Shinwa Wise Holdings株式会社 第34回定時株主総会終了。すべての議案が承認され新たなステージへ

オークション事業が堅調のなか、当社はさらなる飛躍を目指します

Shinwa Wise Holdings株式会社

Shinwa Wise Holdings 株式会社(本社:中央区銀座 代表取締役社長:倉田陽一郎)は、8月28日(月)に第34回定時株主総会を開催しました。当社グループは、「日本近代美術再生プロジェクト」を掲げ、日本の20世紀の近代美術の再評価と価値の位置付けに取り組むと同時に、インフレ環境下を好機と捉え、新たな柱となる事業の拡大を目指します。多くの株主様がご来場のなか、事業の今後についての質疑応答が活発に進行した結果、すべての議案が可決され、株主総会は終了しました。ひとえに株主様のご協力によるものと感謝を申し上げます。


質疑応答の概要

(質疑応答内における具体的な個人名・会社名は公表を控えさせていただきます)

 

Q:地政学的なリスクもありサイバーセキュリティに対する対策は?

A:これまでのところ、当社ではIT業者に委託しているが、これを機に能動的にしっかりと検討・見直ししたい。NFTアート事業も展開しているので、適切に情報収集を行い、対応していきたい。

 

Q:有名IT会社の作品保護技術を導入して、KYCやアーティストに利用するべきでは。

A:大変興味深いご意見。ぜひ勉強させていただき、前向きに検討する。

 

Q:Edoverseの進捗状況をしりたい。土地NFTの状況も知りたい。

A:2023年末には仮想空間Edoverseが最初に3つのゲームを搭載して開始される予定で、当社グループではそのコンサルを積極的に努めている。現在のところスケジュール通り、開発は進んでいる。開発中であると同時に現在はEdoverseの認知を高めるためのプロモーションに取り組んでおり、これまで土地、カタナ、新選組アバターのNFT販売や、浮世絵美術館オープン等様々な取り組みをしてきた。現在は、フォートナイトのゲームプラットフォームにサードパーティとして天空御前試合のゲームを立ち上げ、Vtuberコラボ、徳川埋蔵金を探せプロジェクト等様々な取り組みをしている。

NFT市況の世界的な低迷から、Edoverseでの土地NFTの販売状況も低調な状況にあり、今後様々なテコ入れを検討している。

 

Q:主要株主による当社取締役への株式譲渡にかかる開示があったが、主要株主の意思を確認したい。

A:当社の役員の人材力を信頼している。

 

Q:「オークション事業」と「プライベートその他」の売上が逆転している。当社の事業の柱がオークション事業から移っているのではないか。

A:「オークション事業」では、取扱高が売上計上するわけではなく、取扱高から生じる手数料収入を売上高としているが、「プライベートその他」では、取扱高そのものが売上高として計上されるため、わかりにくい売上の構造となっており、会計上ルールとして受け入れている。実際には、オークションの取扱い規模は、プライベートセールの3倍以上はあるので逆転している状況ではない。

しかし、近年、国際的なオークションハウスでは、プライベートセールの取扱高が、オークションの取扱高より大きいという話もあり、当社ではプライベートセールの取扱いの比率を拡大していきたい。

 

Q:テーマパークとの提携の可能性は?様々な提携を検討してもよいのでは?

A:テーマパーク、エンタメ産業、ゲーム産業との提携には前向きに取り組んでいきたいと考えている。

 

Q:ニューヨークを中心としたアメリカ市場と中国の市場の可能性は?

A:世界のアートの2大拠点として注目しており、当社グループとしては、まずは中国を含むアジアでの拡大をめざし、その後、欧米への拡大をめざしていく。本年度から海外営業チームを正式に立ち上げ雇用を拡大している。

 

Q:ダイヤモンドの将来性について確認したい。また、今後の中長期の見通しなどを教えて欲しい。

A:インフレ懸念の中での世界情勢において、資産防衛ダイヤモンドの需要は、引き続き高く、今後の実物資産市場は更に拡大していくものと見通している。

 

Q:株主として管理部門の対応に改善を求める。子会社の財務の詳細を公開してほしい。

A:現在の管理担当部門の人材については相応の教養と経験と知識のある人材を投入して運営しているところであるが、事前の問い合わせに対して、人手不足も含めて株主様に不備があったとすれば、遺憾であり、適切な対応ができるよう努力する。現在の適時開示において子会社の財務情報の詳細は公開していないが、今回のご要望については取締役会で検討の上、必要と認められれば適宜開示する。

 

Q:日本のアート市場と今後の事業展開について確認したい。

A:バブル崩壊以降、30年にわたりデフレが進行した日本の経済下で冷や飯を食べてきたアート業界は、インフレへの振り子が振れはじめた今こそ30年来の好機として、1)単価の高い高額品の取扱いの拡大、2)海外のコレクターの日本市場へ導入、3)宝飾品・時計部門の拡大という3つの戦略を重点的に今期は事業の拡大を目指す。

 

決議結果に関する資料は下記のリンクをご参照ください。

https://www.shinwa-wise.com/wp-content/uploads/2023/08/7a24a86f466164cc9456fb92ac10974e.pdf

 

■会社概要
【Shinwa Wise Holdings株式会社】
    商号  Shinwa Wise Holdings株式会社
 所在地  〒104-0061東京都中央区銀座7-4-12銀座メディカルビル2F
 資本金  16億7,456万円
    役員  代表取締役  倉田陽一郎
    目的(事業内容):アート・高額品の流通にかかる事業及び文化関連事業の企業集団を擁する持株会社

【お問い合せ先】
Mail:info@shinwa-wise.com
TEL :03-5537-8024

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ビジネスカテゴリ
アート・カルチャー
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会社概要

Shinwa Wise Holdings株式会社

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URL
https://www.shinwa-wise.com/company/profile/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区丸の内2-3-2 郵船ビルディング 2階
電話番号
03-3569-0030
代表者名
倉田 陽一郎
上場
東証スタンダード
資本金
7221万円
設立
1989年06月