ドルの増加となりましたが、その一部はデルタの構造コスト削減計画の効果によって相殺されました。

2013年第1四半期(1-3月期)の燃料費、プロフィット・シェアリングおよび特別項目を除く連結ベースでのユニットコスト(CASM-Ex3)は、輸送容量減少、賃金増加、営業投資およびサービスへの投資の影響で、前年同期比5.0%増となりました。GAAP連結CASMは5.8%増加しました。

デルタ航空最高財務責任者のポール・ジェイコブソン(Paul Jacobson)は次のように述べています。「2013年第1四半期(1-3月期)の燃料費以外のユニットコストの増加は予想を下回りました。これは構造コスト削減計画によって、人材、営業およびサービスへの投資に伴うコスト増加を一部相殺できたためです。今年後半には構造コスト計画のさらなる推進の成果と昨年の投資効果が表れ、コスト増の影響が大幅に軽減されると見込んでいます。」

実績概要
デルタ航空は、お客様、地域社会、従業員に対する取り組みを重要視しています。2013年第1四半期(1-3月期)の主な達成事項は以下の通りです。
• FORTUNE誌の「Most Admired Airline(2013年世界で最も賞賛される企業リスト」の航空業界部門1位)」、Aviation Week誌の「Laureate Award for Innovation」、予約販売に関する「International Service Excellence Award」の受賞等、主要な組織や出版物で高い評価を得ました。
• 財務目標および営業目標の達成を評価し、今年に入って従業員に対して4,300万ドルのインセンティブを付与しました。これには従業員へのプロフィット・シェアリング2,000万ドルと、分配報奨金(シェアード・リワード)2,300万ドルが含まれています。
• 運航実績を大幅に改善しました。その結果、定時到着率86.2%を達成し、顧客からの苦情が2012年に比べて12%減少しました。
• ニューヨークのラ・ガーディア空港ターミナルCおよびDの改修、接続ブリッジの建設、デルタ スカイクラブ、座席エリアや食事オプションの改善、またアーキテクチュラル・ダイジェスト社の協力を得て設計した、アトランタとニューヨークJFK空港内の屋外デッキスペース「スカイデッキ」等、高品質な施設への投資を継続しました。
• スターウッドとの業界大手共同マイレージプログラムパートナーシップによりクロスオーバー・リワードを導入し、スカイマイルメダリオンプログラムを強化しました。このパートナーシップにより、両社のロイヤリティプログラム会員は特典を共有できるようになり、旅行中いずれかの企業を利用することで、より多くのマイルやスターポイントを獲得できるようになりました。
• オンラインおよびデジタルエクスペリエンスの広範な導入と大幅な改善の一環として、iPadおよびiPhone用の新しいFly Deltaアプリケーションをリリースしました。新しいFly Deltaアプリケーションには独自の「グラスボトムジェット(Glass Bottomed Jet)」機能などが追加されました。
• NGOハビタット・フォー・ヒューマニティ(Habitat for Humanity)と協力し、海外で9回目となる建設ボランティア活動をメキシコのプエブラ(Puebla)で実施し、6棟の家を建設しました。同プロジェクトには従業員50名以上に加え、アエロメヒコ航空の従業員やスカイマイルのメダリオンメンバーのお客様が参加しました。

特別項目
2013年第1四半期(1-3月期)に総額7,800万ドルの特別項目を計上しましたが、これには以下の項目が含まれています。
• 将来約定する燃料ヘッジの評価替え益2,400万ドル
• 施設、機材その他項目に関する費用1億200万ドル

前年同期には総額1億6,300万ドルの特別項目を計上しましたが、これには以下の項目が含まれていました。
• 将来約定する燃料ヘッジの評価替え益1億5,100万ドル
• ニューヨークラガーディア空港およびワシントンリーガンナショナル空港の発着枠売却に伴う3,900万ドルの利益
• 施設、機材その他項目に関する費用2,700万ドル

2013年4-6月期の予測値
2013年第2四半期(4-6月期)の業績予想は以下の通りです。
2013年第2四半期の予測値
営業利益率: 9 – 11%
燃料価格(諸税、ヘッジ、および精油所の影響を含む): 2.95 – 3.00ドル

