【ReBit、休眠預金資金分配団体に決定】LGBTQ/SOGIEインクルーシブな社会づくり推進を行う団体を応援
地域や分野における、LGBTQ課題に取り組む団体に、資金的支援と非資金的支援を提供します。2025年5月12日~6月2日まで、実行団体を公募予定。

「LGBTQもありのままで未来を選べる社会を創る」をビジョンに活動する認定NPO法人ReBit(東京都渋谷区、代表理事:藥師実芳)は、認定NPO法人エティックと共に、「2024年度通常枠<第2回>」の休眠預金等活用法に基づく資金分配団体として採択されました。
すべての人が、性のあり方によって取り残されることなく、平等に、ありのままで生きられる地域社会づくりを目指すために、地域や分野に根差しLGBTQの課題に取り組む団体に資金・非資金的支援を行います。
【事業概要】
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事業名:地域におけるLGBTQ支援・啓発の担い手団体の育成 -すべての人が、「どの地域でも」性のあり方によって取り残されることなく、平等に、ありのままで生きられる社会に向けて-(通称:LGBTQ/SOGIEインクルーシブな社会づくり推進事業)
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資金分配団体:NPO法人ReBit [コンソーシアム構成団体]認定NPO法人エティック
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対象地域:全国
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事業期間:2025年9月1日〜2028年2月29日まで(最長2年5ヶ月程度)
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公募期間:2025年5月12日(月)10時~6月2日(月)17時
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採択予定実行団体数:5~6団体程度
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1団体あたりの助成額:1,200万~3,000万円(事業期間の合計金額)
休眠預金活用法とは
「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)に基づき、2009年1月1日以降の取引から10年以上、その後の取引のない預金等(休眠預金等)を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度。2019年度より開始。
詳細:https://www.janpia.or.jp/kyumin/
【本事業の趣旨と実施背景】
LGBTQは人口の約3〜10%との調査もあり、どの地域にも暮らしています。しかし、学齢期には約7割がいじめを経験し*1、約9割が家族との関係に困難*2を抱えています。さらに、就職活動や就労の場面でも約9割が困難を経験*3し、医療・福祉の利用時には約7割がハラスメントを受ける*4など、人生の各段階で多くの困難に直面しています。そのため、精神疾患、生活困窮、自死などにおけるハイリスク層です。
2023年には「LGBT理解増進法」が制定され、自治体・企業・学校による取り組みの必要性が明示されました。今後、地域社会におけるさらなる実践と推進が求められています。
本事業では、地域や分野に根ざしてLGBTQの支援や啓発に取り組む団体に対し、包括的な資金的・非資金的支援を行うことで、組織基盤および事業実施力の強化を図ります。これにより、国内におけるLGBTQ関連の取り組みや、地域・分野を越えた協働の促進につなげ、すべての人が性のあり方によって取り残されることなく、平等に、そしてありのままで生きられる地域社会の実現を目指します。
【対象となる団体について】
本事業は、地域もしくはテーマのハブとして、LGBTQの啓発・支援・居場所づくり・地域連携などの事業に取り組む団体を主な実行団体として想定しています。
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地域もしくはテーマを担い、LGBTQの理解促進・相談支援・安全な環境づくり等に取り組んできた実績があり、今後組織基盤及び事業実施能力の強化を目指す団体
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LGBTQに関する分野以外(例:男女共同参画、人権、子ども・若者支援、防災等)で理解促進・相談支援・安全な環境づくり等に取り組んできた実績があり、今後LGBTQ支援に取り組む団体
<3年後のイメージ>
行政や地域パートナー等との連携しながら、地域やテーマに根差した支援や啓発、官民産学連携のハブ機能を担い、事業基盤・組織基盤を確立して活動を継続・発展できる状態を目指します。
【公募説明会等、今後について】
公募の開始に向け、オンラインでの公募説明会と全体質問会を開催いたします。本事業への申し込みを検討している法人・団体様は、ぜひご参加ください。
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オンライン公募説明会
テーマや助成対象事業に関するご説明、申請をご検討いただいている皆様からご質問をお受けする機会として、オンライン公募説明会を実施いたします。
日時:2025年4月28日(月)19:00〜20:00 -
オンライン全体質問会
主に事業計画書・資金計画書の書き方についての説明や、その他参加者全体で受け付ける質問会を実施いたします。
日時:2025年5月8日(木)19:00〜20:00
公募説明会・全体質問会申込:https://forms.gle/fxBCue5vNG6d9X6P6
※説明会の参加は申請上必須ではありません。両方とも事後にアーカイブ動画や説明資料を公開予定です。
公募要項を含む公募に関する詳細情報および伴走支援内容の詳細は、以下のページにて随時更新を予定しています。
LGBTQ/SOGIEインクルーシブな社会づくり推進事業|公募内容詳細ページ
https://rebitlgbt.org/news/15545/
お問い合わせ先:info_kyumin@rebitlgbt.org(担当:佐藤、宮地、三戸)
【団体情報】
2009年から15年間LGBTQ課題に取り組んできたReBitと30年以上、起業支援や、ソーシャルセクターのリーダー育成、経営・インパクト拡大等に取り組んできたエティックの経験・知見を活かし、事業実施面と組織面双方での伴走支援を提供します。

認定NPO法人ReBit
LGBTQもありのままで未来を選べる社会を目指す、認定NPO法人。
学校・行政・企業でLGBTQやダイバーシティに関する授業/研修を約2,200回、22万人以上に提供。多様な性についての教材作成や、LGBTQの就活生ら約13,000名超のキャリア支援を行う。また、LGBTQなど多様性にフレンドリーな就労移行支援事業所を、渋谷区と大阪市で運営。
https://rebitlgbt.org/

認定NPO法人エティック
行動を起こす人に伴走し、つなぎ、ともに「新しい社会」をつくる。
1993年創業、2000年にNPO法人化、2017年に認定NPO法人取得。起業家育成、企業や自治体などの異なるセクター間の共創コーディネート、コーディネーター育成に取り組んでいます。手がけてきた実践型インターンシップや起業⽀援プログラムへの参加を通して、約14,000名がプログラムに参加し、約2,000名が起業しました。

休眠預金等活用とは、「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)に基づき、2009年1月1日以降の取引から10年以上、その後の取引のない預金等(休眠預金等)を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用するものです。
資金分配団体は採択後、民間公益活動を行う実行団体を公募により選定し、資金的及び非資金的支援を伴走型で提供します。
https://www.janpia.or.jp/
*1:いのちリスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン 平成25年度東京都地域 自殺対策緊急強化補助事業 「LGBTの学校生活に関する実態調査(2013)」
*2:認定NPO法人ReBit(2022)「LGBTQ子ども若者調査2022」
*3:認定NPO法人ReBit(2019)「LGBTや性的マイノリティの就職活動における経験と就労支援の現状調査」
*4:認定NPO法人ReBit(2023)「LGBTQ医療福祉調査2023」
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