俳聖松尾芭蕉のふるさと伊賀市では、11月12日、学校給食に俳句食器を導入し、芭蕉献立を実施します
給食を通して生徒に俳句に親しむ機会を設けるため、松尾芭蕉生誕380年記念事業の一環として、市内の中学校9校で使用している食器(汁椀)を松尾芭蕉の俳句と「芭蕉クン」が印刷されたものに入替します。
伊賀市の小中学校の給食では、地産地消や食育の推進を進めるとともに、郷土の特色を盛り込んだ献立や行事食を取り入れています。芭蕉月間最終日のしぐれ忌(松尾芭蕉の忌日)11月12日に、公立小中学校全校(自校調理校のみ13日)で、芭蕉さんが自ら記したとされる「月見の献立」を一部再現して給食の献立にします。柘植中学校では、保護者を対象として給食試食会を実施します。
【学校給食食器の入れ替え(俳句食器の導入)について】
(1)食器の概要
・食器の種類 汁椀(PEN樹脂製)
・購入数量 2,500個(いがっこ給食センターで給食調理配送する中学校9校で使用)
・デザイン 食器の内側2か所に松尾芭蕉の俳句とイラストをデザイン加工
食器に印刷されている俳句「古里(ふるさと)や 臍(へそ)のをに泣(なく) としのくれ」
イラスト 松尾芭蕉生誕380年記念事業キャラクター「芭蕉クン」(伊賀市出身のアニメーション作家・イラストレーターの古川タクさん作)
(2)その他
自校方式で給食調理を実施する小学校6校(上野東小・上野西小・久米小・友生小・青山小・島ヶ原小)及び島ヶ原中学校は既に俳句食器を現在使用中(平成29年度から3年間で導入)
【芭蕉献立の実施について】
(1)目的及び内容
小中学校の給食では、地産地消や食育の推進を進めるため、積極的に市内・県内産食材を使用するとともに、郷土の特色を盛り込んだ献立や行事食を取り入れています。
芭蕉月間最終日(しぐれ忌)に市内の公立小中学校全校(自校調理校のみ13日)で芭蕉献立による給食を実施します。
(2)日時
11月12日(火) 給食時間は各学校により異なります
(3)芭蕉献立の概要
料理好きだった芭蕉さんが、中秋の名月の日に月見の宴を開き、弟子たちへのもてなしのために自ら記したとされる「月見の献立」を一部再現して給食の献立にします。
・中学校献立(いがっこ給食センター夢調理分):
きのこの五目飯、小魚の揚げからめ、しょうが入りのっぺい汁、牛乳、半切みかん
(4)その他
柘植中学校では、保護者を対象として給食試食会を実施します。
給食試食会開始時間は12時10分 ランチルームにて
【お問い合わせ】
伊賀市教育委員会いがっこ給食センター夢
電話番号:0595-21-8194
学校教育課
電話番号:0595-22-9649
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