ispace、月探査と事業開発を推進する米国ルナ・サイエンス・アドバイザリー・ボードを新たに創設
株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)(証券コード9348)は、当社米国法人であるispace technologies U.S., inc(以下ispace-U.S.)が、アラン・スターン博士を委員長とする「米国ルナ・サイエンス・アドバイザリー・ボード」(以下US LSAB)を創設したことを発表しましたので、お知らせいたします。2025年4月1付の、エリザベス・クリストのispace-U.S. 新CEO就任に合わせて発足するUS LSABは、宇宙産業の著名人の専門知識を活用し、ispace-U.S.の米国市場における競争力を強化させると共に、科学的能力を戦略的に向上させることを目的としています。
US LSABには、科学的な月探査、技術開発、戦略的パートナーシップ、事業戦略、さらには社会経済的評価に関する、重要な見識や提言をispace-U.S.に対して提供することが期待されています。また、本アドバイザリー・ボードは、シスルナ経済圏の構築を目指すispaceのミッションを推進し、ispaceがビジョンに掲げる「ムーンバレー2040構想」の実現という広範な目標に貢献する上で重要な役割を担います。なおUS LSABの議長であるスターン博士は、ispace ルナ・アドバイザリー・ボードのメンバーも務めています。
■ ispace-U.S. CEOエリザベス・クリストのコメント
「US LSABの創設は、ispace-U.S.の月科学と探査の進歩に対する取り組みを強調するものとなります。今後卓越したリーダーと協力し、ispace-U.S.の米国市場での成長をさらに加速させ、共通の目標を達成できるよう協力していけることを非常に楽しみにしています。」
■ ispace-U.S. Chairman ロナルド・ギャレンのコメント
「このたび、米国ルナ・サイエンス・アドバイザリー・ボードの創設にあたり、業界の著名な専門家をお迎えできることを光栄に思います。彼らの豊富な経験は、我々が米国宇宙産業においてプレゼンスを拡大し、米国の月探査への貢献を目指すうえで、非常に貴重で大きな価値となるでしょう。」
■ 米国ルナ・サイエンス・アドバイザリー・ボードのメンバー紹介
アラン・スターン博士(Dr. Alan Stern)

元NASA副長官。冥王星とカイパーベルトを探査するNASAニュー・ホライズンズ・ミッションの主任研究員を務めた。また、民間宇宙飛行士、米国国家科学委員会の委員を務める一方、「タイム100」誌の「最も影響力のある100人」に2度選出されている。数多くの科学・技術論文や記事の執筆・編集を手がけ、複数の著書もある。現在は主に航空宇宙コンサルティング業務に従事している。
アマンダ・ヘンドリックス博士(Dr. Amanda Hendrix)

アリゾナ州ツーソンに拠点を置く惑星科学研究所の副所長兼上級研究員。研究、惑星ミッション、チーム管理、地域社会のリーダーシップ、科学コミュニケーション/アウトリーチにおいて25年以上の経験を持つ。太陽系の表面の紫外可視分光法に焦点を当てた研究には、月の組成、小惑星の組成、月面資源の研究や宇宙風化の影響と放射生成物、海洋世界などが含まれる。
フィリップ・メッツガー博士(Dr. Philip Metzger)

フロリダ大学中央フロリダ宇宙研究所の惑星科学者。土質力学、宇宙風化、採掘、選鉱、建設、ロケット排気ガスとレゴリスの相互作用他、小惑星、月、火星のレゴリス(表土)に関する研究および技術開発に従事している。
リサ・ガディス博士(Dr. Lisa Gaddis)

ルナ・アンド・プラネタリー・インスティチュート(LPI)の元所長。地質学、地球物理学、リモートセンシング、惑星科学、宇宙ミッションの計画および運用、データアーカイブなど、幅広い科学分野に精通している。NASAの火星探査ローバーや月周回衛星など、複数のNASAプロジェクトの科学チームメンバーを務め、これまでに数々のNASA功労賞を受賞している。主な研究関心分野は、リモートセンシングデータを使用した月の組成、物理的特性、地質学的歴史の分析。
ジャック・バーンズ博士(Dr. Jack Burns)

天体物理学名誉教授、天体物理学・宇宙天文学センター、天体物理学・惑星科学科、コロラド大学ボルダー校物理学名誉教授、およびコロラド大学学務担当名誉副学長。NASAのプログラムに精通しており、NASA諮問委員会科学委員会の委員長や、NASA大統領移行チームのメンバーなど、数多くのNASA委員会の委員を務めた経験を持つ。
クライブ・ニール博士(Dr. Clive Neal)

ノートルダム大学の月探査宣教師および惑星地質学教授。 2005年から2009年には月サンプル配分小委員会の委員長を務めるなど、数多くのミッションおよび研究評価委員会に所属。2012年にはNASAの惑星科学部門の上級評価委員会の委員、2014年には同委員会の委員長を務めた。 2006年から2010年、そして2015年から2018年にかけては、NASAの月探査分析グループの議長を務めた。現在は、全米アカデミーの宇宙生物学および惑星科学委員会のメンバーであり、現役のNASA宇宙飛行士の訓練にも携わっている。
■ ispace technologies, U.S., inc ( https://ispace-us.com/ )について
コロラド州デンバー郊外に位置する、株式会社ispace のUS法人。地球から月への輸送サービスを政府及び民間顧客に提供する米国の月開発企業。月の資源活用に着目し、月、及び地球と月の間において人類の生活圏、経済圏を構築することを目指している。ispace-U.S.は米国で設計・製造・打ち上げが行われるAPEX1.0ランダー開発の中心地であると同時に、北米における事業の拠点としての役割を担う。Team Draperの一員として、アメリカ航空宇宙局(NASA)の商業月面輸送サービス(Commercial Lunar Payload Services, CLPS)に採択され、NASAが後援する複数の科学ペイロードを月周回軌道及び月面へ輸送する予定。
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