映画『猟奇的な彼女』の監督と小説『花戦さ』の作者が夢のタッグ! 1月26日映画公開『風の色』著者・鬼塚忠が語る、リアルで純粋な物語を書く秘訣とは?登場人物には全てモデルが…?
旬な作家の意外な素顔が・・・?旭屋書店「本TUBE」ピックアップ本、著者出演インタビュー企画!【旭屋書店主催イベント:著者出演インタビュー】
旭屋書店では、1月23日から各店舗で“純粋な気持ちを思い出したい時の一冊"にて、鬼塚忠さんの『風の色』をフィーチャーした『本TUBEニュース』コーナーを設置!連動して、1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」のスペシャル企画、ピックアップ本の著者への直接インタビューも開催!今回は、『風の色』発売を記念し、鬼塚さん自身に、じっくりと語っていただきました。
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旭屋書店では、鬼塚忠さんの『風の色』(講談社)発売をフィーチャーし、著者インタビューを実施した。これまでに多くの作品が映画化されてきた鬼塚さん、主な著書に『Little DJ』(2007年映画化)、『カルテット!』(2012年映画化・ミュージカル化)、『僕たちのプレイボール』(2010年映画化)、『花戦さ』(2017年映画化)、などがある。
本作『風の色』は、2018年1月に劇場公開を予定。『猟奇的な彼女』を手掛けたクァク・ジェヨン監督との共作が話題となっており、監督自身「自分史上、最高のラブストーリー」と銘打つほどの自信作という。舞台は流氷の北海道・知床と東京。そこで生きる二組の男女が、ドッペルゲンガーの世界へと迷い込んでいく。人間の存在の本質を、ミステリータッチで描き出した最高傑作のラブストーリーとなっている。
――こちらアイディアはクァク・ジェヨン監督ということですが、面識はあったのですか?
面識は全くなかったですね。ただ私は、クァク・ジェヨン監督の『ラブストーリー』という映画が大好きだったんです。今回『風の色』小説化の話が持ち上がって、原案に対して話を書く小説家を探している中で、私が候補に上がったようです。その後ストーリーや、色んな話を聞く前から、監督と仕事がしたいという意思を伝えました。
――純愛ラブストーリーを良く書かれていますよね?読んでいると、邪な気持ちのある人が出てこない、純度の高い物語ばかりなんですよね。なぜこんな美しい物語が書けてしまうのですか?
小説を書くときは、登場人物のモデルがいないとキャラがぶれるから、絶対モデルを作るんです。私の周囲に、あまり邪悪な人がいないので当然小説にも出てこないんです。原稿を書くときは、最初は登場人物の名前をモデルとなった方の本名で書きます。最後に一括変換して違う名前にするんです。
――主人公の男の子のモデルは?
“なりたい自分”ですね!「モデルは自分」と言ったらおこがましいですけど(笑)。
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本編のインタビュー動画では、この他にも質問やトークが盛り沢山、そして普段は見ることのできない作家さんの表情も楽しめます!完全版が見たい方は、ぜひ本TUBEをチェック!
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文庫: 256ページ
出版社: 講談社
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