クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」飲食店売上動向レポート2022年6月
~5月度の売り上げは前年対比で163%ついにコロナ影響前(2019年)の142%まで伸長~特に「夜間帯」、「居酒屋」、「ディナー系レストラン」の回復率が高い~
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今後も「POS+(ポスタス)」は、飲食店を取り巻く環境変化や実態に関する情報を積極的に発信し、支援策の検討と提案を行うことで、当サービスのビジョン“おもてなしのお手伝いで、はたらく、を笑顔でみたす。”の実現を目指してまいります。
【調査結果】
新型コロナ新規感染者数は緩やかに減少しており、都市部・繁華街の人流も戻ってきている。消費者の外食行動は コロナ以前に戻りつつあると言っていいだろう。6月には外国人観光客の受け入れが再開されるなど、さらなる売上の向上・安定化が期待される。
【目次】
集計1:全国飲食店 売上月次推移(前年対比)
集計2:飲食店 売上週次推移 前年対比
集計3:飲食店 業種別・ジャンル別売上月次推移 前年対比
【集計1概要】
集計内容:飲食店 売上月次推移 前年対比
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:
<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日(2020年4月1日~2020年12月31日)
<2022年売上>2022年1月1日~2022年5月31日(2021年1月1日~2021年5月31日)
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,931社
【集計1サマリ】
5月度の売り上げは前月から36.9ポイント良化し、コロナ影響前(2019年)対比でも142%まで回復
5月度の売り上げは前月から36.9ポイント良化し、前年対比で163%回復した。 2021年5月の売り上げが2020年比152.9%、2020年5月の売り上げが2019年比56.9%(※1)なので コロナ影響前(2019年)対比でも142%となった。
5月度の時間帯別売上は、日中帯の前年対比が125.2%、夜間帯が203%。4月度以上に夜間帯の回復が著しい。 (日中=6~16時、夜間=17~翌5時)
5月は4月以上に全エリアで前年以上に大きく伸長。近畿地方での5月の回復率が最も高い。
(※1)【2020年5月】POSデータ定期レポート 「売上昨年同月対比 客単価別 表1」
参照https://www.postas.co.jp/news/2020/246/
【集計2概要】
集計内容:飲食店 売上週次推移 前年対比
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:
<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日(2020年4月1日~2020年12月31日)
<2022年売上>2022年1月1日~2022年5月31日(2021年1月1日~2021年5月31日)
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,931社
【集計2サマリ】
5月、新規感染者数減少傾向に伴い、4月度の傾向以上に複数人で楽しむディナー系で大きく回復し定着した
特に前述の近畿地方はGWにあたる2週目の前年対比の伸び率が高い。他エリアも5月に入ってからは高水準で推移している。
業種別で見ると、主業種ですべて前年対比で回復しているが、特に居酒屋の回復率が著しい(215.1%)。前述の「夜間帯の回復」の主要因と考えられる。
ジャンル別で見ると、前述の居酒屋のほかには「沖縄料理」「その他西洋料理」「鉄板料理」などの回復率が平均以上である。一方、「ハンバーガー」・「カレー」等の回復率は微減か横ばいである。 4月度の傾向以上に、複数人で楽しむディナー系で大きく回復し定着したと言っていいだろう。
【集計3概要】
集計内容:飲食店 業種別・ジャンル別売上月次推移 前年対比
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
・「食事系」:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン、寿司
・「軽食」:カフェ・喫茶、ハンバーガー
・「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、
中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、
沖縄料理
・「居酒屋」:和風居酒屋、洋風居酒屋
・「その他」:バー
集計期間:
<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日(2020年4月1日~2020年12月31日)
<2022年売上>2022年1月1日~2022年5月31日(2021年1月1日~2021年5月31日)
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,931社
【集計3サマリ】
5月は全ての業種で前年対比で回復。特に居酒屋の回復率が高い。
業種別で見ると、5月は主業種ですべて前年対比で回復しているが、特に居酒屋の回復率が高く(215.1%)、前述の「夜間帯の回復」の主要因と考えられる。
顧客単価別でみると、2,000円台~7,000円台で前年対比で130%の伸長を示している。
前年対比で伸びが著しかった「居酒屋」は、全体的に伸び率は高いが、1,000円台と4~5,000円台の2つの山ができている。
前年対比で伸びが高かった「専門料理」は、3,000円台~7,000円台単価ゾーンの伸び率が高い。
■ポスタス株式会社および「POS+」について < https://www.postas.co.jp/ >
ポスタス株式会社は、2013年5月のサービス提供から、有償POSレジで国内トップクラスのシェアを誇るまで成長したクラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」の事業を、パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社より承継する形で、2019年12月2日に設立いたしました。
「POS+」は、店舗の売上向上や店舗運営担当者の業務負担軽減による生産性向上を実現し、また従業員にとって利便性の高い機能を搭載する店舗向けソリューションです。飲食店向け「POS+ food」や小売業向け「POS+ retail」、理美容向け「POS+ beauty」のクラウド型モバイルPOSレジをはじめ、顧客の属性に合わせたマーケティング活動を可能にするデジタル会員証「POS+ connect」や、従業員の勤怠管理「POS+ time recorder」などきめ細やかな機能を搭載し、効率的な店舗運営を支援いたします。
■「PERSOL(パーソル)」について < https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。
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