HR総研&就活会議「2025年卒 就活川柳・短歌/採用川柳・短歌」の入選作品発表!

~「緊張は しておりません 2回噛む」など27作品が入賞~

ProFuture株式会社

ProFuture株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:寺澤 康介)は、新卒就活生向けクチコミサイト「就活会議」(就活会議株式会社)と共催による、就活生を対象とした「2025年卒 就活川柳・短歌」と採用担当者を対象とした「2025年卒 採用川柳・短歌」の入選作が決定いたしましたので、発表いたします。

「2025年卒 就活川柳・短歌/採用川柳・短歌」オフィシャルページ
https://hr-souken.jp/senryu2025/

インターンシップ、採用早期化、AI採用、第一志望群、お祈りメール、内定辞退など、様々なキーワードが飛び交った2025年春入社に向けた就職・採用戦線。
これまでの活動を振り返って、就活生、採用担当者のそれぞれの目線で印象深いエピソードを川柳・短歌に込めて詠んでもらいました。社会情勢を絡めたユニークな作品が数多く寄せられ、厳選なる審査の結果、それぞれの入選作品が以下のように決定いたしました。


【概要】

「2025年卒 就活川柳・短歌」
主催  :HR総研(ProFuture株式会社)、「就活会議」(就活会議株式会社)
募集期間:2024年6月20日~7月1日
応募資格:2025年卒の「就活会議」会員
応募数 :161作品
入選作品:14作品

「2025年卒 採用川柳・短歌」
主催  :HR総研(ProFuture株式会社)、「就活会議」(就活会議株式会社)
募集期間:2024年6月19日~7月1日
応募資格:2025年卒採用を実施した企業の採用担当者
応募数 :62作品
入選作品:13作品

1.「2025年卒 就活川柳・短歌」の部


■最優秀賞(1作品)

「緊張は しておりません 2回噛む」(鹿児島県 からしーさん)


<審査員寸評・解説>
「緊張はしておりません」と答えるつもりが、2回も噛んでしまったという実際のエピソードがユーモラスに描かれた作品です。緊張している自分を隠すどころか、かえってアピールしてしまった姿に親近感を覚えます。リアルな体験が詠まれ、笑いを誘う秀逸な一句です。就活生なら誰しも経験しそうな緊張感が微笑ましく表現されています。

■優秀賞(2作品)

「Excelで まとめる落ちた 企業名 ファイルの名前は 『信者リスト』」(大阪府 サラダ食べたいさん)


<審査員寸評・解説>
「お祈りメール」に対抗するユニークな対策として、落ちた企業名を「信者リスト」として管理するという発想が面白い作品です。就職活動の辛さをユーモアで乗り越える工夫が伝わり、共感を呼びます。企業からの不採用通知を逆手に取り、心のバランスを保つための独自の方法がユーモラスに描かれています。辛い現実を笑いに変える力強さが感じられます。

「面接で 直接言われた 内々定 お辞儀で隠す 綻ぶ口元」(千葉県 みやびーむさん)


<審査員寸評・解説>
第一志望の企業から内々定を直接伝えられ、喜びを隠しきれずに綻ぶ口元をお辞儀で隠したという瞬間が描かれています。長い就職活動の終わりを迎えた達成感と喜びがひしひしと伝わる作品で、読者も一緒に笑顔になります。感動的な場面が見事に表現されており、作者の喜びが伝わってきます。内々定の瞬間の幸福感が溢れた一句です。

■佳作(11作品)
「就活は 早めにやらんで 大丈夫 言ってた友が 早期内定」(大阪府 サラダ食べたいさん)
「祈るなら せめて助言 添えとくれ」(愛知県 片想い就活生さん)
「世の中に どんだけおんねん サークル長」(愛知県 まろたんさん)
「早期化よ 蓋を開ければ 長期化よ」(京都府 てんてんさん)
「早期化で 後輩たちも 迫りくる」(大阪府 みかんさん)
「祈るのよ お祈りメール 来ないでと」(兵庫県 お猿のジョージさん)
「念願の 第一志望の インターン 何度もうかがう 教授の顔色」(京都府 てんてんさん)
「承諾後 音沙汰がなく 不安だな」(東京都 きょうかいさん)
「面接で 話す自分に 驚いて 成長感じる 就活の日々」(熊本県 そういちさん)
「結果来ない 人事は仕事 しているの 苦痛の期間 落ちる志望度」(岡山県 ぴこさん)
「早期化の 波に乗れずも 研究を 続けて得たのは 無敵のガクチカ」(東京都 tsukiさん)

