世界的に権威ある「レッドドット賞:ブランズ&コミュニケーションデザイン2020」を受賞

イメージング関連の4製品・サービスで、ユーザーインターフェースやパッケージのデザインが高く評価

富士フイルム

 富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、ドイツ・エッセンを拠点とする「ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター」主催の「レッドドット賞」において、写真クラウドサービス「PhotoBank (フォトバンク)」や、スマートフォン用カメラアプリ「Fontgenic (フォントジェニック)」などイメージング関連の4つの製品・サービスが、「レッドドット賞ブランズ&コミュニケーションデザイン 2020 (red dot award : Brands & Communication Design 2020)」部門で受賞したことをお知らせいたします。

 本受賞は、本年3月の「レッドドット賞:プロダクトデザイン」部門におけるインスタントカメラinstax“チェキ”シリーズ、デジタルカメラ「Xシリーズ」「GFXシリーズ」、インクジェット用高精細レンズフィルム「オペラパス」など24製品の受賞に続くものです。
 当社は、多様な事業分野の製品が高く評価され、7年連続で「レッドドット賞」を受賞。2019年には最上位賞である「Best of the best」を超単焦点プロジェクター「FUJIFILM PROJECTOR Z5000」と携帯型X線撮影装置「CALNEO Xair(カルネオ エックスエアー)」が受賞するなど、これまで累計98製品が受賞しました。

 「レッドドット賞」は1955年に設立された国際的なデザイン賞で、ドイツの「iFデザイン賞(iF design award)」、アメリカの「IDEA」と並び、世界三大デザイン賞のひとつに数えられています。本デザイン賞は「ブランズ&コミュニケーションデザイン」、「プロダクトデザイン」、「デザインコンセプト」の3部門で構成されており、デザインの革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性などの基準から、優れた製品が選出されます。今年はブランズ&コミュニケーションデザイン部門に対し、世界50か国から6992点の応募があり、国際的に活躍するデザイン専門家によって審査されました。

 当社は、インスタントカメラや、写真が整理しやすいクラウドサービスなど、さまざまな製品・サービスを通して写真の楽しみ方をご提案しています。今回は、初めて使う方でも簡単に操作できるユーザーインターフェースを採用したアプリや、店頭においてもインスタントカメラ本体の製品特長が直感的に伝わるパッケージデザインなどが高く評価されました。

 当社は、あらゆる製品・サービスの開発において、機能や性能を追求するとともに、その優れた機能を最大限に生かすデザイン開発に取り組んでいます。外観のデザインの美しさに留まらず、簡単・快適な操作性や携帯性などに徹底的にこだわったデザインの実現により、製品の新たな価値創出を目指しています。

 世界各国から寄せられた多くの応募の中から、当社製品が「レッドドット賞:ブランズ&コミュニケーションデザイン2020」に選ばれましたことを励みに、これからも優れた製品の開発に取り組んでいきます。

<レッドドット賞:ブランズ&コミュニケーションデザイン2020受賞製品>
 ①写真クラウドサービス「PhotoBank(フォトバンク)」

スマートフォンに保管された写真に加え、写真フィルムやアルバムに保管した写真プリントもデジタルデータに変換して一元的に管理できる写真クラウドサービス。自動でアルバムを作成したり、類似写真をまとめて1枚に表示するなど大量の写真をすっきりと見やすく整理し快適に閲覧できる。さらに当社独自のAIが被写体や撮影されたシーンを解析し、1枚ごとにキーワードを使って自動でタグ付け。タグの絞り込みで目的の写真に素早く直感的にたどり着けるので、“あの日の写真”を簡単に見つけることができる。

 

②スマートフォン用カメラアプリ「Fontgenic(フォントジェニック)」

 

スマートフォンで撮影する際に、手書きの文字やイラストなどをタップするだけで、それだけを抜き出すことができ、スタンプのように別の画像と合成して撮影できるスマホ用カメラアプリ。写真に「文字」を合わせることで、日常の写真をもっとおしゃれに、旅の思い出をもっと楽しく残します。「文字」の抜き出しから始まる操作フロー、抜き出した「文字」を重ねた状態で撮影する仕組みなど、「文字」が写真の起点となることでこれまでにない撮影体験を実現しました。難しい加工や編集の手間がなく、誰でも遊び感覚でおしゃれな写真がつくれる。

③学校写真のインターネット販売サービス「フジフイルムスクールフォト 卒園アルバム」

保育士の卒園アルバム作成業務の負荷を大幅に軽減するアルバム作成サービス。アルバム用に選んだ写真にどの園児が写っているか分析する画像の自動分類・自動レイアウト機能に加え、園児ごとに写っている枚数を確認できる機能「いない子だれGUI」を搭載。アルバム内の写真に写っていない園児を操作画面上に表示するため、園児全員の写真がヌケモレなく均等に掲載されたアルバムを簡単に作成できる。

④ハイブリッドインスタントカメラ‟チェキ”「instax mini LiPlay」パッケージ

instaxシリーズとして初めて音が記録できる「サウンド機能」を搭載した、カードサイズのミニフォーマットフィルム対応のハイブリットインスタントカメラinstax mini LiPlayの製品パッケージ。instax mini LiPlayは、カメラで録音したデータをQRコード化して撮影画像と一緒にチェキフィルムにプリントできるため、写真とともにその写真にこめた想いも音声メッセージとして届けられるなど、さまざまなシーンで楽しめる。今回受賞したパッケージのデザインは、インスタントカメラ本体デザインのエッセンスをシンプルな図形とエンボスで表現し、店頭に並んだ時の識別性や本体デザインの特長が直感的に伝わるデザインとした。

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会社概要

富士フイルム株式会社

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URL
https://fujifilm.jp/index.html
業種
製造業
本社所在地
東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン本社
電話番号
03-6271-3111
代表者名
後藤 禎一
上場
東証1部
資本金
400億円
設立
2006年10月