2013年第2四半期の予測値 (前年同期比)
連結単位費用(燃料費とプロフィット・シェアリングを除く): 4.5 – 5.5%増加
システム旅客輸送容量: 1%増加
米国内線: 1 – 2%増加
国際線: 1%減少

その他の事項
このプレスリリースには、2012年および2013年の3月31日を期末とする3ヶ月間のデルタ航空の未監査の連結損益計算書、各期間の統計的概要、2013年3月31日および2012年12月31日時点の貸借対照表データの抜粋、ならびにGAAPに基づかない財務措置上の調整が含まれています。

デルタ航空について
デルタ航空は年間1億6,000万人以上の搭乗者数と広範なネットワークを持つ航空会社です。デルタ航空はフォーチュン誌の「2013年世界で最も賞賛される企業リスト」の航空業界部門(2013 World's Most Admired Companies Airline Industry List)において、1位を獲得しました。デルタ航空がこの賞を受賞するのは、この3年で2度目です。デルタ航空およびデルタ・コネクションは、世界57カ国、313都市に向けてフライトを運航しています。米国ジョージア州アトランタに本社を置き、世界で約8万人の従業員を擁し、700機以上の主要機材を運航しています。 また、航空連合(アライアンス)「スカイチーム」の創立メンバーとして、大西洋路線においてエールフランス-KLM、アリタリア-イタリア航空とともに、共同事業を展開しています。アトランタ、シンシナティ、デトロイト、メンフィス、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク(ラ・ガーディアおよびJFK)、ソルトレイクシティ、パリ(シャルルドゴール)、アムステルダム、東京(成田)をハブ空港とし、提携航空会社と合わせて一日に1万5,000便以上のフライトを運航しています。現在、総額30億ドルを投じて空港施設やプロダクト、空港および機内での顧客サービス向上とテクノロジー導入を進めています。詳しくはホームページdelta.comをご覧ください。

注記
(1) 付録の「連結損益計算書」の注Aに、本リリースで使用したGAAPに基づかない財務措置上の調整内容と、経営陣がそのような措置を取る理由を記載しています。

(2) 1ガロン当たりの平均燃料価格:デルタ航空の2013年第1四半期(1-3月期)における1ガロン当たりの平均燃料価格である3.24ドルは、主要路線と地方路線の両事業における1ガロン当たりの連結費用を反映し、当四半期中に満期を迎えた燃料ヘッジ契約の影響を含んでいます。確定した今期のヘッジ損は5,300万ドル、1ガロンあたり6セントでした。GAAPに基づく燃料価格には、決算期以外の燃料ヘッジ契約の評価替え損として計上された2,400万ドルが含まれています。精油所の今期純損失は2,200万ドル、1ガロンあたり2セントでした。比較対象となるGAAP基準に応じた1ガロン当たりの平均的・経済的な燃料価格の調整については、注Aを参照してください。

(3) CASM-Ex:燃料費、プロフィット・シェアリング、特別項目以外にも、デルタ航空が第三者に提供する航空機の保守および人材派遣サービスや、デルタ航空のパッケージツアー卸売事業(MLT)など、座席マイルの発生に関与しない付属事業を除外しています。2013年第1四半期の除外金額は1億8,500万ドルでした。2012年第1四半期の除外金額は2億4,000万ドルでした。この方法により、デルタ航空の航空事業の反映において一貫性と比較可能性が向上するものと、経営陣は考えます。

*本リリースは米国時間4月23日にアトランタで発表されたリリースの翻訳です。
*収益関連の実績比較表、損益計算書やバランスシート、および将来予想に関する記述の詳細は、デルタ航空日本語ニュースルームをご参照ください。 日本語ニュースルームhttp://delta.jp.mediaroom.com/

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会社概要

デルタ航空会社

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業種
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本社所在地
東京都港区芝3-4-15 東京KALビル
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代表者名
大隅 ヴィクター
上場
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設立
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