2.「2025年卒 採用川柳・短歌」の部

■最優秀賞(1作品)
「ITの 広い世界に 羽ばたきたい 志望動機は 在宅勤務」(神奈川県 賽の河原の採用担当さん)

<審査員寸評・解説>
働き方の多様性は十分に理解しながらも、志望動機は「在宅勤務」だと言われてしまうと、一種の消極性を感じざる得ないことがあります。志望動機は「挑戦」や「意欲」であるべきという前時代的な価値観にとらわれず、新しい働き方を受け入れる柔軟性が求められている昨今の採用市場を反映した秀逸な作品です。

■優秀賞(3作品)
「耳につく 志望動機は みな同じ AI聞いても また同じ」(熊本県 ひろしですさん)


<審査員寸評・解説>
AIが登場する現代の就職活動に対する皮肉とも受け取れる川柳です。志望動機が模範解答に頼る学生たちを象徴し、個性や真の意欲を見極める難しさを表現しています。AIが進化する中で、人間らしい独自性や創造性が重要視される一方で、模倣と真摯な意欲の区別が模索される時代をうまく捉えた作品です。

「まだ採れぬ ハードル下げて また下げて いっそ自身の 転職よぎり」(東京都 総務部長さん)


<審査員寸評・解説>
売り手市場で採用に苦戦する現状に絶望し、学生の合格ハードルを下げ続けるも成果が出ず、挙句の果てには自身の転職をも考えてしまう作者の心情を詠んだ一句です。採用活動の厳しさと、採用担当者の疲弊をリアルに描いており、共感を誘います。転職した方が楽になれるかもと、自分の将来にまで不安を抱く姿が切実です。

「キャリアプラン 質問しつつ 本当は 自分自身も 悩んでいます」(大阪府 ナーポリさん)


<審査員寸評・解説>
学生にキャリアプランを問う面接官が、自身のキャリアについても悩んでいる現実を詠んだ作品です。学生に未来を問う一方で、自分の未来が不透明なことに気づく瞬間が描かれ、共感を呼びます。面接官としての葛藤と人間味が感じられる一句です。もしかして面接官も「キャリアプラン募集!」と叫びたいのかもしれません。

■佳作(9作品)

「辞退率 6月に入り 急上昇 もうすぐ超える 大谷の打率」(大阪府 ナーポリさん)
「交渉は 自分でせずに エージェント 任せていいの オオタニさ~ん」(東京都 わっちさん)
「適性じゃ 相思相愛 だったのに フラれて恨む AI判定」(東京都 総務部長さん)
「手強いぞ 手書き作文 クセつよ字 手こずる判読 AI読める?」(神奈川県 賽の河原の採用担当さん)
「新人は 半分なのに 経費倍」(東京都 つくしさん)
「新卒に こだわらなくて いいのです」(滋賀県 ロベルトさん)
「早々に 内定もらって これからは 第一志望の 企業を選ぶ」(滋賀県 クリスタルKさん)
「お祈りは するもされるも 心晴れず」(東京都 とるネコXさん)
「金じゃない 言ってる傍から 給料は?」(大阪府 Jさん)


作者の思いも加味した、佳作の寸評は、下記の「2025年卒 就活川柳・短歌/採用川柳・短歌」オフィシャルページをご参照ください。
https://hr-souken.jp/senryu2025/

※川柳・短歌、雅号は、原則、応募者の表記のまま掲載していますが、固有名詞表記など一部につきましては事務局にて加筆をしております。
※作品の著作権は、すべてHR総研(ProFuture株式会社)に帰属しています。無断での転載、使用はご遠慮ください。

■会社概要
企業名 : ProFuture株式会社
代表者 : 代表取締役社長CEO 寺澤 康介
所在地 : 〒100-0014東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル5階
設立   : 2007年7月
事業内容:人事ポータルサイト『HRプロ』、経営層向け情報サイト『経営プロ』、
人事担当者・経営者向けイベント『HRサミット』の開催、
CMS・MA一体型ツール『Switch Plus』、などメディア事業、イベント事業、
ソリューション事業、人事関連の研究
URL   : https://profuture.co.jp/

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
ProFuture株式会社
担当 : HR総研 久木田
E-Mail: souken@hrpro.co.jp

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業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル 5階
電話番号
03-5251-5360
代表者名
寺澤 康介
上場
未上場
資本金
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設立
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